テーマ:今日の出来事(291739)
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昨日の日記でほんの少しだけ触れましたが、本日は映画を見てきました。
自分がエキストラとして撮影に参加した映画です。 見る前は不安でいっぱいでした。 小心者なので、期待を裏切られると、とても落ち込むのです。 ナニワなくともあれは、2003年の8月のことでした。 場所は羽田。 羽田とは行っても、空港の中ではなく、空港の外側にある下町です。 その下町にある小さな倉庫で、私が出演したシーンの撮影は行われました。 撮影は朝7時の集合に始まり、終わったのは夜中の0時半過ぎ。 待ち時間がとても長く、一つのシーンを何度も取り直しては、数時間待つ。 その繰り返しでした。 私の役どころは、主人公が住んでいる町にあるそば屋の店員。 ところが、この主人公、映画の中ではなぜかうどん屋にしか行かない。 そのため、主人公と二人っきりなるようなシーンはありませんでした。(笑) 「この映画は2003年の11月に公開予定だ」と、撮影の時には聞いていたのですが、なかなか公開の話が出てこなく、そのうち映画の名前まで変わってしまいました。 今年の夏にちらほらと東京と大阪で上映が開始され、本日から札幌でも見ることができるようになりました。 いつまで見ることができるかは、わかりませんけどね。 さて、今日の夕方、どきどきしながら見に行きました。 サングラスをして、スカーフをまちこ巻きにして、黒のロングコートを着て、、、、なんて怪しい格好をするわけもなく、普通の格好で。 鞄の中にはサイン色紙とサインペンを忍ばせて。(なんてこともなくて) 会場に入ると、よく言うと、見通しがいい。 素直に言うと、客が全然いません。 かろうじている数名の客も、私たちを除けば、50歳以上の男性ばかり。 主人公の俳優目当てで来る女性がいることを期待していたのですが、見事に期待を外されました。 正直なところ、自分が出ている可能性があること以外はこの映画に興味がなかったのですが、映画が始まったら素直に楽しめました。 この映画の監督は、現場で姿を見かけていたのですが、その人がこの映画を使ったと考えると、不思議な気持ちに。 恋心なんかではありません。(笑) 一瞬とは言え、同じ空気を共有していた人が作った作品だと考えると、前向きに受け止める気持ちが出てきました。 この映画は100分弱の映画なのですが、30分経過しても、僕、出ない。 60分を経過しても、僕、出ない。 80分くらい経過した時にやっと、撮影の時に見た景色が現れました。 そして、、、、、やりました。 三度ほどスクリーンに映りました。 一度は、スクリーンの1/3くらいの大きさです。 思わずスクリーンを指差し、 「出た!」 と叫んでしまいました。 あんなに正体を隠そうとしていたのに。(嘘) 自分が見ていなかった、二年前の自分が映っている。 学芸会のお遊戯のビデオを後から見るのとは、全く違う気分でした。 自分が出演したシーンを含めてこんな作品ができあがっていることに、達成感を感じました。 映画を見るまでは、「本当に公開されるのか」、「自分の出たシーンはみんなカットされているんじゃないか」と不安だらけでしたが、その気持ちは全て吹き飛んでしまいました。 撮影当日は来たことを後悔したタイミングも多々ありましたが、この映画を見た今では、全てが美しい思い出です。(笑) 最後になりましたが、これだけ引っ張っても、映画の名前は内緒です。 今日 気になったものママキラー ナイフを振りかざした女性の人形です。 面白いのはパッケージです。 ナイフを持った手だけが箱から出ているデザイン。 おもちゃコーナーで売っているのですが、どんな需要があるのやら...。 お奨めの使い方は、自分が怒っていることを伝えるために贈ることだそうです。 基本的に「いやげもの」なんですね。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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