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2008年03月02日
テーマ：恋愛について(2624)
カテゴリ：恋愛、人間関係
鳥のオスも人間のオス(男性)と同じくらい大変なんだ～
人間に生まれるんではなく、鳥に生まれてたら、 もっと簡単に家族ができるだろうに。 なんて考えることがあった私としては、 とても衝撃的な事実だった。 それは久しぶりの休養を取り、 遅めの昼御飯を食べていたときだ。 寂しさまぎれに、惰性で付けていたテレビだったのに、 ご飯そっちのけでテレビにのめり込むことになる。 ジュウシマツという小鳥の話である。 漢字で書くと、十姉妹と書くらしい。 しかしこれは叶姉妹とは何の関係のない話である。 もちろんDHCとも縁もゆかりもないことは言うまでもない。 言うまでもないなら言うな！ と２ちゃんネラーに書かれそうだが、幸いここは私的なブログである(^_^)。 しかしながら、世の中には風変わりな研究を 大真面目で行っている人もいるものだ。 鳥のさえずりと、ナンパの成功率との関係を研究しているという。 そんな研究が給料をもらってできるのなら、 私だってやりたい！ そこで出てきたのがジュウシマツだ。 ちなみに、ジュウシマツとは野生の鳥ではない。 約２５０年前にどこかの大名が中国にいる コシジロキンパラを品種改良して作られた鳥らしい。 ずっと人間に飼われてきたため、 鳴き方がもともとの鳥と比べて変わってきたのだそうだ。 普通、鳥は単調な鳴き方をする。 ウグイスならホーホケキョ以外に鳴いたのを 聞いたことがないことからして、 たぶん本当なのだろう。 しかしである。長きに渡って人間に飼われてきたせいか、 ジュウシマツはいろんな種類の鳴き方ができる個体がいる！ ここからが本題のクライマックスである。 その先生は面白い実験をした。 単調に鳴くオスと、いろんな種類で鳴くオスを、 メスのゲージにそれぞれ入れて、メスの態度を観察したのだ！ まず単調に鳴くオス（仮に太郎君という)をメスのゲージに入れてみた。 メスに近寄ると太郎君は必死にメスに鳴くことで自分をアピールする。 しかしメスはびくとも動かないどころか、まばたきすらしない。 マグロ状態である。。。 そしてその様子は、時間が経過しても変わらなかった。 かくして、太郎君の苦労は報われることはなかった。 では、多彩な鳴き方を習得しているオス （次郎君とする)はどうだろう。 メスに近づき、鳴きながら自分をアピールするまでは同じだ。 しかしこの次郎君、4種類の鳴き声を駆使しながらメスに迫る。 メスはソワソワして落ち着かない様子だ。 興奮しているのだろうか？、 そして次の瞬間、次郎君はメスの背中に乗っかり、 交尾のポーズをしたのだ！ メスはその時何の抵抗も示してない。 つまり、人間には気付かないが、 メスはオッケーサインを出していたはずだ！ その時間たるや、約10秒余り！ 恐るべき現場を目のあたりにしてしまった。 人間なら、どんなに長けたナンパ師でもこの時間に 女性からオッケーサインをもらうことはできないはずだ。 つまり結論は簡単だ。 多彩な鳴き声をするオスは、メスにモテるのだ。 しゃべりのうまい男がモテるのと同じだ。 残念なことに、鳥に生まれても、異性をものにするのは 楽なことではなかったのだ。 必死に技を磨き、多彩な鳴き方（ワザ）を会得したオスにしか、 女神は味方しないのである。 がっくり。。。 しかしここまでなら何ら教訓とはならない。 次郎君は、いかにして多彩な鳴き声を会得したか？？ この考察が重要だ。 その研究者はこう説明した。 確かに持って生まれたものもあるに違いない。 しかしさらに重要なのは、 親が多彩な鳴き声を習得していれば、 子どもはそれに習って習得するそうだ。 つまり、スケベな親からはスケベな子が生まれるということか？？ さらに、親だけでなく、周りにそういう鳥がいれば、 その鳥からも多彩な鳴き声を会得できる。 結論としては、周りの環境が大切ということだ！ 恐らく言えることは、多くの人間と交わり、 多くのことを学ぶことが大切なのだろう。 一人で生きていくより、社会性をもって生きていく方が有利だ。 だから、あまり人と交わらないオタクは不利だし、 社交的な人は有利だろう。 なんだかありきたりの結論になってしまった。 つまり、逃げ場はないのだ。 人と交わることにより、異性とまぐわうことができるのだ！ ちなみに、たとえ10秒余りでメスと交尾を挑んだ次郎君は、 節操もなく手が早いと思いがちだが、 それは違うのだという。 ちゃんと、まずさえずりによりメスをその気にさせ、 オッケーサインを確認してから交尾に挑んでいるんだという。 鳥の世界でも、倫理観があるのだ！ あなどるなかれ、叶姉妹！ いや、十姉妹！ いつもクリックありがとうございます。 ------------------------------------------------------- お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2008年03月04日 00時49分51秒
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