テーマ:今聴きたい音楽って何?(439)
カテゴリ:音楽
最近、クラシックとジャズにどっぷり浸かっている。
まだジャズは入りたてホヤホヤだけど。 クラシックでは、ここのところ、やけに気になるのが、ドビュッシーとベートーヴェン。 どちらもピアノソナタ。 色んな人を聴き比べてる。 ・マウリツィオ・ポリーニ しっかりきっちりした打鍵。 タイミングとかは、私の理想とする音に近い。 ただ、強弱が私が思い描くのと違う時が時々あって、うむーとなる。 ・アルトゥール・ルービンシュタイン ショパンは好きだったけど、ベートーヴェンはなんか違う。 もったりしすぎ。 ・ルドルフ・ゼルキン 美しく響く音色。 「月光」はいいと思うんだけど、「熱情」がイマイチ。 あと、「ハンマークラヴィーア」はちょっともったりしてるかも。 ・ウラディミール・ホロヴィッツ 嵐のような打鍵のイメージだったのだけど、 意外にも「月光」が良かった。 でも、「熱情」はなんか違うんだよな~。 ・アルフレッド・ブレンデル 綺麗。打鍵が正確で、強弱も綺麗。豊かな音。 というか、心地よい音。 ただちょっと、優しすぎるかな? ・ヴィルヘルム・バックハウス すごい好きかも! 硬質で氷みたいな高い音の打鍵。 でも、その一方で、感情を込めて丁寧に弾かれているのがよく分かる。 ところどころ、あったかくて、キラキラしてて。 この人のバッハも聴いてみたい~! あと、最近、教えてもらって聴き始めた、グレン・グールド。 お、面白すぎる…( ̄m ̄* )ムフッ 初めて聴いたのが、バッハの「ゴールドベルク変奏曲」だったんですが、 あれでバッハのイメージが変わりました。 それまでは、ズーン・ドーンとした重厚で荘厳なイメージだったんだけど、 そうじゃない曲もあるんだなぁと。 で、最近手にした、グレン・ゴールドのモーツァルトのピアノソナタ。 モーツァルトもこれまた苦手で、綺麗過ぎて、聴き始めると必ず眠くなってたんですが、 この人のモーツァルト、面白すぎるよ! すごく一生懸命というか、夢中で弾き過ぎて、歌ってるのが入ってるんですよね(笑)。 うーん、楽しそう♪ このピアノソナタ集を聴いていて、トルコ行進曲で有名な第11番の第一楽章、あれを小学校の頃にピアノの練習で知らずに弾いてたことを知りました。 懐かしー(´ー`*) 他にも聴きたくなりますね~。 私的に、バックハウスとグールドがマイブームです。 ジャズはというと、色々まだ聴き比べているところです。 どうやら私はトランペットとサックスの音が苦手な模様。 ブラスバンドではクラリネットとテナーサックスやってたんですが ジャズはゆっくりと聴きたいんですよね。 ピアノ、パーカッション、ベースのトリオが一番好きみたい。 でもまあ、決めつけずに色々聴いてるとこなんですけどね。 一番最初に惚れたのが、ベースのスコット・ラファロ。 ビル・エヴァンスのアルバムを聴いた時、ピアノよりもベースにばかり耳がいっちゃって。 いい音出すな~って。 音のラインもなんですが、その余韻、響き、少しの音のズレ、 全てを計算ずくでやってるようなところがもう そして、そこでこうくるか!っていうような音をたまに出すんですよ。 うう、たまんない(〃▽〃) 若くして亡くなっているので、その音源を求めて、色々聴いてます。 その関連で、スティーヴ・キューンというピアニストが、最近気になってます。 あと、ピアニストといえば、オスカー・ピーターソン! 聴いた瞬間に、なんて素敵と惚れました キラキラしてて、綺麗な音色…最高です! あとは、まだCDとかの音源は手にしてないんですが、好きな人が、 ・ベース レッド・ミッチェル:聴いた瞬間、好きかも!って思った。 ニールス・ペデルセン:特別スゴイってわけじゃないけど、安定してる。歌うより話すって感じ。 トム・ウォリントン:切れのいい音と重低音がいい感じ。 ・ギター グラント・グリーン:好きかも。黒くて(笑)。ファンク。 ・ピアノ ケニー・ドリュー:打鍵はきっちり踏んでるのに、メロディアス。 ウォルター・ビショップJr.:やさしげな音。やわらかい。 ・その他 ビブラフォン:ヴィクター・フェルドマン この辺あたり。 逆に有名なのにうーん?って思ったのが、この辺。 ・ベース △~○ジョン・パティトゥッチ:高音が多めだけど…というか、ギターと間違いそうになる音だ。 △エディ・ゴメス:高音域が素敵。でもピアノに負けてる感有り。 △ロスラフ・ヴィトウス:悪くないんだけど、牽引力が足りない。 △レイ・ブラウン:無難。というか、良さがよく分からない。 △ポール・チェンバースJr.:優等生。物足りない。 □ロン・カーター:音程がゆるくてハッキリしてない。余韻が大きいというか。姿はカッコイイvダンディ♪ △ジミー・ギャリソン:ちょっと物足りない △リロイ・ビネガー:まあまあ。 ×チャールズ・ミンガス:なんかモヤってて、好みじゃない。 ×ゲイリー・ピーコック:音の取り方がどうも好きじゃない。 ?クリーヴランド・イートン:気にはなるんだけど、よー分からん。つかめない。 ・ギター △~○フィル・ケギー:儚げな音を出す人。 △テリエ・リプダル:フュージョン寄りでありつつ、ロックな人。嫌いではないが好みではない。 ・ピアノ △~○カウント・ベイシー:小洒落たというか、小粋な弾き方。 ×ドン・ピューレン:線が細い音。 △チック・コリア:なんかパッとせんな~。 ・その他 ○マーティ・ペイチ(サックス):なんというか、無難。 △~○ハンプトン・ホーズ(ピアノとサックス):無難すぎて面白くない。 自分が弾かないし、まだ聴き始めて日が浅いけど、 ジャズって、しっかりした技術と、ちょっとした遊び心と、 どこまでが綺麗に聴こえるかっていう範囲を、きっちり把握した上でのアレンジセンス。 それが大事なんだな~って思います。 センスっていうのがこんなに問われる分野ってのもないな~と。 余計な音がない分、すっごいそれが際立つんですよね。 クラシックもそうだけど、ジャズはセンスがもっと強く問われる気がする。 まあ、それぞれのスタンスもあると思うけど。 奥が深いです~。 徐々に好きな人のアルバムとかも集めてみたいなぁ、なんて思います。 道は遠いわ・・・。 オススメとかあったら、是非教えてください☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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