自分の玉手箱

全116件 (116件中 51-100件目)

< 1 2 3 >

• 雨の日は

  何が大変って子供を保育園に送り迎えすること息子はレインコートのフードをかぶるのも嫌がるし水溜りを見つけてはばしゃばしゃと入っていき私のパンツのすそは汚すわ堪忍袋の緒を切らすわただでさえ気が滅入るのにどっと疲れるまあ、子供もお散歩に行けず退屈なんだろうから多少は大目に見てあげないといけないのはわかってるけどこんな季節に彼はもう一度週末スキーに行くらしい今日は職場のほかのスタッフと昼休みに話していたらシーズン中は毎週末夜行バスでスキーに行くという人がいたよし、私も来シーズンは子供を主人に預けて滑りに行こうっと!（って、これから夏なんだけどなあ…）

  2004/05/20

  コメント(0)

• 炎は細くとも絶えることなく

  彼の意図をはっきりと理解したせいか近頃あせりもいらいらもなくむしろ彼の気持ちに頼らない自分なりの精神の安定を保つ方法が身についてきたみたいで冷静に身辺のいろいろな事柄を眺めていられる彼に対する想いは決して冷めたわけではないそれはまるで鎮火した炭のように炎を表に見せはしなくても力強い熱を底に蓄えているもう一度私がうわーっと攻めて行けばそれなりに受け止めてはくれるのだろうけれどそんなことを繰り返してみたところで私たちは今いる場所から動けない今、自分が置かれたこの場所で手足をばたばたさせてエネルギーを消耗する代わりにじっと身を構えてチャンスが訪れたときに逃さないようにコンディションを整えたりパワーアップするためにできることはたくさんあるそんな風に今やってもどうにもならないことをとりあえず置いといて今だからこそできることをおろそかにしないで何かが動いたときに自分がスムーズに対応できるよう準備をしておこう、と漠然と考えている今日この頃（抽象的でよくわからなかったらゴメンナサイ～）

  2004/05/18

  コメント(1)

• 心境的には変化なし（経済的自立について考えつつ）

  このところは精神的に落ち着いた毎日を過ごしている。彼のほうも、仕事に家事に精を出しつつ一人暮らしに馴染んできているようだ。家に帰ってきたとき、ストレスがないことがなによりほっとするそうだ。（今までのストレスの原因の数々の一部を聞いただけでも辟易とする。）奥さんが家にいた頃は一人で外食することも多く、不健康な食生活が続いていて心配だったが、今は自炊もしているようだし、食事メニューにも気を配っているようなので、私としても安心。実は結構まめな人だったんだ、というか、まめになり得る人だったんだ、とちょっと驚かされたけど。娘と一緒の時間を過ごした後、娘を妻のところへ帰すときは本人も娘も辛いようだが、こうした暮らしにもそのうち慣れるときがやってくるのだろう。私のほうは先日些細なことが原因で主人とかなりもめてしまった。些細なことが大きないさかいになるのは、やはり私の側になんとか事を穏やかに丸くおさめて主人と仲良くやっていこう、という気持ちがかけているせいだと思う。むしろ、些細な問題というのは根底にある大きな溝がたまに表面化してきたときに起こるのであって、根底にある大きな溝が埋まらない限り些細な問題は単に些細で終わらず、じわじわと大きな塊を形成しているように思う。こんなことがずっと続くならば、やはりどこかの時点でけじめをつけたいとも思うのだが、そこで一番問題に感じるのは私自身が経済的に自立できていないということ。今までは一応専業主婦として生活してきたので、私は主人のキャリアを助ける役割を（一応）果たしてきたわけで、その間自分のキャリアのことは考えていなかった。この年になって、長年のブランクがあった後、キャリアを再開するとか新しいキャリアを目指すというのは容易ではない。とりあえずそれなりの仕事に就くことはできたとしても、キャリアアップをして収入を増やしていくというのはとても難しいことだし、これから年齢がどんどん上がっていくことを思うと安定した雇用を求めることも困難をきわめるだろう。なので、やはりどこかの時点で、自営で何かをやっていけるようにするしかないと思っている。それも決して楽な道ではないと思うが、楽して生きる方法なんてないんだ、ということが今さらわかってきた。要するに、経済的な理由だけで夫に依存せざるをえず、自分が不本意と思うような人生を送るしかない、という状況を避けるために、すこしずつ準備を始めなければと思っている。結果的には夫と生涯添い遂げるとしても、それが唯一私に残された選択肢だから、というふうにはしたくない。私が選んだ結果そうなるのなら、それに越したことはないのだろうけれど。

  2004/05/16

  コメント(2)

• 鎮火中?

  その後彼から連絡はないけれど私の心はとても落ち着いておりあせる気持ちでメールを送るために以前のように不要に携帯に手がいくこともない下手に動くと火の粉は散って炎は衰えることをやめてしまうそういえば近頃会いたいことばかりを考えていたけれど以前、織姫と彦星みたいに1年に1度ぐらいしか会えなかったことを思えばペースダウンするのも悪くないかも今度会えるときまで面白い話をたくさんためておくからね

  2004/05/10

  コメント(1)

• 久々に泣いてしまった

  昼間、主人と子供が遊んでいる横でパソコンを立ち上げ、メールをチェックすると、昨夜彼から届いたメールが2通あった。私が昨夜メールを1通送っておいたので、それに対する何らかの返答だろう。私が送ったメールの内容とは、私の彼に対する気持ちと、二人の関係を見直そうとしている彼に対する意見（私の考えはこうだけど、あなたの考えを尊重します、といった内容）と、これから二人の関係がどうなろうと、私が望むこと（これからもずっと彼のよき理解者でありたいこと、よい友達でいて欲しいことなど）をまとめたものだった。彼からの最初のメールを読む。　心がさまざまな感情に圧されて落ち着かなくなる。そして2通目を読む。　涙があふれてくる。最初のメールに書かれていたことは、彼はいまだに私たちの今の関係についてうしろめたさを感じているといったこと。「君の子と自分の子の顔を重ね合わせると、自分のふるまいが広く子どもに対して虐待的に感じられてどうしても気遅れしてしまうのです。・・・なにしろ、はなはだ難しいのは会うと原始的な心に火がついて、火を無視して引き裂くようにその日を別れれば、かえって火が強くなるとわかっていること。かと言って燃える火に身をゆだねれば心に痛みが戻って来る事もわかってるし。幸せな会い方が見当たらないのが悩ましい事の一つでしょう。」私はここのところ、彼が何を恐れているのか、何をそんなに気にしているのか、私についてどの程度の気持ちがあるのか、いろんなことがわからずに不安で、でも、今はそっとしておいてあげたほうがいいような気がして自分の考えを一度伝える以外には何もしていなかったが、今日のメールを読んで、彼の私に対する深い想いを改めて知り、安堵の気持ちと嬉しさと悔しさとやるせなさが入り混じった気持ちになり、自分の中で張り詰めていた糸がぷつりと切れたように涙を吐き出してしまった。さらに、2通目のメールは「言い忘れた。君がいてくれること。メールに送ってくれたように思ってくれることは僕にとって大きな助けです。前言ったのと同じように。本当にありがとう。」というものだった。私は自分が送ったメールの中で、自分の思うところを一通り述べた後で、でももし私の想いが重荷になるようであればはっきり伝えて欲しい、と言っておいたので、おそらくそれに対する返答なのだろう。　確かに以前にも、私がここにいることが彼にとって救いだと言われたことはあったが、彼の気持ちが変わっていく局面でそれがどういう方向に変わっているのかわからない状況にあったため、確信が持てなかった。でも、今、失いかけていた自信と希望がよみがえってきた。彼は、「もう少しの間、火を静かなものにしておきませんか」と言っているので、私はこれ以上何も言わずに、じっと何かが動くのを待つことにした。私のほうが、ただ彼に会えればいい、っていうところがあって、彼のほうが私と一緒にいる間の心の葛藤が激しいみたいだから。　私だって、彼と堕ちるところまで堕ちてみたい願望もある反面、そういった感情を抑えることにさほど努力を要さない。私にとっては、日常的に離れていても、そばにいるかのように相手を身近に感じ、ときには会って同じ空気や同じ味や同じ景色や同じ感覚を味わうことで願望の大部分が満たされるが、男である彼には必ずしもそうではないらしい。まあとにかく、明日からはちょっとすっきりした気分で（でも、問題の本質は解決したわけではないので少し気にしつつ）過ごすことができそうで、よかった。

  2004/05/05

  コメント(5)

• 鳥のように

  いつまでも　絶えることなく友達でいよう明日の日を夢見て希望の道を空を飛ぶ　鳥のように自由に生きる今日の日はさようならまたあう日まで信じあう　喜びを大切にしよう今日の日はさようならまたあう日までまたあう日まで 卒業式の日に歌ったその歌を思い出した。子供の頃には知らなかった想いを胸に同じ歌詞をたどると大人になったことの喜びと苦しさが頭の中で渦を巻く。空を飛ぶ　鳥のように　自由に生きるそんなことを夢見ていた私たちいつの間にか　鳥かごの中で暮らしていた。でも　私は希望を捨てない。いつか、鳥かごを離れて　大空を飛びたい。いつの日にか。

