「2点リードは危険」のセオリーは本当です
10/22(日)は2日連続のJリーグ観戦。3位東京ヴェルディとの直接対決に参戦するべく、アウェー味の素スタジアムへ。2023 明治安田生命J2リーグ 第38節東京ヴェルディ 3-2 ジェフユナイテッド千葉今日の観客は13,144人。うち5,000人ぐらいはジェフのサポーターだっただろうか。結果としては前半の2点リードを守り切れず、ラスト10分余りで3点を叩き込まれる逆転負け。サッカーで2点リードは危険と言うけれど、79分に1点を失ってからは一気にガタガタと崩れてしまい、残念ながらセオリー通りの結果になってしまった。今日の試合は前半にFW77ドゥドゥの2ゴールで2点リードしたけれど、ジェフとしてはミスが多くてボールを前に運べず、自陣でのプレー時間が多い展開。DFラインや中盤での繋ぎにあれだけパスミスが出ると、苦しい時間が長くなるし、前線にボールが収まらず全体が後ろに下げられてしまう。今日はDF67日高とMF16田中のストロングポイントが2枚不在だった事でも、代わりの選手がクオリティを欠き、前線へのボールの供給が滞る結果になってしまった。後半に入ってPKを獲得し3点目を奪うチャンスを得たが、FW77ドゥドゥがPKを失敗したのがケチのつけ始め。良くない流れは交代選手を投入しても変えられず、逆に交代で選手が入る度にチームのパワーは低下。泥臭く球際で粘り強く戦って勝ちを重ねて来たプレーを、今日代わり先発した選手や交代で出場した選手が体現出来ず、ズルズルと3失点を喫して勝利を逃してしまったのだった。痛すぎる敗戦で5位はキープしているものの、2~4位との差は開いてしまい、残り3試合となったリーグ戦は、現在の5位を維持してプレーオフ出場権を確保する事が、現実的な目標になって来た。今日の敗戦での学びを残りのリーグ戦とその先のプレーオフに生かす事が出来るのか。チームの真価が問われる1カ月になりそうだ。