私のダックスとの思い出
私がワンちゃんを好きになったのは。。。かれこれ20年以上前かな。親戚の家にダックスのスムースが4匹、その他1匹の計5匹のワンちゃん達が飼われていました。それぞれにイタズラしたり、可愛いかったりで。。。だから、親戚のお家に遊びに行くのが大好きでした。その頃からワンちゃんをずっと自分のお家で飼いたいと思っていましたが両親の反対でずっと飼えずにいました。***時が経っても、ダックスを飼いたい気持ちやワンちゃんを好きな気持ちが変らないまま大きくなり、初めて男性と付き合出だして数年後の事、『ダックス、予約してきちゃったヾ(≧∇≦)ノ"!!』と彼に言われました。『へっ?(°□°;)誰がお金出すの?』と私。。。その彼は働かず、何人も女が居るような人で、結局私がそのワンちゃんのお金を出す事になったんですが、ま~、一つの夢が叶った感じで、手元に抱けるまでとてもワクワクドキドキでした。そして、ワンちゃんの引渡しの日、急いで仕事を切り上げてワンちゃんを迎えに行きました。とっても小さくて、ホント、自分の子供の様に思えてその日一日はずっと抱いていました。その子の名前は『ターボ君』と彼氏が名づけました。それからは、彼氏に会いに行くんじゃなく、ターボに会いに行くような感覚でした。ヤンチャ坊主で人懐っこかったりして、、、甘噛みを覚えてくれるまで4,5ヶ月掛かり、その間、噛まれて流血もありましたが、少しずつおトイレも覚え、イタズラも覚え。。。ちゃんと「ご飯頂戴」や「お水替えて」とかコチラが分かるくらいの意思表示をするようになり、短期間でホント、色々な成長を見せてくれて私なりにターボと一緒に居る時間は充実していました(o^-^o)しかし、彼氏の勝手でカラーやリードを付けないで育てる事なってしまいました。私はそれが本当に嫌で「付けていればそのうち慣れてくれるよ!」と言っても「嫌だ!!」と突っぱねられる始末。。。「あんただけの子じゃないんだから・・・」と心でボソボソ愚痴っていました。***年月は流れて、私が彼氏の女関係で泣く事が増えた時、ターボは彼氏には近づかず、私の横にずっと居てくれました。「多分、この子は私以外の女の人が泣いてるのも見てるんだな…」と思い、何もしてあげれない自分が悔しくて、胸が痛くなりました。でもホント、ターボには沢山癒してもらいました。そんな事がチョクチョク続いていた私の誕生日の明け方、彼氏から1本の電話が入りました。でも、私はその電話に寝ていたので出れなくて、彼氏から電話が掛かってくるのを待っていました。そして数時間後、、、電話の向こうから信じられない言葉が。。。「今日の朝、ターボが死んじゃったんだ。。。」と。訳が分からず「は?なに?悪い冗談はやめて!!!」とどうしていいのか分からずタダタダ彼氏を怒鳴り続けました。あんなに元気に走り、飛び回って私を癒してくれたターボが居なくなるなんてあまりのショックに何も出来ませんでした。数日後、彼氏と会って話をしました。ターボはタクシーに引かれて亡くなったそうです。私が彼氏の家の家賃を払っていたんですが、「このままじゃ、自分がおかしくなりそうだ」と思いターボには申し訳なかったけど、彼氏に内緒で滞納を続け、マンションを出させた後、他の女や友達の家を転々としていたさなか、リードを付けないまま散歩に行こうとした時、道に飛び出したらしく、そのまま近づいてきていたタクシーに引かれたそうです。「あれだけ言ったじゃん・・・・」「もっと一緒に居れたのに・・・・」考えれば考えるほど、どうしてゴリ押ししてリードを付けさせる生活をさせなかったのかと後悔が・・・彼氏は「俺を攻めろ」とかなんとか言ってましたけど、「あんたを攻めて、ターボが帰ってくるの?」と一言言ってやる位しか出来ませんでした。すべて飼い主の責任。私がリードを付けさせる意見を通せなかった事。。。彼氏に殴られようが何しようが付けさせるべきだったんですよね。私はリードを付けないで散歩に行く事が怖くて出来なかったので散歩は彼が担当していたんですが。。。もう、後の祭りです。。もうあれからどれくらい経つんだろう。。。ターボと過ごした日々は本当に忘れられない思い出として胸の中に残っています。もし、この先、私がワンちゃんと共に生活を送る事があれば絶対に最後まで一緒に生活を共に出来るようにするからねとターボに日々誓っています。いつになるか分かりませんが、私がダックスを飼った時、しっかりした飼い主になって、皆さんに紹介出来ればいいな~と思っています。ホント、ワンちゃんと共に生活を送っていらっしゃる皆さん、癒し、癒され、素敵な思い出沢山作って下さいね!