  2004/05/02

  コメント(4)

• 親として

  決して自分の心の現実から逃げるつもりはないのですが彼に自分の気持ちを押し付けることは控えなければと思っています彼は、私とのことを奥さんに悟られたこと自体についてはひるんでいないようですがおそらく奥さんに弱みを握られたことによって子供から引き離されることを極度に恐れているように思われます彼自身は別居も済ませたことだし、奥さんのほうからも互いの恋愛は自由だ、と別居以前から言われていたそうですがそれでも恋愛の相手が既婚者であり　友人を装った（実際友人なんだけど)存在であると旦那をただでさえしょうもない人間扱いしている奥さんに対してより警戒心を募らせざるを得ないのではないかと思うのです子供の前で、自信を持って立派な父親である自分というものが示せなくなることを危惧しているように思えるのですそんな彼の後ろめたい感情を自分の中に探してみると私のほうこそ、子供に対してとりあえず何の影響もないのをいいことに不純な思いに身を馳せている私が自分の気持ちは本心で、真実だ、といくら訴えてみたところでそれが不倫であるという事実は変えられない親が不倫をしていてそれを何も知らずにその親が世界で一番大きく絶対的な存在で唯一の支えとして全面的な信頼を寄せる小さなこども私の気持ちはもはやこれから先変わることはないだろうけれど今は、もうしばらくの間は、自分の思いを満たそうとする行動は慎んだほうがいいのだろうか自分の子供のためにも彼のためにも

  2004/05/01

  コメント(2)

• 女である前に堂々とした母であるべき？

  私はこの人生でもう二度と恋をすることはないのだろうか女としての人生に終止符を打つにはあまりに早い気はするけれどこれまでに散々自分の好き放題してきて遅ればせながらやっと親になった今そしてこれから子供はますます賢くそして多感になっていくそんな子供に対する責任を全うするためには親として恥ずべき自分の感情はしばらく眠らせておくべきなのだろうか私は身を引くべきなのね自分の責任も全うできない人間が無責任に人を愛することで結果的に愛する人を苦しめているのだとしたら私は笑顔で『専業ママ』になったほうがいいのかなだめだ、まだ身動きが取れないもう少し、考えさせて。

  2004/04/28

  コメント(3)

• 泣きたいよう

  今日はちょっぴりブルーな気分。どうしてかは言いたくないから言わないけど泣きたい気分なのに涙が出ない。たぶん、自分がどうしてよいのかわからなくっておろおろしているからではないからだろうな。むしろ、なすべきことがわかっているのに、そこから逃げたいから辛いと思うだけなんだ。こんなときにめそめそ泣いて自分を悲劇のヒロインに仕立て上げられたらなあ。でも来るべき悲劇が本当は悲劇じゃないことをわかっているから泣けないんだ。仮称『悲劇』のときは本当にやってくるのだろうか…

  2004/04/27

  コメント(0)

• ピカソの絵

  今日ふと考えたこと。あれ以来彼へのメールはとりあえず慎んでいるのでどんな気持ちでどんな風に今過ごしているのかを聞くこともできない。いろいろ用事をこなしている週末にもふとした瞬間にはいつも彼のことが気になる。おとといの晩には夢を見た。誰だかわからないけれど彼と私と二人の共通の友人が一緒にいて共通の友人の前で私たちはなんとなくいちゃいちゃというか、仲がよいことを堂々と態度で示していた。そんな風にできたらいいな、と、目が覚めてからもしばらく思い続けた。一方、週末になるとずっと一緒にいる夫。まじまじと眺めてみても、何の感情もわかない。特別嫌いとは言わないけれど、好きではない。こんなにいい人なのに、立派な人じゃない、と誰から言われようとも、『普通』である以上に好きになれない。好きになりなさい、といわれても、無理。それは、たとえばピカソは類まれなる優れた画家で（彫刻や造形もやったけど）、その作品たるや素晴らしいものでどれもものすごい値打ちのあるものだから、もちろん好きよね、と言われてもどうしても好きになれない人がいるのと同じ感じ。私はたまたまピカソが好きだからこの例の当事者にはなれないけれど、いい物なんだとわかっていても好きになれないものってあるでしょ。　はっきり理由が説明できる場合もあれば、うまくいえないけどとにかく好きではない、ってことも。私の主人に対する気持ちは後者。　その気になれば具体的に好きになれない理由をあげることもできるが、それは今問題にしないとして、一番の理由は自分の感情に何も響くものがないということ。　情以上の愛情がわかないということ。　愛着はあっても、愛じゃない。どうしたらいいんだろう、これから先、ずっと長い人生。せっかく手に入れたんだから好きでもないピカソを壁にかけたまま暮らしていくんだろうか。

  2004/04/25

  コメント(1)

• たられば

  私は人生のことについて「たられば」を語るのはあまり好きではない。いくらあとになって『あの時こうしておけば。。。』と思ってみたところで、そのときそうならなかったことというのはその事実は絶対に変えられないから。その代わり、何かをしてしまったりしなかったりして後悔したときには、そのことを次に訪れる機会の教訓にするよう心がけている。私がかつて彼の気持ちになど気づきもせず、意識すらせず、一方自分の目先の利益のためにさっさと結婚したこと、私が地元を離れている間に彼が子供を作り、結婚してしまったこと。どちらの行動も後々望ましい結果には至らなかったが、かといっていずれの場合にも『あの時ああしていれば…』というような後悔はない。もう一度人生をやり直すチャンスが与えられるなら、それぞれに今回の教訓を生かしてよりよい選択ができるかもしれないが、彼と私がこの人生において夫婦になれるチャンスがもう一度訪れるとは考えにくいので、せっかくの教訓も生かすことができないかもしれない。自分の事に関してたらればを言うつもりはないが、ひとつだけ言わせてもらえば、仮にも彼が結婚して幸せになることを望んだのならば、どうしてもうちょっとましな女性と結婚してくれなかったのだろう。彼の奥さんはバツ一で高学歴高収入、容姿も割とよいほうなので一見文句のつけようがないが、彼を平気で不幸のどん底に陥れた。自分のほうが彼の数倍優れていると思っており、彼を尊敬する気持ちが微塵もないために、彼を平気でののしり傷つけ、挙句の果てに娘を奪って出て行った。もし私が彼と結婚していたら…などという非現実的な想像はしたくないが、彼がもう少し普通に思いやりがあって譲歩のできる女性と結婚していてくれたら、わたしはそれはそれで辛かったかもしれないけれど、彼がこんなに苦しむのを見ずに済んだことだろう。ちょっとあんた、自分が何様だと思ってるのよ、私の愛する人のことを苦しめないでよ！！

  2004/04/23

  コメント(0)

• 信じられない

  夕方彼からもらったメールにはショックなことが書かれていた。別居前、奥さんにメールを読まれていたらしいことが判明。望み通り別居にこぎつけたくせに、この期に及んでどうしてそこまでしなければいけないのか、理解できない。彼は、私に危害が及ぶことはないと思うけど、と言ってきたけれど、私はぜんぜん動じていない。むしろ、いくら色気のないメールとはいえ私が送ったメールが原因で彼が余計にいたぶられているかと思うと、腹が立つと同時に辛い。彼はまた落ち着かない日々をすごさなければならなくなった。そして私は、どうしてあげることもできない。

  2004/04/22

  コメント(2)

• 恐ろしい…(以心伝心？)

  昔付き合っていた人の誕生日を忘れていた話を日記に書いたと思ったらその人からメールが届いた。写真つきで、誕生日の前後にはオートバイのツーリング教室に参加して砂漠の中を走っていたと書いてあった。教室、と言っても、彼は卓越した視力と天性のスピード感覚を持ち合わせたレーサーなので、かなりレベルの高いクリニック、と言ったほうが正しいのだろう。ツーリングの話の後には、彼は私の鼓動も、言葉の裏にこめられた優しさも、息子に対する愛情も、すべて知っている、自分にはそのかけらさえももらう資格がないというのか、それとも、そうすることが私のスタイルなのか、あるいは私は彼のことをまったく意に介していないのか、今の私が私だなんて信じられない…というようなことが書いてあった。まだ返信はしていないが、一応何かは送るつもり。それにしても、彼は生まれながらにして読心術でも身につけていたのだろうか、というほど絶妙なタイミングでそういうメールを送ってきたので、正直少し怖い。

  2004/04/21

  コメント(0)

