カテゴリ:natural life
今日は主人の叔父の一周忌でした。
叔父は東京では唯一の親戚で、叔父夫婦には結婚前から私達によくして下さって、 結婚後も時々家にお邪魔しては、楽しい時間を過ごさせてもらいました。 私にとっては付き合いはほんの数年で短かったのだけど、人間としても尊敬できる方で、 主人も私も本当に大好きでした。 それが昨年の1月18日に、本当に突然この世からいなくなってしまったのです。 病気だったわけでもありません。 人の死は、時に予期せず突然やってくる。 叔父は今後の人生計画を細かく立てていて、叔母と第二の人生を自分の建てたログハウスで過ごすつもりでした。 その為に、一昨年は定年退職ののちにカナダにログハウスの勉強に出かけました。 そして、戻ってすぐに一人娘が結婚。 さて、これから夫婦二人で過ごして行こうという時に、突然命を奪われたのです。 叔父の大好きな山の中で・・・ 突然一人になってしまった叔母さんの気持ちを思うと、いたたまれません。 私たち夫婦は家も近いので、叔母を元気づけようと思い時々家に遊びにでかけてます。 叔母は笑顔で思い出話をしているかと思うと、いつも途中で涙を流します。 無理もありませんよね。叔母さんは、心から叔父さんを愛していたのですから。 今日も最後に、叔母は涙ながらに挨拶をしていました。 その中で叔母が、体調を崩してしまって病院に通っている話が出ました。 その病院の先生に、「先生、いつになったら涙を流さない日が来るのでしょうか?」と語った言葉で胸が苦しかったです。 私たちが時々は顔を出すとはいえ、それ以上に娘夫婦も毎週のように顔を出しているとはいえ、 一人の時間というのは、私が考えている以上に長いのです。 今日までの毎日、叔母が涙を流していた事を考えると辛いです。 人生経験が浅い私には、その悲しみは本当に計り知れなくて、 そして私には叔母を慰めるすべもみつかりません。 でも、これからも主人と顔を出して、少しでも叔母に笑顔を分けてあげれたいです。 それが、叔父さんが喜んでくれる事だと思うから。 今日の日記のタイトルは、エリック・クラプトンの曲のタイトルからいただきました。 “Tears In Heaven”は、高層アパートからの転落事故で息子を亡くした彼が、天国の息子に捧げたと言われています。 家に帰って来てから叔母の事を考えていたら、頭の中でこの曲が思い出されてしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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