お買い物の神様改め「酒と音楽と映画の神様」

遅まきながら相棒劇場版２を見に行ってきました。


結論から先に言うと、
「素晴らしい！」
私好みの脚本です。

脚本は相棒のメインライターとも言える
輿水泰弘さんと
私の好きな戸田山雅司さん。

でも前作の戸田山脚本の東京ビッグシティーマラソンは、
なぜだかわからないけど、
退屈で途中で寝てしまった。

テレビでは美味い脚本を書くのに、
劇場版になると、
なぜだかダイジェスト版のように
つまんない脚本を書く人が時々いるんですよね―…残念

それに今回は、二人脚本だったので、
脚本家が二人だと、
いきなりキャラが変わったり、
ご都合主義に走りやすい場合が多いので、
やや危惧していたのですが、
むしろいい具合にそれぞれのライターの良い所が
出ていて素晴らしい脚本でした。

しかもあの人がああなるとは…

脚本家は面白い話を書くには、
自分を追い詰めるしかないのですが、
あの人がああなったら、
かなり後々政治がらみの話を書くには
大変そうです。

でもそれはそれで楽しみです。


ですが、ああいう結末だと、
素直な相棒ファンの人にとっては少し
否定的な気持ちになるかもしれないですね。


でも私は最近の少しぬるま湯的な感が否めなかった相棒よりも
こういう方が好きです、文学的で。
脚本家の心意気を感じます。

後ね、薫ちゃんが去る時は色々思いましたが、
右京さんの相棒には、
今となってはみっちーの方が断然いいですね、スタイリッシュだし