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カテゴリ:演劇・舞台
昨日は劇団新感線の舞台
「シレンとラギ」を見てきました。 ●脚本:中島かずき すべての舞台を見たわけじゃないですが、 この方の脚本は大好きです。 悪の中に人間の本質があり、 ピュアさもある…という解釈でいいのかな? 劇団新感線の脚本は、 結構似ている気がします。 多分追いかけているテーマがそこなのかなと思います。 一見「親子」がテーマのようだけど、 実は「政治」がテーマなんじゃないかと いくつかの舞台を見ていて思いました。 ●キャラクター 脚本と演出が素晴らしいので キャラクターもみんな魅力的です。 今回出てくる犬人間も お得意の小ネタ満載で楽しかったです。 高橋さんのキャラが 「かっこいい」 というのをネットでよく見ました。 私は個人的にはシレンが好き。 あれってすべての息子を持つ母親に 言える究極の形のようにも思えます。 ●役者さん 藤原竜也さんには特に興味はなかったのですが、 今の若手では珍しく 「品」のある役者さんだと思います。 ファンになりました。 永作さんは元々好きな女優さんですが、 今回の役はぴったりですね。 あれが大柄で綺麗な、 例えば小雪さんのような人だったら、 ここまで感情移入は出来なかった気がします。 個人的に 今回残念だと思ったのは 古田新さんのキャラが 最初とは違って、 最後に嫌な奴で終わった所でしょうか… でも上手い役者さんなので、 藤原竜也さんを引き立たせるには 必要悪だったのかも… 高橋克己さんは、 みなさんのおっしゃる通り カッコよかったです。 古き良き時代の男の色気を感じました。 私はアンチ草食、 男も女もDNAに逆らうべきじゃないと思っているので こういう古典的なキャラは好きです。 感想 今回は特に お目当ての役者さんがいたわけではないのですが、 中島かずきさんの脚本の時は 期待通りという意気込みで行きましたら、 やっぱりすごくよかったです 舞台はドラマや映画と違って、 緊張感とどっぷり入り込める時間が 極上の贈り物ですね。 ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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