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テーマ:☆柔道について☆(28)
カテゴリ:柔道
はじめに簡単な解説から。
********************************** 今回の大会は団体戦と個人戦があったのですが、両方に参加することはできず、どちらかを選択しなければなりませんでした。 私は出場しなかったのですが、うちのチームの去年の団体戦は3位、個人戦は弐段の部で誰かが優勝だったそうです。 また柔道はお互いの襟と袖を持ち合う競技ですが、主に2通りの持ち方があります。(私は右組みです) 相四つ・・・右組対右組といった、同じ組み手同士。 けんか四つ・・・右組対左組といった、違う組み手同士。 団体戦の順番 1人目・・・先鋒 2人目・・・次鋒 3人目・・・中堅 4人目・・・副将 5人目・・・大将 という意味です。 まあ誰かが1勝しても、残りの4人が負けてしまえばチームは負けてしまうということです。 他にも色々あるのですが、あとは面倒なので分からない所はスルーしちゃって下さい。 ********************************** では本題。 今回の大会は団体戦に参加しました。 まずは1回戦。 私は大将でした。 初戦なので全体的に良い勝ち方をして、この後を良い流れで繋げたいところです。 ところが、昨日あれほどお願いしたのにもかかわらず!? 私の期待を見事に裏切り、いきなりの劣勢で0対1で私に回ってきました。 これはかなり責任重大です。 相手チームは1本勝ちをしているので、私が1本勝ちをしなければチームは負けてしまいます。。 しかも仮に1本勝ちをしても、内容的にも互角で代表戦にもつれ込むことになります。(ん?2試合連続か??) 極度の眠気であまり緊張もせず、試合が始まりました。 相手は私の大好物な左組みです。(けんか四つ) ちょっと組み手が厳しかったけど、様子を見ながらスキを伺うこと開始1分過ぎ。足払いのフェイントから得意の背負い投げで見事ブン投げてやりました。文句なしの1本勝ちです。 この時点ですべての試合が終わったのですが、先程に言った代表戦です。 私の意志はみんなから当然のごとく却下され、代表戦に出ることになりました。 相手は先鋒の左組みの人だったのですが、試合内容はチェック済みです。 開始早々、相手の肩車(たぶん得意技。代表戦でスタンバイしてるときにイメトレしてたし、バレバレでしたね。。 )を内股で切り替えして、再び1本勝ちしました。 多分10秒くらいだと思いますが、こんなに早く決めたのは久しぶりでした(^^)v こんな感じで、流れはあまり良くなかったけど、1-1の代表戦による勝利でなんとか1回戦を突破することができました。 次に2回戦です。 相手は東京都の有名校、正○学園のOBドリームチーム。 私は今回は中堅です。 1勝1敗のイーブンで回ってきました。 相手は高校時代に団体全国メンバーだったそうです。ですが、眠気ピークを迎えてる私にはどうでも良いことでした。 なんだか相手は引き分け狙い。しかも左組み。(大好物♪) 攻めてこないならこっちから攻めまくるだけです。 途中の寝技で袖車絞めを狙ったけど失敗。 1分半くらいですかね。 相手の背負い投げの戻り際を、大外刈りできれいに投げてあげました。 もちろん1本勝ちです。 う~ん絶好調o(^0^)o しかしこのあとの副将が有効負けしてしまい、勝負は大将戦にもつれ込みました。 2対2ですが、こちらは1本勝ちが2つ。相手は1本勝ちに有効勝ち。 ポイントの差でこちらが勝っています。 てことは、最低引き分ければこちらの勝ちになります。 大将の人は精一杯頑張りました。 前半は攻めていたのですが、後半にスタミナ切れにより相手の圧力に押されて消極的になってしまい、その結果、残り5秒で「指導」という反則を取られてしまいます。 しかし、この団体戦に「指導」はポイントには影響しないので、あと5秒我慢すれば、引き分けになりこちらの勝ちになります。 しかしその人は自分が負けてると勘違いしてしまい、思い切って攻めた所を返されて1本負けしてしまいました。 時計は残り2秒を表示していました。。 みんなの顔はポカーンとしていましたw(*○*)w こんな感じで、結局2-3で負けてしまいました。 大将の人は柔道を始めてまだ2年程で、試合経験もほとんどありません。ルールについて良く理解してなかったようです。 「指導」を取られたことにより、何が何でも取り返さなくてはと思い、残り5秒、必死に向かっていったのだと言っていました。。 それを聞いた瞬間、何とも複雑な気持ちになりました。 あと少し、あと少しだけ我慢すれば勝ったのに、といった気持ちと、大将の人のチームのみんなに対する強い思いの両方が入り混じっていました。(ぶっちゃけルールくらい理解しておいてくれよ~。という気持ちもですが。。) 正直、とても悔しかったです。 (試合があります!とか公表してたし、本当はやる気満々だったので。。) 団体戦は、個人戦と比べて勝ったときの嬉しさも、負けたときの悔しさも、仲間の人数分に比例するような気がします。 でも結局、負けは負けですね。悔やんでも仕方ありません。また来年があります。 今年は2回戦負けだったけど、来年こそ絶対に優勝できるように、チームの仲間全員で練習に励みたいと思います!! あとルールについての勉強も忘れずに行いたいと強く思います(^^)v (個人的には今年に団体戦で優勝して、来年は個人戦に出ようかなと思っていましたが、団体戦で優勝するまで取り消しです。。。) おしまい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月29日 23時48分49秒
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