テーマ:仕事しごとシゴト(23724)
カテゴリ:図書館
最近、手が空いた時とかに、本の修理をしてたりします。
最初は、前の図書館でやっていたような、 フルコーティング(本の周りをフィルムでコーティングすること)しかやってなかったのだけど、徐々に色々と。 ずっと、I先輩が修理してる所を、覗いたり横目に見つつ、 カウンターの仕事をしてたので、何となくは、やり方を知ってはいたのですよ。 ただ、I先輩ほど器用じゃないし、それ以外の仕事も多かったので、やってなくて。 「そろそろ教えようかね~」と言ってたところに、いきなり切られたので、 結局、ちゃんとは教えてもらえてませんでした。 でもまあ、後ろのボンドを削ったり、セロテープ剥いだ後に粘着剤を消しゴムで取っていったり、地味~な作業だけはさせてもらってました。 あと、本のクリーニングは、学校貸出本で、毎シーズンやってたしね・・・。 というわけで、ページの外れた本もたまってきたので、そちらもやることに。 背裏のボンドを削って、ページをつけて、縛る。 I先輩は接着してから3~1週間ぐらいは置いてたけど、 ここの図書館は、翌日には外してます。 時期にもよるのかな~? まあ、冊数もハンパないしね・・・ 「本の修理はね、やる前よりやった後の方が美しくないと意味ないのよ。 やる前より汚くなっちゃダメ! 本のページが出っ張ったり、汚いままコーティングとかしたら、美しくないでしょ? 少々の手間をかけても、やるからには綺麗に。 美しくよ、美しく!」 と、よく言われてました。 先輩は、絵本とか古くて厚い本の、後ろの糸綴じも上手にやってたんだよね・・・。 今度、ボランティアで働くから、代わりに教えてくれって頼んでみよっかなぁ。 さて、そうやって、カウンターの中の机で、ひっそりと本の修理をしていたら、 「おい。」 と、いきなり男の人に、すぐそばで声をかけられてびっくり。 ええっ!!Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)だってここ、カウンターの結構内部よ?! どうやら、ちょっと前に、他の本職司書さんがレファレンスを受けた人らしい。 んで、書庫の中に、本を探しに行って、なかなか帰って来ないとイライラした様子。 でもでも、カウンターの中にまで入ってこないでぇぇ~(ノ><)ノ かなり集中して本の糊付けをしているところだったので、ホントにびっくりしました。 慌てて、お客さんをカウンターの外のイスに座らせて、 書庫内の担当の司書さんを呼びに行きました。 本を託されて持って出たら、「じゃあ、あっちに持ってって」と顎で指示され・・・。 召し使いか?! あうあう~(ノДT)怖いよぉぅ~。 都会だと、色んなお客さんがいるなぁと思いました。 逆に、本を書庫から出して持って行って、 「コレよコレ!ありがとう!」と、 嬉しそうに言われると、疲れも何もかも吹っ飛びます。 今は、書庫の本を出してくる仕事がメイン。 やっぱり、小さい図書館の方が向いてるのかなぁ・・・。 「なんかオススメの本ある?」とか「面白い本ある?」と訊かれるのが、大好きだったので。 その人のいつも借りてく本の傾向を見て、本を紹介して、 借りて行ってくれたり、読んだ感想を聞いたり、喜んでもらえるのがとても楽しみで。 大きい図書館になればなるほど、そういうのってきっと少ないんだろうなぁ。 本屋さんとかの方が、逆に向いてるんだろうか? でも、本の紹介を、商売としてやりたいわけじゃないんだよなぁ・・・。 司書としての経験も積みたいし。 書庫の本の出納も、本の海を泳いでるみたいで、それはそれで楽しいのだけどね。 悩みどころです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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