• 忘れていた…

  さっき突然思い出したことがある。私がかつて３年間付き合っていた男性の誕生日、彼(=友人)の誕生日の２日前だった。今年は、知り合ってから初めて、メッセージさえ送らなかった。完全に忘れていた、というのが正直なところ。この人は、今でも私と息子のことを愛している。この人とは子供が生まれる前、まだ私がものすごく自由だった頃、とにかくたくさんの時間を一緒に過ごし、いろんなところへ出かけ、いろんなものを一緒に食べに行き、いろんなものを一緒に作って食べ、この人の人間関係を通してそれまでの私の人生では出会うようなことのなかったさまざまな面白い人々に会わせてもらった。別れてからもけっこう密に連絡を取り合っていた。でも、ある日、この人がとても荒れていた日にストーカーまがいのことをされて、私はとても恐ろしくなったと同時に、これを機会にこの人とは離れるべきだろう、と自分に言い聞かせ、その日を境に連絡を絶った。この人にも、自分のしたことの重大さはわかっていたはずなので、それまでのように向こうから連絡してくることもなくなったが、それでもたまに思い出したように写真だけのメールを送ってきたり、ほんの一行のメッセージを送ってきたりした。私はそれに対して数回に一回だけ短く返答していた。この人は、私がこの日記でほのめかしたこともあるが、私が一度は夫を捨てて一緒になろうと決意した人。でも、親に勘当される寸前までいって、親の説得に応じて私があきらめた人。そういう結果になったことで、親に感謝している一件。なぜなら、この人とは生まれも育ちも考え方もなにもかもあまりに違いすぎたし、とても感情の起伏の激しい人なので、やさしいときは私が一生に出会った人のなかで最もやさしく愛すべき人だったけれど、その反面、荒れているときは恐ろしくて醜くて話すことも近寄ることもできなかった。彼は人の心を詠むのがとても上手で、彼には嘘は通用しなかった。それも、ときには怖かった。でも、私は彼に、女としての幸せを教えられた。女性を愛することにかけてはこの人は天下一品で、生まれて始めて、私はすべてのコンプレックスを払拭してただ愛され愛し合うことの悦びを知った。この人はちょっとした芸術家でもあり、同時にメカにもめっぽう強い。　記憶力も並大抵ではない。彼(友人)にはこの人のことはかなり微細にわたって話してあるが、私が駆け落ちに失敗した直後、私の夫(実際に何度か会ったこともある）のことはてんで意識しない彼も、そんなやつと私に一緒になられたら、やられたー、て感じだな、と、一目置いていた。でも、この人はアルコールと薬物依存症なので、機嫌の悪いときは本当に手がつけられず、そんなことがあっては他の8割の時間がよくても、残りの2割の危険な状態があっては、私は不安で不安でいられなかったことだろう。とにかく、私は今年、彼の誕生日を思い出さなかった。私の中では彼のことは完全に終わってしまった。最初は努力して振り払おうとしていたのが、いつの間にやら振りきれてしまっていた。彼は今年、どんな思い出誕生日を過ごしたのだろう。出会ってから6年目、初めて私から連絡のなかった誕生日。

  2004/04/19

  コメント(1)

• ちょっぴり哀しい独り言

  今日は下着をまとめて新調した。年末ぐらいから体重が落ちてしまい、体型がかなり変わったので、以前使っていた下着が合わなくなっていた。今年に入ってしばらくしてから、気に入っていてまだきれいだった下着を思い切って大量に処分した。ぷかぷかした下着を着けていると、かえってみすぼらしい気分になったから。最近体重は少し戻ったけれど、この年で急激にやせてしまうと、上半身は元に戻りにくいのが現実。なので思い切ってサイズを落として新しい下着を買ってみたら、少しだけマシな気分になった。気持ちはいつまでも若いつもりでいても、体は正直に年齢を表しているのかもしれない。下着は買い換えればすむことだからいいけれど、買い換えられない体の健康管理とお手入れはちゃんとしなくちゃな、と改めて思った今日この頃でした。

  2004/04/18

  コメント(4)

• 昼休みのメール

  普段からあまり自分のことについて自分から語ろうとはしない貴方だけど今、本当はぶちまけたいことをたくさん抱えているだろうに妙に静かなのがずっと気になっていた。昼休みに念のため持って出た携帯が鳴ったとき一緒にいた人に意味深な笑顔を悟られないようにするのに困ったよ。貴方が心を閉ざすとき私は私で悲しみを胸に抱えるのだけれどさりげない言葉で貴方が貴方らしくやっていることを伝えてくれるとそれだけで私は嬉しい。なんだか私、貴方のお母さんみたいな気分だなあ。

  2004/04/12

  コメント(2)

• 大海の一滴

  春から生活の変わった私。思えば今年に入ってから自分のことばかり見つめすぎていて出口のないさまざまな雑多な考えに襲われあるときには好きな人のことを想い過ぎてまたあるときは身近な人との生活に限界を見出して何か自分には手の届かないものばかりを見つめそれが手に入らないであろう自分の人生の限界を勝手に思い込んでは落ち込み自分が何者なのかを知識もないのに知りたいと思い自分がなすべきことをやみくもに探そうとし余計に出口から程遠い迷路の奥深くに紛れ込んでしまった。一方そんな風に見苦しくもがいていた私に救いの手を差し伸べてくださる方たちに出会った。ただただ感謝の気持ちでいっぱいである。私に知恵と力を貸してくださった方たち、そしてそんな方たちに引き合わせてくれた運命に感謝。今の私は規則正しい時間に追われている。これでいいと思っている。今は、自分のことはあまり考えない。いろんなことに疑問を呈しない。ただただ、自分のなすべきことを淡々とこなし子供の成長を喜び驚きこんなだめな親なりにしてやれることを精一杯にやり家事を切り盛りし日々の家庭生活に滞りがないように務めを果たしている。ラッシュの人並みに呑まれ多くの人と同じ時間に同じ方向に動いていると自分はこの世界にとって特別な意味を持たないちっぽけなその他大勢でしかなかいことを痛感させられる。みんな少しずつ違ったことを思いながら少しずつ違ったことをしているには違いないが実のところ大差ないようにも思える。決して人生に対して投げやりになったわけではない。自分の意識が正常に働いている限り自分の魂が生き続ける限り自分に心がある限り希望や目標は持ち続けるし努力は続けるし人と関わりたいし愛し愛されたいし喜び怒り悲しみ笑いたいしいろんなものを見聞きしたいしやりたいことは尽きない。でも、物事が思うように進まなくてもそんなに嘆き悲しむ必要はないのかもしれない。少し気持ちが楽になった。だって、私は所詮大海の一滴で大きな流れの中でもがいているだけのただのちっぽけな存在なんだから。

  2004/04/06

  コメント(0)

• 久々に仲間と飲み会

  昨夜は海外駐在中の昔の仲間の一人が急な出張で日本を訪れていたため、仲間たちに招集がかかった。仲間たち、と言っても、かつてグループに加わっていた女性たちは今はてんでばらばら。一人は帰国中の仲間の奥さんなので、子供と海外にいる。　一人はバリバリのキャリアウーマンで、携帯で連絡をとろうとしたものの行き違いばかりで連絡つかず。　一人はやはり独身貴族で人生をエンジョイしているが、私とはなぜか縁遠くなってしまった。　あとの二人は結婚して夫婦仲もよく、いいお母さんをしている。そんなわけで、他の女性にはべつに男性側からお声もかからなかったし、私からも一人以外には知らせなかった。何と言っても出張者の時間的な都合からスタートが8時45分となってしまったため、普通によい妻／母として暮らしている友達にはちょっと遅すぎる。　それに本当に急な企画だった。私は最初「私は一応行かれるけど、男性同士のほうが気楽だったらそうしてください」と返事しておいたら「別にソープに行くわけではないので、男性のみにこだわりません｣と言う返事が来たので、出席することにした。男性側も集まりが悪かったので、結局参加者は私を入れて4人。　出張者と、昔私のことを好きだった男性と、彼と、私。夕食のスタートが遅いため、もしよかったら先に一杯やってますか、という幹事の誘いにも乗り、夕方待ち合わせ。「彼」は前夜飲み過ぎたので食事から参加することになったため、幹事の彼と二人でビールを飲みながら、家庭的な話をした。その後、ちょっと有名な焼肉屋に全員集合し、ひたすら飲んで食べた。　男性3人と一緒に食事をしていると、すごい量の肉を結構なペースでついつい一緒になって食べてしまった。お酒の量も喫煙量もなぜか男性並みになってしまっていた。出張中の彼は、昔はとても頼りないお人よしだった。　彼と結婚した気の強い女性（＝私の友人)は彼のふがいなさに幾度となく怒り狂い、離婚騒動にも達したが、なんとか持ちこたえた。昨日会った彼は、ずいぶん成長して、貫禄もついていたし、苦労しているんだな、という印象を受けた。　相変わらず心優しく、控えめでありながら、昔には見られなかった一緒にいて安心感を与えるような強さを備えていた。そんな彼を見て、嬉しかった。わざわざ空港でみんなに簡単なお土産を買ってきてくれて、おまけにお店のお姉さんにまでひとつあげてしまうというかわいい気前の良さを見せていた。昔私のことを好きだった彼は相変わらずで、いつもみんなを寄せ集める人なつっこいキャラとまめさを備えている。私の愛する彼はわりと寡黙で、ひたすら肉を食べビールを飲み続け、たまに突っ込みを入れる。食事も終わり、時計の針はすでに12時近かったけれど、もう一軒行くか、ということになり、彼らがボトルを入れている店に移動。出張中の彼は何度も「みなさんお休みのところを遅くまで付き合ってもらってすみませんねえ」と低姿勢に謝っていた。私が「彼」と二人で会ったりしょっちゅう連絡を取っていることは他の二人は知らないので、幹事の彼が｢彼｣の厳しい近況についていろいろと教えてくれる。　私はふーん、そうなの、とうなずく。それぞれ、順次生演奏のギターでのカラオケを歌いに行く。彼らは仕事柄もあってか皆歌がうまい。｢彼｣は相変わらず自分の世界に入りまくって歌い、その恍惚とした姿で見ている私たちを笑わせた。出張中の彼は一番歌がうまい。　ものすごく久しぶりの彼の歌声に、皆で感心して聞きほれた。この店でも昔話から今の話まであれやこれやと語りを入れた。幹事の彼は、何かにつけて「俺らやっぱ仲間だもんな～｣を連発する。昔とは違い、それぞれにそれぞれの事情をいろいろ抱えながらだいぶ大人になった私達であるが、こんな彼らの「仲間｣でいさせてもらえていることが私にとってはとても嬉しい。私は彼らが大好きだ!!ちなみに主人は私とこの仲間たちとの関係をよく知っているので、私が出かけることになったときには快くお留守番を引き受けてくれた。　彼らは主人も公認の、私の大切な仲間たちである。散々飲んでしゃべった後、出張中の彼はホテルへ、残りの3人はタクシー一台に同乗して帰宅した。最初に、幹事の彼が降りた。私はその後しばらく「彼」と二人きりでタクシーに乗っていたが、特に何も話さなかった。　二人ちょっと離れて座ったまま、ただ互いの手を重ねていた。　彼の家に着いたら、挨拶だけして別れた。　私はその後少し居眠りをしつつ、無事帰宅した。

