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2005.11.28
カテゴリ：北京生活
☆なんだか最近はずっと仕事も忙しくて
週末もいろいろと会社がらみの用事が 入っていて、 ろくにゆっくりする時間が少なかった。 それに 職場にどうも気が合わない人がいて （機嫌のいいときと悪いときの差が激しすぎる） その人の扱いにもちょっと困っていた。 だからだと思う。 肉体が疲れているときは 精神にも影響を及ぼす。 しかも 悪い時期に悪いことは重なり 彼との関係も どことなく うまくいっていなくって 大喧嘩をするたび だんだんどうでもよくなって しまっていた自分がいた。 それもあって 仕事だけでなく いろんなことが 私を取り巻く 北京で生活していることにかかわる 全てのことが いやで いやで 仕方がなかった。 簡単に言うと 「どうして 北京で生活しているのか その意味がわからなくなった」 ということ。 こっそり留学を決めたときや 初めて生活の場所として 北京の地を踏みしめたときの あのときの情熱は 一体どこへ消えてしまったのだろう。 生命パワーが 消えかかっているのではないか と思うほど いつもの自分からは 想像もできないほど 弱弱しくて 真っ白い顔で 悲壮な雰囲気で 黙々と仕事をこなしている 自分にだんだんつらくなってきていた。 先週末は 彼も部屋にいたけれど かまっている余裕があまりなくて 何か思うごとに すぐに涙がこみ上げてきたり 一人で ベッドにうずくまってたり どんどん どんどん 暗い渦の中に 一人落ちていくようだった。 そして ついに今日は会社を休んでしまった。 理由は熱が出たから。 どうも風邪を引いてしまったらしい。 （今ものどがまだイガイガする） 休んでしまったことに 半分罪悪感を覚えつつも ベッドの中から 覗く窓から指す その目が痛くなる強すぎる陽光に いろんなことに 落ち込んでいるのが ばかばかしくなるくらいで ここ何日か ずっと考えていた 過去と今とこれからと 漠然とだけど はっきりと、自分が今後 どうしていきたいのか 正確に言うと 何がイヤなのか ようやくわかった。 それに 前の日記でも書いたけれども 彼との結婚をためらっている理由の一つに 私と彼との経済格差がある。 別に 彼をけなしているわけでもなんでもなく 事実として 日本人の私と 中国人で学歴もさしたるコネもない彼と 現時点で比較すると 当然、当分は私ががんばるしかない。 でも その先は？ このまま一生私が こうして彼を支えていかなきゃいけないの？ じゃあ私は働かなければいけないなら 仮に結婚しても 子供を生むことはできないの？ 答えは 「否」 ちがうよね。 どうしてもっと 早くそのことに気がつかなかったんだろう。 確かに 今は私のほうが 稼ぎがあるし 彼を支えている。 でも こうところが 年下彼氏の強み。 何年後かには きっと逆転していて 彼が私を支えてくれるはず。 少なくとも 私より若い分は 私より長く働けるんだし。 私のためなら なんだってできるはずだし やるはず。 だって 私だって同じもの。 冬が来て そしてやがて春が来るように。 開けない夜明けなんてないように。 間違った方向に進んでいなければ きっと 自分の目指す幸せに 出会えるはずだよね。 そう思えば その日が来ると思えば 今の苦労も 今の苦しみも 今の涙も 全部全部 あとで笑って話せるはず。 急ぎすぎてはいけない。 焦ってもいけない。 もがいていても どうにもできないときもある。 でも 機が熟したときに 絶対逃がさないよう うまく自分のものとして つかむたけにも 自分の中ではっきりと タイムリミットを設定した。 来年で日本に戻ります。 だらだら いつまでもここにいては 自分のためにはならない。 北京でやるべきことは 勉強面で考えると まだまだ課題は残っているけれども あの辛かった 求職のときに感じていた 後ろ髪惹かれるような 北京に絶対残りたい思いは 今はもうない。 2008年北京オリンピックは 私の人生の前には そんなに重要なことではない。 かといって 今すぐ会社を辞める気はないので 来年とはいえ少なくても 10月くらいまではいるつもり。 それに彼氏が中国人なので もう二度と北京に来ないという状況は ありえないので イヤでも 中国とかかわっていくことは もう目に見えているし。 何年後かには 北京に戻ってきてまた生活するかもしれない。 でも 新たな一歩を踏み出すために 日本に完全に帰ります。 ここまで決心するために 時間がかかった分 心の中は 何もかもが すっきりとクリアになった感じがする。 とりあえず今日はもう寝て 明日から、また会社でしっかり働きます。 取り留めのない 文章でごめんなさい。 でもこうして、何か形に残しておきたかったのです。 本日の最高気温10度。最適気温ー１度。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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