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カテゴリ:にゃんこネタ
☆人生には
「もし、あの時、あのようにしなかったら」 「もし、あの時、あのようにしたならば」 という 考えても仕方のない思いが 頭をよぎることが多い。 今日、さつきは 私の部屋からいなくなった。 彼の友人にあげたのだ。 原因は ・ミミとの相性があわなかったこと と ・さつきがもともと持っていたと思われる 病気をミミにうつしたこと。 彼が、さつきがベランダの外にいるのに気がつかず ベランダの扉を占めた時 「にゃーにゃー」叫んで 私達にさつきがまだ外にいることを教えてくれたり お互いの体を 毛づくろいしていたり ミミとさつきは てっきり仲良くなったとばっかり 思っていたのだが 彼に言われて改めて気がついたが 確かに さつきが来てからと言うもの ミミは あまり鳴かなくなった。 (しゃべらなくなった) 呼んでも来なくなった。 気分的にあまりくつろげていないように見えた。 さつきがいつも 絡んでくるので 傷だらけになってしまった。 やはり 生まれたばかりで元気の有り余っている子猫と 比較的穏やかでゆっくりとしているミミとが 一緒にいるのは 無理があったのかもしれない。 「(私の)部屋から連れ出したときは なんともなかったけれど 僕の友人の家に着いたとき 初めてさつきの目に 涙を浮かんだ」 という、彼の話しを聞いて どんなに叱っても 絶対言うことを聞かず あれだけ 意志の強いさつきが 泣いたなんて (ミミはよく涙を浮かべる) その事実だけで もう十分すぎるほど よくわかる。 さつきも 私(達)と 一緒にいたかったんだ。 別に死んだわけではない。 さつきのことだから 新しい場所でも うまくやれると思う。 でも 私は 飼い主として 失格だ。 ごめんね。 決めたのに あれほど決めたのに 最後まで ちゃんと 飼ってあげられなかった。 これからは 私の部屋で もう二度と 黒くて 小さく すばっしこいものを 眼にすることはない。 私が帰ってきても もう二度と ミミと一緒に 迎えに来てくれる 黒い子猫はいない。 さようなら、さつき。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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