  2004/04/04

  コメント(0)

• SIMPLE IS THE BEST?

  結局…　私は何を望んでいるのかと直感的に考えてみたら私は夫でない人を心から愛しているその気持ちをコントロールしなければいけないから自分が納得できる唯一の方法である理屈(屁理屈)によって感情をコントロールしようとしているそれだけのことだったそれにそもそも、子供のためを考えたら主人や家族親族友人たちの気持ちを考えたらどんなすごいことを企んでも実際に踏み切れない私理屈を通さない限り何をも認めてくれなかった父と戦うために身に着けた思考回路は簡単なことを私の中でものすごーく難しくさせている

  2004/04/01

  コメント(0)

• 自分勝手な私

  私はいつも親から自分勝手だと言われて育ちました。自分でもそれは認めています。でも、今までの人生における決断のときになると一旦は身勝手を貫こうと踏み出すんだけどいつも両親や周囲の人の意見を考えて自分にかかわりのある人の気持ちを考えて良心にさいなまれて自分の決断をなんとなく曲げて丸くおさめてきました。だからいつも自分が思ったとおりの道に進めないことを他人とか見えない力のせいにしてきました。自分の力ではどうにもならないことがあると自分に言い聞かせて責任を自分以外のものに転嫁してきました。そうして出来上がってきたのが今の私。今は永遠の魂の存在を信じてこの人生で思い通りにならないことでも信念を持ってそれを乗り越え魂の成長につなげたいと思う。人間の性格や成長の過程で植えつけられたさまざまな思いはウェブサイト上のアイデンティティのように簡単にリセットがきかない。好むと好まざると死ぬまでこの自分と付き合っていかなければならない。ならば、そんな自分から逃げないであるがままに受け入れよう。自分で知り得る自分の欠点や弱点はできるだけ克服していくようにしよう。誰かのために自分を犠牲にする生き方は美しいけれど自分のために他人を犠牲にすることは許されません。人を思いやる気持ちや人に対する義理や恩や愛情や友情のためにときに自分の本当の意志を貫かないことがあっても自分の選択を放棄するのではなく自分から主体的にそうすること選択することによってたとえ結果的にはいままでと大して変わらないことをしているように見えてもそのことの持つ意味合いを変えていきたいと思います。これからの人生における一つ一つの選択を悔いのないように行っていきたいと思っています。

  2004/03/31

  コメント(0)

• 私の自立

  今日私のページを訪れてくれたある方の日記を読んで思いました。私にとって、自分が自立するとはどういうことだったのか。精神的混乱の中で、私は夫から離れて自力で生活していかない限り自分が自立できないような錯覚に陥っていたこともありましたが、それは｢自立｣ではなくて単なる｢自活｣の間違いでした。私にとっての「自立｣とは、自分のよいところも悪いところも一応理解したうえで受け入れ、人に依存しなくても精神的に安定して前を向いて歩いていけること、だったような気がします。人に依存することと人と支えあい助け合っていくこととは違います。　だから、自立した人だって人と意見を交わしながら自分の姿を客観的に見つめることは必要だと思うし、人間だからときには感情が揺れ動いたり迷ったときに助け舟を出してもらってりすることだって当然あるでしょう。だけど、私が経済的に夫に依存する限り自立できないんじゃないかと一時考えていたことは明らかに大きな間違いでした。　夫と、たとえ夫婦関係はうまくいっていなくても、協力してひとつの家庭というものを維持していくのは、私が選択してきた生き方における正常な務めであり、そこで夫に経済的に大いに貢献してもらうことは依存ではなく単に役割の分担であり、私は実際夫には手の回らないことやできないことを分担してやっているのだから、そういう意味で結婚そのものは私の自立を妨げるものではない、と思えるようになりました。彼から先日、私は言葉の上で議論ばかり交わしているべきではなく実生活の中で戦いながら生きていくべきである、と指摘されましたが、その通りでした。また、自分が血を流しているときに看護婦が血を見て卒倒しているようでは頼るわけにもいかない、などとも言われましたが、それもその通り。彼に望まれている私は、｢自活｣などしなくてもいいから｢自立｣していて欲しい、ということだったのですね。夫とは男女としての関係には根本的な問題があるし、生涯のパートナーとして最良かどうかといった問題はまだまだ残っていますが、少なくとも今、子供のことや夫の社会的な立場を考えたとき、今の状況から逃げることは私の自立を助けるどころかむしろ誤った方向に導くことになりかねない。まずは自分の置かれた立場の中で精一杯自分の役割を果たし、心の葛藤を克服したり心の豊かさを求める行為によってそれをおろそかにしないこと、それが私が真の意味で自立するための最初の課題かもしれません。　その課題が達成できたら、また別の次元の課題がやってくるのかもしれないけれど。

  2004/03/30

  コメント(1)

• お花見

  昨日の午後のちょっとした時間に彼と花見に行ってきました。思ったより暖かかったので周囲から羨望の眼差しで見られることはありませんでしたが、キャンプ用のガスバーナーで赤ワインを沸かして飲みました。甘栗をむき、焼いたイカをつまみながら桜の木の下でたわいもない話のできた午後はなかなかよいものでした。

  2004/03/28

  コメント(3)

• 一歩前進

  昨日の彼からのメールには彼なりに私を分析した私の価値というものが書かれていました。全く褒められたものではなく、がっくり。でも、それが私の価値で、私はそうあることで周囲の人にエネルギーを与えて生きていくことが使命である、と言われました。そうして生きていくためには、まず私が自分のありのままの姿を受け入れて、肯定してやらなければなりません。自己否定をしている限り、他人にエネルギーを与えることはできません。　他人を幸せにしてあげることができません。そう思いました。それから、もうひとつ、私は彼と利害関係をともにしない、つまり、彼が私にとってのすべてでないからこそうまくやっていけるのであり、仮にも一緒になってみれば彼の欠陥というものがすぐに見えてうまくいかないことがわかる、と言われました。彼は自分が妻に捨てられるには相応の理由があると認めていました。そこで私は、その欠陥が何かはわからないけど、私に彼に対する不満がひとつあるとすれば、こういうことであると返事しました。すると、その返事として、私が指摘したことは言い方こそ美化されているがその通りである、と言ってきました。そして、だからこそ自分がいかに欠陥人間であるかを証明しようとしてきました。そこで、私は、やっぱりね、ところでそういう人間に接すると私は挑戦を挑みたくなることは知っているよね、と前置きし、自分の考えを伝えました。彼がそれをどう受け止めたかはまだ不明ですが、彼が自分の弱みを私の前で初めて認めたことで、私はすごく気が楽になりました。私は貴方にそんなところがあるってずっと前から知ってたよ。そんなこと、とっくに受け入れた上で付き合ってきたつもり。そんなことで近づく人を寄せ付けなかったのなら、私がそれを治してあげる。治してあげるなんていうのは高飛車だなあ。そんな貴方を、ありのままに受け入れてあげる。私には私の守るべきものがあるから、いつもそばにいるというわけにはいかないけれど、私が貴方の不安の受け皿になってあげる。言いたいことがあるなら、いくらでも挑戦状を受けて立ってあげる。貴方を見捨てないことぐらいしか、私にはしてあげられないけど。私はずっとここにいてあげる。貴方が私に望んでいたことが、やっと少しわかった気がする。

  2004/03/25

  コメント(5)

• 守ってあげたい

  You don't have to worry, worry,守ってあげたいあなたを苦しめる全てのことから初めて言葉を　交わした日のその瞳を　忘れないでいいかげんだった　私のこと包むように　輝いてた遠い夏　息をころし　トンボを捕ったもう一度　あんな気持ちで夢をつかまえてね　So, you don't have to worry, worry.守ってあげたいあなたを苦しめる全てのことから'Cause I love you, 'Cause I love you.このごろ沈んで　見えるけれどこっちまで　ブルーになる会えないときにも　あなたのこと胸に抱いて　歩いている日暮れまで　土手に座り　レンゲを編んだもう一度　あんな気持ちで夢を形にして　So, you don't have to worry, worry.守ってあげたい他には何一つ　できなくてもいい'Cause I love you, 'Cause I love you.　So, you don't have to worry, worry.守ってあげたいあなたを苦しめる全てのことから'Cause I love you思えば仲間たちとカラオケに行くと、いつも勝手にリクエストが入って誰かがこの歌を私に歌わせていた気がする。そう、私が一番守ってあげたいその人…

  2004/03/24

  コメント(0)

• What is LOVE?

