仕事からの帰り、真っ暗な中、ふぅっと香りが通り過ぎました。
銀木犀が咲いたんだ！
昼間、一年ぶりにギンモクセイの花と再会しました。

　

んー、ほわっと甘くて、少～しだけクリーミーで、やさしい香り。
昔、小学校の頃、体育館の前に銀木犀（そちらはヒイラギモクセイでしたが）があって、それを一生懸命背伸びしながら香りを嗅いだことを思い出します。
うちに植わってた生垣が、銀木犀でホントに良かった～(￣∀￣*)
パッと見、白っぽいので地味ですが。

　

近付いてよく見ると、金木犀よりも少し花びらが肉厚な気がします。
でも、4枚の花びらが可愛いのは一緒♪

　

うーん、たまらん
銀木犀の香りの香水、どっか作ってくんないかな～。
チュベローズやクチナシほどクリーミーではなく、スッキリした甘さなんですよね。
それでいて、金木犀のキンとした硬質な香りでもなく。
このやさしい香りごと、空気を閉じ込めてしまいたい・・・。
香りのする花の中では、蝋梅の次に好きな花です。


近所には、わさぁっと金木犀がめいっぱい咲いている所があります。

　

見た目にも、オレンジ色が可愛い

　

少し近づくだけで、キンとどこか硬質な、独特の華やかだけど爽やかな香りがします。

　

やっぱりしっかりオレンジですね～。
見た目の可愛さは、金木犀の方が上だなぁ。


というわけで、キンモクセイ月間です。
銀木犀は残念ながらないけれど、金木犀を使った香水はいくつかあります。
とはいえ、数は多くないですね。

・エルメス「オスマンユンナン」
　エルメッセンスシリーズの一つ。
　やさしい香りでつけやすいです。
　香りの持続性はイマイチですが、とても素敵な香り。

・パームツリー「フルール ド キンモクセイ」
　こちらもやわらかな金木犀の香り。
　シングルノートです。
　残念ながら、精油が取れなくなったということで、廃番に。

・パコラバンヌ「ウルトラヴァイオレット」
　コロンとした卵形のボトルと、紫色の香水が綺麗です。
　キンとしたあの香りが結構しっかりしていて、秋っぽい。
　でも、かなりキツい香り立ちなので、つけるのに苦戦します。
　だけど手放せないんだよな～。
　流石はジャック・キャバリエ調香というか、ひねりがあって面白いですね。

・ゲラン「パープルファンタジー」
　2000年限定品。
　紫色のシフォンの巾着に入っていて、初代チェリブロと同じ形のボトルです。
　サンダルウッドが落ち着いてる中に、キンモクセイのトーンの高さが素敵。
　もう2～3本ストックが欲しいぐらい好き。
　でもストックはもう基本持たない！と決めたので、我慢×２・・・。
　最近よく、某ヤ○オクに出てるのを見かけます。

・フローラルフォーシーズンズ「金木犀」
　金木犀の花の香りを、上手に再現しています。
　あの花の香りそのものを求めているなら、これが一番近いかも。
　ただ、あのキンとした、ちょっと頭の痛くなるようなトーンの高さが、私はちょっと苦手。
　ここのは、小さいサイズでお試しも出来るので、オススメです。
　ちなみに、フォーシーズンズさんの中で私の一番のお気に入りは、「白梅」。
　和の香りが素敵です。

・ケイコメシェリ「フルール ド オスマンサス」
　金木犀にカラメルを絡めたようなふんわり甘い香り。
　ミドルからのふわ～っとした香りは、まさに金木犀。
　ちょっとモワッとしたユリの花粉っぽい香りもします。
　いつかフルボトルで欲しいな～。

その他、私は香りを嗅ぎ分けられないけど、キンモクセイが入っている香水。
・イッセイミヤケ「ロードイッセイ」
・エリザベスアーデン「サンフラワー」
・ニナリッチ「ドゥシドゥラ」
・ランバン「エクラドゥアルページュ」
・ランページ「ランページEDP」
・セルジュルタンス「ダチュラノワール（黒のダチュラ）」
・ラルチザン「テプーアンエテ（ひと夏の紅茶）」
・メナード「緑映」
・エマニュエルウンガロ「デスヌーダ」
・クラランス「エリジウム」
・フラゴナール「イル ダムール」
・プロフーミ ディ パンテレッリア「タニット」

んー、ニナリッチの「ドゥシドゥラ」は若干感じなくもないんですけど、
フルーティさとアルデハイドにかき消されて、ホントに顔を出す程度。
あとのものは、ホントに嗅ぎ分けられません。
他にもキンモクセイ香水、あれば是非教えてくださいね☆


それにしても、香水データベースが復活して良かった・・・(涙)。
今まで蓄積していたデータが全然使えない時期は、やっぱり辛かったです。
小分けも合わせて、1200ぐらいのものがあったんですもの～。
ファイルメーカー万歳！ヽ(･∀･)ﾉ ﾜﾁｮｰｲ♪
また増えた分、入力していこうと思ってます。
まあ、ボチボチと♪