テーマ:今日聴いた音楽(75573)
カテゴリ:音楽
図書館職員のN女史が、マンドリンのクラブに入っておられて、
そのリサイタルがあるということで、ママンと一緒に行ってきました。 実はマンドリン、生で見るのは初めてだったりします。 小さめのホールで、2部構成で始まりました。 マンドリンにも、いろんな大きさがあるんですね。びっくり。 N女史は、一番小さなマンドリンで、主旋律のパートの一人でした。 低音部分はギター3本と、コントラバスも1本入っていました。 マンドリンは、とても澄んだ音色で、綺麗な音でした。 乾いた空気の中で聴きたい音だなぁと思いました。 なんというか、異国情緒あふれる音で、どこまでも澄んでいて軽やかで、 砂漠や、地中海性気候のような、乾いた土地の風によく似合う。 今回のテーマは「アメリカ」だったのですが、 あの音で、できればシルクロードっぽい情緒感のある曲や、 陽気なシチリアっぽい音楽も聴いてみたいと思いました。 最初、聴き始めた時、手前側近くのオッサンが、 えっらいギターが上手くて、厚みのある甘い音を出していて、 私の気のせいかな~?と思いながら聴いていたんですが、 どうやら聴き違いではなかったらしく、あとでソロで弾いてました。 やっぱ上手い。 軋む音もいいんだけど、とても厚みのあるあったかい音。 もっと聴きたいと思わされました。 2部は、アメリカを代表する作曲家、ルロイ・アンダーソンの曲の特集で、 あの有名な「タイプライター」も演奏されました。 古いタイプライターもしっかり出番がありましたよ。 CDで聴いた時には、そんなに面白いとも思わなかったんですが、 生で聴くとユニークで、とても楽しかったです。 前に座っている小さい女の子が、とても楽しそうにしていたのが印象的でした。 私は、「セレナータ」が一番好きだったかな。 マンドリンらしさが出ている気がしました。 指揮者の人も、有名なギタリストらしく、最後の方で弾き振りしました。 この人が入るだけで、空気が変わる。 ギターだから、弦は6本のはずなんだけど、 なんかどう見ても8本ぐらい張ってあるように見える・・・?? ギターの音は鋭くて、情熱的。 でも、好みかといわれると微妙だな~。 上手いのは、すっごく上手かったです。 全体の感想として、マンドリンの音色は綺麗だと思いました。 テーマを決めるのはいいけれど、もっとマンドリンの音色を活かした曲設定にしてほしいな~と、個人的には思いました。 あの綺麗な透き通った高音、幅の広がる中音、マンドリンセロの響き。 レガートを多く使う曲よりは、音の変化の多い曲の方が向いてる気がします。 ・・・その分、難易度は上がってしまうんでしょうけど(^^;) でも、初めてマンドリン、いや、弦楽器のみの演奏を生で聴けて良かったです。 N女史、ご招待ありがとうございました☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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