  愛ってなんだろう、と考えたときに、答えがわからなかった。自分はこれまでの人生でいろんな人を愛し愛されてきたはずなのに、いざ｢愛｣の定義をしようと思うと、できない…愛にはいろいろな形があるはずだ。と思ってまず広辞苑を引いてみた。１．親兄弟のいつくしみあう心。２．男女間の、相手を慕う情。恋。３．かわいがること。たいせつにすること。４．このむこと。めでること。５．愛敬。愛想。６．おしむこと。７．愛欲。愛着。渇愛。強い欲望。８．キリスト教で、神が、自らを犠牲にして、人間をあまねく限りなくいつくしむこと。．．．．．あまり役に立たないような気もするけれど、私が主人に対して感じているのは間違いなく１．の愛だ。残念ながら、２．ではない。　子供に対しては３．だろうか。彼に対しては…３．で始まったものが今は２．になってしまった。なんて、無意味な定義をしてもしょうがない。私は確かに今までの人生で常に家族から愛されて育った。夫も含めて家族とするならば、愛に飢えたことはない。でも、いや、だからこそ、私が愛するのは、孤独な人であることが多い。男であっても、女であっても、孤独と戦う人を好きになる。たとえば、今の彼(友人)もそう。一見華やかな世界にいるが、私は彼の孤独との戦いを痛いほどに知っている。あるいは、私が離婚を決意して一緒になろうとした相手。彼は、生みの親に放棄され、孤児院にいたところを育ての親に引き取られ、母親の死以来、父親と決別し、ずっと一人で生きている。今でも彼とはメールのやり取りがある上、彼は私の息子のことを自分の息子であるかのように愛してくれている。彼が私を今でも愛していることもよくわかる。今は私は彼に恋してはいないが、心のどこかで愛している。私に愛された記憶を支えに孤独の人生を生き続けている彼を愛さずにはいられない。自分で愛に飢えたことはない、といったことと矛盾するようだが、思うに愛される自分、というのは表の顔の自分であって、一方自分を愛してくれる人に見せることのできない自分はいつも孤独だからこそ、孤独な人に惹かれ、その人のことを想わずにはいられないのかもしれない。　そして、孤独な自分はまた愛に飢えてもいる。ところで、主人は一度大きな病気をして、生死をさまよったことがある。そのとき、私は無限で無償の愛をもって彼を支えた。彼は奇跡的に助かり、今では何事もなかったかのように回復している。そのときのことを思い出すと、私がやはり主人のことを愛しているということに間違いはない。ただ、夫婦は家族でありながら男女でもあるので、男女の関係の部分が問題になってくると、その答えが変わってくる。それから、話は戻って、私が好きになる人の傾向としてもうひとつ、感性の豊かな人、というのがある。ある出来事や物事に接したときに、私と同じでなくてもかまわないからある感情を抱き、それを表現する言葉なり手段を持つ人。主人は残念ながらそうではない。無感情に近い人だ。私があることで感無量となっていたり、思い切り怒ったり、大はしゃぎしたり、悲しんだりしているときに、いつでも冷徹で無機質な言葉で水を差してくる。本人にしてみれば私を冷静に引き戻そうという善意からなのだろうが、私にとってはとても虚しい気持ちのすれ違いだ。話が愛から逸れてしまったが、結局のところ…私は主人のことを愛しているけど愛していない？のだろう。

  2004/03/23

  コメント(6)

• わかってくれる人がいて嬉しい＊いいこと＊妹について

  私がここで苦し紛れの言葉を吐き出すたびにそれに対して言葉を返してくださる人たちの存在がとても嬉しいそれがなかったら今の私は間違いなくアル中かチェーンスモーカーのどちらかにはなっているだろう(なんてちょっと大袈裟?)彼には今回の事態については次にゆっくり話す機会ができるまで黙っていようと思ったけれど、やっぱり我慢できなくって、メールに書いて送ったら、次のような返答が来た厳しい局面ですね。少し考えてまたメールします。が、下り道でダッシュするようなふるまいは自重した方がいいとは思います。自分のために。絶対転ぶから。何が下り道ダッシュなのかは判然としませんが、そう心に留めてくれればと願います。皆さんからいただいたそれぞれの言葉の意を汲み、自分なりに消化しながら歩き続けていきますので、これからもよろしく。＊＃＊＃＊＃＊＃＊＃＊＃と、母から電話で嬉しい知らせ!!天国の父が導いてくれたかのように偶然の重なりによって妹が辿り着こうとしていた場所に無事受け入れてもらうことができたそうです。姉として、誇り高く思うとともに、心から喜んでいます。注記：妹のこと私と妹は全く違うタイプの人間です。両親が私にだけ厳しく、常に妹の手本となるようにと育ててきたので、私は両親が設けた枠の中でしか身動きが取れませんでしたが、逆に両親は妹には甘く、妹はちょっと弱いところがあるからまあ仕方がない…と大抵のことは許されてきたし、私と両親の戦いを横で見て育った妹は両親に対しても接し方を心得ており利口でした。　一方、妹のほうが素直で、情にもろく、やさしい心を持ち合わせています。　これもまあ、少なくとも家庭内で戦う必要がなかったことが少しは影響しているんじゃないかと思います。私は親からの束縛から逃れたいがあまり、若くして結婚しましたが、妹は今でも実家で好きなように暮らしています。そんな妹がうらやましいと母に言ったことがありますが、母は、妹にはその分私のように安定した生活が与えれていない、とむしろ妹に同情を示しており、私は贅沢言うもんじゃない、とたしなめられてしまいました。学業や社会生活においても、私のほうがいわゆる「エリートコース｣に近い道（というのも言い過ぎですが）を歩んでいましたが、実は妹も近年すさまじい勢いで私に迫ってきて、ついには抜かれてしまいそうです。あてもないくせにXX歳までには子供を産むぞ、などと夢みたいなことを言っていますが、いつもだめなチビ(と言ったって私とほんの数年しか離れてない)扱いされてきた妹が着実に自分の夢を実現していく姿を見ていると、それも不可能じゃないかもしれない、そうなってくれて、うちの子供にせめていとこでもできればいいな、と思っています。しかし、妹の底力には脱帽！

  2004/03/22

  コメント(1)

• アロマセラピー

  今日は主人と息子と3人で車で外出した。助手席に座り、サングラス越しに外を眺めていても、心は同じ場所をぐるぐると堂々巡りする雑多な考えに満たされ、思わず涙が出そうになる。車を停めたショッピングセンターの中にあったアロマセラピーグッズの店で大好きなベルガモットのオイルを買い、ハンカチにしみこませ、帰りの車の中ではシンナー中毒患者のごとく吸い続ける。　最後にはほとんど気分が悪くなりかけたが、とりあえず気持ちは混沌とした問題から逸らすことができた。まだまだ憂鬱な日々は続く。

  2004/03/21

  コメント(2)

• 昨夜のこと

  ついに恐れていたときがやってきた。夜、私がいつものようにパソコンに向かってカシャカシャやっていると主人がやってきて、私がそんなことしてると我が家にはいつまでたっても二人目の子供が来ないよ、と言う。私は、我が家にはもう二人目は来ないよ、と言う。なんで？だって、もうできないもん。できないってどういうこと?もう子供ができるようなことがないから。どうして？どうしてって…　もうあのプロセスがいやだから。あのプロセスって、妊娠ってこと?ううん、妊娠自体はいやじゃない。じゃあ何?　仕事ができなくなるってこと?ううん、そうじゃない。じゃあ何なの？・・・黙ったらわからない。・・・「XXXXX...」じゃあ、もう僕とは一生セックスしないってこと?一生かどうかはわからないけど、少なくとも今は…というわけで、主人はこれは大切な問題だ、と乗り出してきた。　どうりで私の就寝が毎晩遅いわけだ、と言われた。急にそう思うようになったのか、それとも何か不満なことがあるのか、と聞きただしてくるので、私は、これは今に始まったことではなく、主人とは知り合ったときから｢性｣格の不一致を感じていたと話した。　それでも夫婦になったばかりの頃や、子供を作ろうという目的のあったときは普通に振舞ってきた。　でも、｢子作り｣のために、あるいは｢夫婦の義務｣としてセックスするのはもういやだ。　自分はいま、したい、と感じない、と話した。その言葉は、どれほど主人を傷つけたことだろうか。私は泣いた。どうして泣くの?言いたくなかった。　できれば言わずに済ませたかった。　でも、聞かれてしまったから言わなければならなかった。「これは大事な問題だからずっと言わないわけにはいかないよ。でも、もしそれが本当だとしたら、そのうち浮気したりするだろうね。」「そんな機会ないよ。」「機会があるなしの問題じゃないよ。」・・・珍しく同じ時間に床に就くと、主人は私の体を抱きしめてきて、いろいろな部分をそっと手でなぞり始めた。私はそんな主人のことを切なく哀れに思いながらも、ある一定以上の場所には手が行かないように態度で示していた。今の気持ちのままで主人に抱かれることはできない。それは私に想う相手がいることとは関係がない。うまくたとえられないけれど、今もし主人に体を許したら、それはまるでレズビアンの親友に同情から体を許すのと同じような気分になるのではないかと思ってしまう。異性を意識するときの、あの本能的な感情が微塵ももてないからだ。主人は、セラピーに行こうか、とも言った。そんなことで、何か変わるんだろうか。主人をより傷つけて却って悪い結果になるだけなんじゃないだろうか。どうしたらいいのか、わからない。

