テーマ:本のある暮らし(3286)
カテゴリ:図書館
今日からちょっと、図書館について色々書いてみたいと思います。
私も図書館をよく使っていた方なんですが、勤めるまで知らなかったことが結構あったので。 図書館によって、色々温度差があるのだなぁと思ったのが、館内閲覧。 うちの図書館は、学生さんが多いこともあって、館内では自由に勉強していいし、本を読んでもOK。 でも、県立図書館では、机を使うには申請しなきゃだし、持ち込み文書(参考書とか)での勉強なんかは不可。 広島市の図書館でも、借りれる本は借りて帰って読めという方針らしく、 小説とかもその場で座って読んだりしてると注意されるんだそう。 スペースが取れない分、机が少ないから、仕方ないんですが・・・。 うちなんかはド田舎なので、その点、広々。 朝8時半の開館時に待ってた人が新聞を読んで、一度家に帰って、10時ぐらいにまた来て、昼にまた帰って、2時ぐらいから6時の閉館までずっと居るなんて人もいます。 しかも平日。 一体どんな仕事してんだよ、と思ったりします(^^;)しかも若いし。 流石に、ビデオやDVDのデッキがある所で勉強している学生さんに、 「コレ観たいんだけど、人が居て観れない~」という子どもがいる時には、 「すみません、どけてもらえますか?」と言いますが。 あとは基本、いくつかの事だけを注意するだけです。 ・飲食する(図書館内では飲食禁止です。本を汚さないため。) ・うるさくする(大きな声で話す、走り回る、喧嘩する、携帯電話で通話する) ・本を粗末にする(開いてひっくり返す、破る、折る、汚す、濡らす) ・書架の前で陣取る(足を延ばして座り込む、椅子を持って行って座り込む) などなど。 図書館によって、対応は様々ですが、この3つだけは、どこの図書館でも言えることだと思います。 携帯電話はマナーモードにして、通話は外やロビーでしましょう。 図書館は、本を読んだり、借りたりできる場所です。 その図書館にない本でも、他の図書館から取り寄せてもらって見ることも出来ます。 少なくとも、広島県内では、他の図書館の蔵書は貸し借りしているので、見られます。 意外と知られてないですよね。 ただ、本の予約やリクエストなどは、基本的に受けるんですが、ある条件だと難しいことがあります。 ・雑誌 最新号は、貸し出し・コピー禁止です。(著作者保護のため) あと、図書館同士でも雑誌を貸してくれるところは少ないです。 なので、その図書館で買っていない場合、バックナンバーの取り寄せは難しいです。 県立図書館は、雑誌の貸し出し自体をしていません。 うちの場合は、大人の雑誌もこどもの雑誌(こどものとも・かがくのとも等)も 個人でも他館へもバックナンバーは貸し出ししてます。 ・発刊から1年以内の本 回転が良い(よく借りられる)ので、自分の図書館だけで精一杯。 他の図書館には貸せない、ということで、新しいものは難しいです。 要望が多かったり、需要が多そうな場合は、自館でも購入しますが。 ・マンガ 他の図書館に貸してくれるところがとても少ないです。 基本的に、活字の本がメインですからね…。 とはいえ、「はだしのゲン」などの戦争モノはそんなに回転が良くないので、 うちの場合は、他館に貸したりもしています。 ・レファレンス文書(調べもの用辞典など) 図書館には、基本になるレファレンス文書は必須なので、貸し出しはしていません。 辞書、辞典、百科事典、図鑑など。 うちの図書館は、子供用の図鑑だけは貸し出してますが。 ・町史、村史、歴史的資料などの貴重書 町史などは、複本(何冊かある場合)があれば他の図書館に貸したりもしますが、 自館に置いておきたいものが多いので、基本的に他館には貸出したりはしません。 他館に貸し出す場合も、館内閲覧のみということで、禁帯出本扱いのことが多いです。 貴重書も同様です。 1冊だけとかの場合は、大抵貸してはもらえないので、見に行くしかありません。 ・個人情報が特定できるような本 卒業文集などの、住所や名前や電話番号などが載っているもの、 被差別部落が特定できるような文書など。 こちらは、閲覧のみで、閲覧時も理由を訊きます。 コピーは不可。 こういうものは、もちろん、他館への貸し出しもしていません。 ・美術書、書道集、写真集 大型本と呼ばれる類の本は、高価なこともあって、貸出不可のところが多いようです。 うちの館はほとんどが貸出可なので、遠方から来られるお客さんも結構います。 こればっかりは、館の方針にもよるので、HPを見たり、行かなければ分かりません。 こういう制約がある場合を除いては、大抵、廃版本とかでも貸してもらえるので、書架に見当たらない本は、カウンターで訊いてみるといいですよ。 広島県内の場合は、県立図書館のHPから、横断検索なるページがあるので、そこから探してみて、あれば訊いてみましょう♪ 近くの図書館から申し込めば、借りられる場合が多いですよ。 カタカナ、ひらがな、漢字がどうだったか分からない場合。 そんな時は、タイトル・著作者など、分かるものを全角カタカナで入力して検索すると、引っかかってくることが多いです。 便利に使ってくださいね☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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