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2006年10月11日
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欲望により人は苦しみを味わう。

ならば欲望は捨てるべきなのだろうか?

いや、本当に欲望は捨てていいものだろうか?

今日は昨日からのテーマの続きです。

昨日はマズローの欲望五段階説を紹介したんですが、

私としては納得いく答えではないとこまで話が進みました。



それからしばらく時が過ぎ、4年前の2002年に、

この時もどんなに頑張っても仕事がうまくいかなくて、

土日は放心状態になってぐったりしていたことが多かった時です。

何か救いの道はないものかとアマゾンでいい本を探しているときに、

偶然、衝撃的な本と出合うのです。

それは中村天風の本です。

「成功の実現」、「心に成功の炎を」「盛大な人生」、

「いつまでの若々しく生きる」、「真人生の探求」
は必読ですよ!


この順番に読んでいくことをお勧めします。

成功の実現.jpg

心に成功の炎を.jpg

盛大な人生.jpg

いつまでも若々しく生きる.jpg

真人生の探求.jpg

これは私にとっては人生を変えるほど衝撃的な本でした。

これらの本は護国寺横の天風会館に行けば買えますが値段が一万円以上します。

私は数ヶ月かけて、オークションで数千円で全部購入しました。

親しくなった人には必ず勧める本です。

天風2.jpg
(中村天風の写真)

では中村天風の本で何を言っているかというと、「盛大な人生」の

第一章に欲望の話が出てくるのですが、簡単に言うとこういうことです。


 欲望を持つのはいい。

 欲望を否定してはいけない。

 欲望に打ち勝つためには、

 より高次の欲望を持つことだ。

 陳腐な欲望を燃焼させてしまうほどの

 高次の欲望を持てばいいのだ。


ここで衝撃的なのは、欲望は捨てるものじゃない ということです。

欲望を否定してないわけですね。

私は欲望を否定する考え方が蔓延する社会に疑問を感じてたので、

ここで一つ救われた気がしたのでした。

しかしまだこれではまだよく分かりませんよね。

高次の欲望が何か分からないのです。


「盛大な人生」15ページから抜粋するとこう書いてるんです。


 「欲望にはね、苦しい欲望と、楽しい欲望と、二つあるんだよ。

 叶わない欲望を心に描くと苦しいんだ。

 しかし、これは欲望の格好をしている、

 違ったものだと私は言いたいんだ。

 本当の欲望というのは欲しがりゃ欲しがるほど楽しいものなんだ。

 
 そこで、人間の心に燃える欲望というものを、

 分析的に分けて考えてみよう。

 四つあるんです。

 第一が本能の満足

 第二が感覚の満足

 第三が感情の満足

 第四が理性の満足


 この四つが普通の人間に絶えず燃えてる欲望なんであります。

 気のつかなきゃならない事柄は、この四つの欲望には、

 際限がないということ。

 これでよいという際限がないために、それがどうしても、

 苦しい欲望と変化しちまうんだ。


 楽しめる欲望で、どんなにしても不満足を感じないで、

 いつも何とも言えないエクスタシーを感じて、

 取っ組んでいける欲望というのは、

 霊性の満足を目標とする欲望だってことだ。

 霊性の満足とは、自己の言葉や行いで、よろしいか、

 他人を喜ばせることを目的とする。

 霊性の満足ぐらい、

 生命における消耗と疲労の率が少ないものはないんだよ。

 
 ただ誤解しちゃいけないよ。

 本能や感覚や感情や理性の生活を

 断然しちゃならないと言っているんじゃないんだよ。

 ただ、それに執着しちゃいけない。

 執着しちゃいけないとよという執着から離れようと思ったら、

 それを離れようと思わないで、

 霊性本位の生活の方へと自分の心をふりむけていくと、

 しぜーんと離れちゃう。

 
 だから、キリスト教にもあるね、

 恵まれたときよりも、恵んだときのほうが喜びが大きいと。

 とにかく人の世のため、いやでも誠と愛というものがでてくる

 思いやりの状態のまんまで生きてごらん。

 もっとはっきり言っちまうと、

 あなた方の本当の心の姿で生きてりゃいいだけなんだよ。」




この文章を最初に読んだときには、ものすごい感動でした。

なるほど、

欲望には苦しみを呼ぶ欲望と楽しみを呼ぶ欲望の二つがあるんだ!

これは大きな気づきでした。

楽しみを生む、霊性の欲望を燃やしていけばいいわけだ!

他人を喜ばせる欲望を持ったらいいんだ。


ところがです。ここからがどうしても分からなくなってしまったんです。


確かに人を喜ばせる欲望を燃やすといいのは分かるが、

どうしても私には、霊性の欲望に集中するのは理性の力が必要なんです。

なんだか、自分を無理して納得させないとそうならないんです。

最後には、理性を使うのに疲れてしまって、

結局苦しみの欲望に支配されていったのでした。


霊性本位の生活をしたら、本当に苦しみの欲望から抜けられるのか?

第一、霊性本位の生活をするのがとても難しかったのです。

何で霊性本位の生活が本当の心の姿なんだ??

これが本当の人間の姿って言うのかい??

私には実感としてどうしても理解できない。

どうしても、霊性の欲望って結局苦しい欲望の四つ目の、

理性の満足と区別がつかない。

霊性の欲望っていったい何なんだ!?幽霊じゃあるまいし。


私の力では、理解するのもここまでだったんです。

そして、結局ここでもまた満足する結論が得られなかったんです。

そうして、私の心は欲望と戦いながら、

苦しみから逃れられない日々を送るのです。



あれから四十年!!

 今突然襲われるのは、息切れ、めまい、動悸、失禁!

 時の流れがみんな悪いんです。時間はいたずらです。

 昔は喋り足らずに、夜中まですーっと喋ったものです。

 あれから四十年!! いま口を開けるのは、薬を飲むときだけです。

 あとはあくびするとき。

 ご主人だってそうです。若い頃は、毎晩のように奥さんの身体を触りましたよね。

 あれから四十年!!いま、毎晩触るのは手すりくらいです。


あ、いつの間にか綾小路きみまろになっちゃってた~

私綾小路きみまろが大好きなんですね。

話を戻します。


あれから四年!!

遂に二日前の2006年10月9日、

欲望とどうつきあっていけばいいかについて、

自分で納得できる結論が得られたのです!

それは何か??

その答えは、明日書こうかな~

じらしてしまうのでした。明日をお楽しみに~。





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Last updated  2006年10月12日 11時47分44秒
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