  2004/03/20

  コメント(11)

• なんだかちょっとおちこんだ

  親にずっと言われて育ったことだけど自分がいかに身勝手かということを思い知らされるときがある今日はそんな感じ好きな人には隠し事をしたくないたちなので何でもつい話してしまうそうするとどんどん自分の醜いところが出てきてしまうだって相手の様子を気遣うよりも自分の話を聞いて欲しいことのほうがいつも先に立つ言葉では必ずまず相手の様子を気にしてみせるけどそれは自分が聞いて欲しいことの前置きに過ぎないのかもしれない自分のことをすべて知ってほしいと思うのは私の身勝手以外の何ものでもないこんなことで私愛され続けることができるんだろうか自信ないHave a nice weekend!

  2004/03/19

  コメント(5)

• 間男。。。

  昨日の彼からのメールのことを思い出すたびに思い出し笑いをしていた私。今日送ったメールの中では、相手のことを｢間男さん｣と呼びかけてみた。すると、返信のタイトルは｢その呼び方はやめてくれ」そこで私が返信したタイトルは「自分で言い出したくせに｣彼からの返信タイトル「名前として定着する感じがしてやだ｣私からの返信タイトル「思っても見なかったのに言われるとそうしたくなる｣そして、私たちの交信は終わった。こんなおバカのかけらにでも主人が付き合ってくれたら、我が家ももうちょっと円満なのだろうになあ。。。

  2004/03/18

  コメント(2)

• 幸せな夜・追記：間男

  今夜の私は幸せです。主人といいことがあったとか、彼と会ったわけではありません。彼からは夕方くだらないメールが来たので、それはそれで嬉しかったのですが、それ以上に嬉しいメールが夜、届いたのです。この彼は、私が婚約中に婚約を破棄してでも一緒にいたかった人です。当時私は留学中でした。彼は、その当時失業中で、失業保険だけで生活していました。彼は、私が初めて出会った、精神的な成熟度のきわめて高い人でした。彼に出会って、私の世界観が変わりました。彼は、フランス語の教師を目指していました。彼のフランス語は、フランス人が聞いてもフランス人と間違うほど完璧でした。彼は、私がリクエストすると、フランス語の詩を朗読してくれました。意味はよくわからないけれど、それはそれは美しい響きでした。彼は、言葉を愛していました。彼は、大勢の中にいるときにはまったくわかりませんでしたが、とても繊細な人でした。女心がよくわかるせいか、女友達が非常に多い人でした。今でも、見つめていると本当に吸い込まれてしまいそうな彼の深い瞳のことをよく覚えています。あるとき、彼のポンコツ車で、彼の両親が持つ田舎家に連れて行ってもらいました。その家の屋根裏で、彼が子供のときに読んでいた本を見せてくれました。その後、彼が私にくれた、少年少女向きの短編集数冊のそれぞれの中表紙には、丁寧に彼のフルネームと本の取得年月日が記入してありました。私は、今でもその本を大切に持っています。彼にダンスをしよう、と言われたとき、私は踊ることがめちゃめちゃ苦手なので、すごく躊躇しましたが、気がついたら自分では信じられないくらい自然に踊っていました。よく一緒に歌を歌いました。私の誕生日には、二人で飲みに行って私が死ぬほど飲んで酔っ払い、彼は通りのベンチで一晩中私の横に座っていてくれました。あるとき、私は自分が婚約中であることを告げました。それでもしばらくは楽しい日々を一緒に過ごしましたが、ある日、突然、私が彼の友人の家に遊びに行ったとき、彼が翌日から遠くへ行ってしまうことを知らされました。突然、仕事が見つかったと聞きました。私には、彼とさよならをする機会すら与えられませんでした。しばらくして、彼が里帰りをしたとき、突然電話がかかってきたので、1時間ぐらい会いました。たわいもない話をして別れました。それが、私が彼に会った最後の日でした。私は手紙に自分の日本の連絡先を書いて送りましたが、連絡は一度もありませんでした。それから時が過ぎ、結婚していた私が大恋愛をして勝手に離婚を決意し、両親にその話をしに行ったとき、実家に一通の手紙が届いていました。彼からでした。その手紙の中で、初めて、彼が私のことを好きだったと知りました。でも、私に婚約者を捨てさせてまで、自分の責任を果たす自信がなかった、と書いてありました。そして、衝撃的な事実。彼は、今、人生のパートナーに出会い、やっと心身ともに安定して幸せになったと。彼は、人生のパートナーに男性を選んでいました。その手紙に彼は自分の連絡先を記入してきて、私が望むときにはいつでも連絡してくれ、と言ってきました。両親に離婚を反対され、思いとどまったものの身も心もぼろぼろだった私は、それから何度となく彼に連絡を試みましたが、返事はありませんでした。ある年、一度だけメールが届きました。返信したけれど、やっぱり返事はありませんでした。昨年末、彼とパートナーが友人全員に宛てたクリスマスメールが届きました。楽しそうな二人の写真付でした。返信メールを送りましたが、やはり返事はありませんでした。そして今日、彼からメールが届きました。これまでにまるで何事もなかったかのような口調で、私がどうしているのか、知らせてほしい、と書いてありました。今日のところは当たり障りのない自分の年譜のようなものを送っておきました。彼のことももっと知らせてくれるようにと書いておきました。返事がいつ来るのかこないのか、それはまたわかりません。でも、今夜はなんだかとても嬉しくなってしまいました。彼は、私が今までの人生の中で知り合えてよかった、と思う人物ベスト３に間違いなく入る人です。これからまだまだ長い人生の間に、たとえもう二度と会うことがなくても、ずっとかかわっていきたい。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊今晩夫が急に夕食をキャンセルして仕事仲間と外食に行ってしまったことを彼に愚痴っておいたら、その返事のメールが来ました。家に食事の用意されていない彼は、空腹で一人でご飯を食べて帰ろうとしているところでした。「ご馳走になりに行こうかな｣と言ってみた後で、「しかしそう想像すると「間男｣という言葉以上に的確な表現はないね。　かように需要と供給はかみ合わないものである。」だって。あまりにおかしくて、一人で大笑いしてしまいました。

  2004/03/17

  コメント(7)

• 心情的には変化のない日々です

  日々の生活に忙しく追われているせいか、この日記に書くようなことがないままに時間が過ぎていきます。そういえば、週末に一度主人に対してものすごく否定的な態度で接したら、何が不満なのか、どうしたらそれは改善されるのか、などと理路整然と突っ込まれてしまい、きちんと答えられませんでした。何が不満、と具体的には言えないけれど、今の自分の生活になにか満足とはいえないものがある、ということだけ答えておきました。この期に及んで主人に対して不満をあらわにすることによって失うものこそあれ得るものはなにもない、ということがわかっていただけに、余計に不機嫌になった、というのも事実です。その後は、お互いネガティブな感情はきれいさっぱり水に流したので、悪い事態には至りませんでしたが。これからますます忙しくなりそうなので、ストレスから余計なことで主人にあたったりしないよう、意識して心がけないといけません。

  2004/03/16

  コメント(3)

• 子供への影響

  さっき、久しぶりに彼と話をした。電話をもらえたのが、生意気な口答えをした子供を私がしかって、無理やりベッドに入れて部屋のドアをばたんと閉めてしまったときのことだった。小さな子供相手に大人気なく憤ってしまった自分を恥ずかしいと感じていたちょうどその時だった。その話をすると、彼が自分の子供の保育園でもらったお便りに書かれていた話を読み上げてくれた。その保育園の先生は、ある子供がうちの子供ぐらいの年のときに、誰彼かまわず相手に「ばーか」と言うのをしからずに、子供が自分に「ばーか」と言うたびにそれをうまくかわしてその子供のことを追いかける真似事をし、遊びに変えていたそうだ。　子供が「ばーか」と言わなくなるまで、それを続けたそうだ。その子供が4、5歳になった頃のある日、先生はその子供に、昔その子がいつも自分に向かって｢ばーか｣と言っていたという話をしたところ、子供は自分が好きで尊敬している先生に対してそんなことを言っていたということがとても恥ずかしい、と言ったという。大人に向かって「ばーか」と言っていたその小さな子供は、大人のことを侮辱するためにその言葉を使っていたのではなく、自我の拡大、という成長のプロセスにおいて、人の反応を試していただけなのだということだ。なんだかわかったようなわからないようなところがあるが、とにかく、少なくとも、その先生の子供に対する接し方と、私が自分の子供に対する接し方の間には大きなギャップがある。私は、絶対的な権力を楯に子供に対して威圧的な態度で臨み、親の気に触ることややってはだめなことはとにかくすべて禁じる自分の親のことを嫌って育ったが、今、自分が自分の子供に対してしていることは、まさしく親が自分にしてきたのと同じことではないか。　そう思ったら、自分という人間が恐ろしくなった。それから、うまくいっていない夫婦の子供への影響についての話になった。　彼の場合には、きちんと取り決めをして別居に入るので、子供の前では親は絶対に互いをののしり合わないことにしているそうだが、ごく普通の夫婦を演じつつ、妻が正面から夫と顔を合わせて笑わない、いま子供と笑い合っていたかと思えばそこに入ってこようとした夫に対してそっけない態度でしか接することのできない母親がいる家庭が子供に及ぼす影響とはどんなものなのだろうか。自分自身の危機を乗り越えることに精一杯で、子供にとって何が一番大切なことなのかを考える余裕のなかった自分に気がつき、恥ずかしかった。　そんな自分が情けなくなった。私は、たとえ子供のため、というだけの理由でもいいから、主人に対して笑顔で接し、自分の心をありのままに受け入れ、支えてくれている人がいることによって得た幸福感を、形を変えて表現して自分の家族にも分け与えようと心に決めたばかりではないか。　まだまだ自分の考えと行動が一致してくれない。

  2004/03/12

  コメント(12)

• 本を読み、詩を書く

  長い間読書から遠ざかっていたけれど、この頃時間を見つけてはむさぼるように読んでいます。この日記では、私の社会生活については触れないことにしているので、細かいことは言いませんが、このところいろいろ忙しくなってきてしまったため、自分の内面を見つめたりゆっくり考え事をしたり泣いたりする時間がなくなってしまいました。それでも人の日記にはできるだけ目を通し、自分の周りの狭い世界では気がつかなかったことを教えてもらったり、独創性のない私にインスピレーションをもらうことだけは欠かさないでいこうと思います。自分の頭にふと浮かんだことを少ない言葉で書きとめておこうと思うとついポエム調の作文になってしまうのですが、とりあえず今日書いたものを掲載。あなたといるときの私はいろんな目の前の現実から逃れようとしているのだろうかひとときだけでもいいから心の噴水を全開にして甘えたいからありのままのあなたを包み込んであげたいからそれともあなたといないことで私はあなたを傷つけ失うかもしれないという現実から逃れようとしているのだろうかあなたの愛情を細く長く永遠のものにしたいからあなたのことを細く長く愛し続けたいから

  2004/03/11

  コメント(4)

• 夜更かし・頭痛

  最近ずっと夜が遅い今日などは頭痛がするなんだかいろいろ眠れないだからってこんな時間にネットをやっているのもよくないな～

  2004/03/10

  コメント(0)

• 父の思い出

  父が不治の病の床に就いていたある日のこと私が病室に入ると、父は眠っていたしばらくそのままにしておいたら、やがて父が私に気づいたふっと笑って、今、いい夢見てたんだ、と言ったでも、残念ながら、母や私の出てくる夢じゃなかったんだ、と言った父は、自分に残されたこの世での時間が毎日確実に減っていることを知りながら毎日母や娘たちが通ってきてくれることに最大の感謝をしながら昔の恋人の夢を見ていたそれから、私に昔の恋人の話をしてくれたその人の存在は、母もなんとなくは知っているけれどそのことは汚らわしく、知りたくないものとして、我が家ではずっと葬られてきたその女性から届く、年にたった一度の何の変哲もない年賀状ですら母は冷たい目で父の葉書の山により分けていた父には、昔、恋人がいて、親に結婚したいと申し出たところが、プライドが高く、厳しい父の両親は興信所を使ってその女性について調べ上げその女性の出所が気に入らず、父に結婚を禁じたそして、父に見合いをさせ、父は母と結婚することになった父は、ある日、その女性からもらった恋文をすべてリュックサックにつめてその女性とかつて登った山へ一人で行きその頂上に手紙をすべて埋めてきた以来、父はその女性とは一切会っていないそれが、父なりのけじめであり、母に対する礼儀であったそれでも父は、死ぬ間際に、その人の夢を見て、とても幸せそうだった私は父のようには強くない父ほど自分に厳しくない父ほど責任感がない父にくらべたら　徳のかけらもないでも、父が自分の身をもって私に教えてくれたことを少しは、ほんの少しだけでもいいから、自分の人生に生かしていこうと思う

  2004/03/09

  コメント(8)

• 頑張ろうね

  最近手にして一気に読んだある一冊の本によって私の頭の中に漠然と、もやもやと存在していた雑多な考えがとても明確に整理されたその本の作者は、ある真理を説いて、それを人に押し付けようとしているのではなく、本を読んだ人にとって、そういう考え方があると知ることに意味があって、役に立てばそれでいいし、役に立たなければそれでもいいと言っていったが、私にとっては効果てきめんだったちょうど読み終わったその本を、彼にも読んでもらおうと思ってあげた彼と私がこんなにもお互いを求め合っているのに十分な時間と機会が与えられていたにもかかわらず何らかの理由によって一緒にならなかったのだと考えるとその何らかの理由を解決しないとよい結果は訪れない、ということなのだろう今、互いの目の前にそれぞれ与えられている試練それぞれに与えられた課題を達成したらそれがいつのことになるのかはわからないけれどいつか一緒になれると信じていればそういうときは必ず訪れるだろうもし　この人生でかなわなくても魂の生き続ける限り　いつかどこかでだから今は、それぞれの立場で精一杯のことをして本当に幸せになれる日が訪れるまで頑張ろうね

  2004/03/06

  コメント(3)

• 私たちの日記／コロンブスの卵

  私たちの日記はさ私たちの記憶の中にあるんだよねでも人間の記憶なんて曖昧だからさいつの間に狂っちゃうこともあるんだよねだから私たちは会えばいつも昔話そうすることによって私たちは記憶の中の時計が狂わないようにしている私たちは会うたびに日記のメンテナンスしているね自分たちのことを語りだすといつも思い出話になってしまうけれど昔話をしている今、ってときも私にとっては楽しいよあなたにとってもそれは同じだと思うけど今こうして会えることを十分に楽しいって思えてないんだなでもさ　今こうして楽しい昔話をしているときのことをいつの日か思い出して笑おうねあの時はあの時で楽じゃなかったけど今にして思えば楽しかったね、ってさメンテナンスをするたびに日記は更新されていく＊＊＊＝＊＊＊＝＊＊＊＝＊＊＊＝＊＊＊＝＊＊＊いろいろな人の日記を読んでいてこんな人が自分の親だったらなあこんな親に育てられていたなら私の人生違っていただろうになあなんて思うことがよくあったでも今はこんな親の元に生まれこんな親に育てられたこんな自分だからこそ自分で学ぶことを教えられた自分で学ばなければならない機会を与えられた与えられたものに不足はなかったはずだけれど与えられたものに満足できないならば自分で探すしかないことを自分の責任で手に入れるしかないことを教えられたそう思うようになってきたたとえそれが本来の親の意にそぐわなかったとしても親が与えてくれた生あるうちに私にできることそんなものについて考え始めた今日この頃

  2004/03/05

  コメント(3)

• 不思議なネット

  以前からネット上に日記サイトが多々存在することは知っていたのですが、自分がまさかそこに日記を書こうとは思っていませんでした。まして、ネット上で知り合った人に心のうちや内緒の話を打ち明けてしまうなんて、ありえないと思っていました。なのに、今の私にとって、この日記で知り合った方々は、貴重な宝物です。今まで人に言えなかったことをぶちまけ始めたら、自分の内側にあったのに気づかなかったこと、今までに考えたこともなかったようなことを考え始めました。単に書く、と言う作業によってこういうことは起こるのかもしれないけれど、書いている場所がネットであるがために、私が書いたものは人にも読まれているし、それを読んだ人からの反応というものが返ってくるおかげで、今まで知らなかったような考え方に触れることができました。自分の日常生活の周りには見たところ「真っ当な」人生を歩んでいる人しかいないので、わたしも「真っ当」な姿だけをさらして生きてきましたが、このネットの世界で始めて「真っ当」でない自分の居場所、そして、そんな自分を受け入れてくれる人、そして、そんな私に自分の経験を交えて言葉をかけてくれる人たちに出会いました。実に不思議な体験です。この体験って、バーチャルなはずなのに、バーチャルじゃない。生身の人間である私の生き方を変えてしまうかもしれない、すごいこと。

  2004/03/04

  コメント(2)

• 幸せの伝播

  夜、酔っ払って電車の中で暇をしている彼からメールが来ました。昔、一緒にスキーに行って楽しかったときの回想（私たちはリフトだけ待ち合わせて一緒に乗るものの、滑り出すとそれぞれ自分の世界に浸りきり、勝手に無邪気に雪上での快感を味わう、という経験を共有しています)、もう一度こんなことがしたい、そしたらこんなこともしたい、（誤解のないよう、すべてスキーとそれにまつわる娯楽のことです、）でも、自分は結局ないものねだりから逃れられない、そんな内容でした。バカだなあ、めったにメールなんかしてこないくせに、酔っ払って暇なときにしか私のことを考えないのか、この人は、と思ったけれど、そんな可愛げのないメッセージの中にそれなりの愛を感じ、ちょっと嬉しくなった私は、そのまま主人に対しても久しぶりに優しく接することができました。形としては望ましくないけれど、私の心が彼との絆によって満たされれば、私はその密かな幸せを別の形で表に出して、自分の身近な人にも伝播することができるだろうか。そんなことを考えながら眠ることにします。

  2004/03/03

  コメント(7)

• 安定・そして親の影響についての考察

  昨晩、忙しい相手にあまりに大量の情報(メッセージを含む）を送りつけることについてどう思うか、迷惑だったらそう言ってほしいから、とたずねたら、私に必要とされることが今一番の支えであり、ありがたい、との返事をもらったので、なんだかものすごく救われた気分になり、それが持続していて安定した今日一日でした。それから、母が私に与えた影響についてもいろいろ考えました。両親(直接の窓口はいつも母でした)から親への絶対服従を強いられ、子供の人間性を半ば否定して育てられ、正論や倫理性ばかりをたたきこまれたからこそ、親が望んだのとは反対の、心がまっすぐでなく、倫理に反することをもいとわない自分が出来上がってしまったのは皮肉だなあ、と。そして、そんな親に対していつも隠し事ばかりして、表面的には服従しているように、気に入られるようにしてきた結果、今のような自分の状況が作られてしまったんではないかと。やはり、このいろいろな矛盾を抱えた状況を乗り切るには、親心に対する感謝とは別に、自分なりの信念と強さを持って、自分で自分を支持できるようにならなきゃいけないのかな。

  2004/03/02

  コメント(1)

• 私は今後あなたと寝るべきか寝ないべきか

  …というテーマが最近頭から離れません。先日彼が、そういう関係を持つことにより私がよりいっそう苦しむことになるのならば、そうならない会い方をしてみよう、と提案してきたからです。自分が好きな人といるときの姿と、夫に対して接しているときの姿を一歩離れて見つめると、自分が好きな人といるときに自分が心地よく、開放的であり、そのイメージが具体的であるほど、夫に対しては相手を排除しようとし、寄せ付けず、自分を閉じてしまうような気がしたのです。もちろん、手抜きながら、主婦としての役割は果たしていますし、忙しい夫にはできようもない育児もそれなりにきちんとしていますし、夫が安心して帰ってこられる場所を守ってはいます。　でも、私は夫との精神的、肉体的なつながりを、ほとんど完全に放棄しようとしています。結婚、という契約関係の権利と義務を最低限履行することしかしていません。こんな自分に気がついたとき、私はもうひとつのことに気がつきました。私は、父の宿命を受け継いでいるのです。家族を最愛の存在としながら、家族に心を開くことがほとんどなかった父の…。…　途中、非公開　…こんな風に考えてきたら、答えが少し見えてきました。どっちだって構わない。私が満たして欲しいのは、性欲ではない。　そんなものはずっと前にあきらめてしまった。自分という人間をありのままに知り、受け止めてくれる人と、現実に対面したときに、もしそこに自然な流れがあって、お互いの望みが一致したなら、言葉によってありのままの自分をさらけ出すことの延長としてそういう関係になればいいし、そこに何かの力が働いて、その動きを止めることになれば、それはそれでいい。なんだかモラルのかけらもないような発言に聞こえるかもしれないけど、そもそもモラルってなんだろう。

  2004/03/01

  コメント(4)

• あとで更新の予定

  あー、更新できずに１日が終わってしまいました。この楽天広場のほかの方のサイトを見るのに莫大な時間を費やしていたためです。おかげで心に残る言葉がたくさん見つかりました。これから読んでみたい本も見つかりました。

  2004/02/29

  コメント(0)

• 父の言葉を思い出す

  人を不幸にして、自分が幸せになることはできない。これ以外は非公開です。

  2004/02/28

  コメント(2)

• 話を聞いてくれてありがとう

  私が泣いてばかりいたことはやはり一応気にしてくれていたみたいで、でも間抜けにメールしてくるだけで、でもそしたら夜やっと話しができて、私は今まで誰にも言えなかった悩みや心のうちを、具体的に、包み隠さず彼に話した。話したからと言って、何の解決になるわけではないのだけれど、少なくとも、書いているときと同じで、話しているうちに見えなかったことが見えてきた。ほかの人には絶対に言えない自分の本心を批判されることなく話せて、しかもちゃんと聞いてくれる相手がいて、ほんとうによかった。　感謝。おかげで今日は少し心が落ち着いて、でも詩を書いていたらまた涙が止まらなくなって、でもその涙はおとといの混乱の涙とはちょっと違って、むしろあることを受け入れる心の準備のできた、あきらめの涙のようにも思えた。一方、彼と私の間のことについては、恍惚に身を任せたあとの私が、ふたたび日常の現実に戻ったときに余計に苦しい思いをするくらいなら、今度逢った時にはそういう風にならないようにしよう、と提案された。　自分にとってそのような苦しみはないので、それでは卑怯だ、と言われた。卑怯ではないよ、だって、男と女は違うし、彼と私が日常置かれている状況だって違うんだから、って思ったけど、提案の趣旨に異存はないので、否定しなかった。

  2004/02/27

  コメント(0)

• 気晴らしは効果的

  昨日の荒れ模様と打って変わって、今日は外で自分の好きなことをちょっとだけしてきたので、気分が変わりました。同じテーマにばかり神経を向けているとどんどん悪いほうに落ち込んでしまうので、気分転換は大切だと実感。

  2004/02/26

  コメント(2)

• 今日の天気は荒れ模様

  あーあ、外では明るく日がさんさんと差しているというのに、家の中では雨のち晴れのち雨の繰り返し。私が泣いていると何もわかっていない息子が「ママ、大丈夫？」といたわってくれる。大丈夫よ、って笑うんだけど、そのまたあとには涙がこぼれてしまう。恍惚と心の平安は別のもの。恍惚の欠落を心の平安で埋めることは出来るが心の平安の欠落を恍惚で埋めることは出来ない。って言われたんですが、心の平安ってどうしたら得られるのでしょうか。自分に嘘をついている限りは心の平安は訪れないのでしょうか。自分の嘘を、嘘だったと告白したとき、それを聞いた人の心の平安が乱されるとすれば、嘘を告白して心の平安を得ようとした自分は結局心の平安を得られずに終わってしまうように思われ、この入り組んだ迷路から抜け出せるにはまだまだ時間がかかりそうです。**********************少し気持ちを入れ替えた。結論を急ぐのはやめよう。あせってもいい結果は得られないでしょう。常に心の平安を感じながら生きている人はいったいこの世にどれほど存在するのでしょうか。人間の欲は尽きるところを知らないはず。欲しいものがひとつ手に入ったら、きっとまた新しいものを求めてしまい、充足感に浸り続けることなんてできないのでは、と思ってしまうのは私だけでしょうか。だとすれば、心から愛せる人がどこかにいて、その人といつも心を通わすことができるとしたら、その人と過ごすことのできる時間はたとえ短いものだとしても、心の充足を得ることは不可能ではないかもしれない。という結論で今日はとりあえず終わろう。

  2004/02/25

  コメント(3)

• 非公開日記も書いておこう

  あまりに落ち着かないので　言葉が頭の中で空回りをしています

  2004/02/24

  コメント(1)

• 日記を書くということ

  日記を書くなんて、高校生のときに自分の部屋に置いてあった日記を母親に読まれて、そこに書いてあったことがもとで怒られて以来、つけたことがなかったような気がする。それが、今の私にとって、日記を書くという行為は自分の中にあるもやもやを形にして発散させる唯一の手段となっている。もうちょっと若い頃は、友人悪友と毎日のようにとにかくいろんなことを話しまくって、お互いの情報や秘密をどれだけ知っているかが友情の深さの尺度、みたいなところがあった。でも、年をとるにつれて、人には言えないことが増えてきた。特に、今の私には人に言えないことが多すぎる。対外的な自分と、自分の内面があまりにミスマッチだから。昔から私を知っている人には、自分の中身が変わってしまったことを悟らせず、表面的な変化とか自分が成長した部分だけを知らせている。後になってから知り合った相手ほど、しがらみが少なければ本音も言いやすいけれど、それでも私は今自分の周りにいる家族友人みんなに嘘をついている。本当のことを知っているのは、この日記と、この日記に書かれている人物。この日記を読む人にも真実のある一面はわかるだろうけれど、私という人間の全容はわからないだろうし、知られるのは怖い。それはそれで置いておいて、私の心はいま、張り裂けそう。いろいろな思惑が絡み合う。欲しいもの、失いたくないもの、失っても構わないもの、失ってはいけないもの、傷つけたくない人、傷つけてはいけない人のこと。書くことによって少しずつ自分の苦しみを放出していかないと、壊れてしまいそう。こんな思いをしたのは初めてかもしれない。

  2004/02/23

  コメント(4)

• 久しぶりの外出

  中華料理店にて、ビール2本、紹興酒1本なり

  2004/02/22

  コメント(1)

全116件 (116件中 51-100件目)

< 1 2 3 >