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カテゴリ:TEA / Afternoon Tea
☆今日は午後友人と会うまでに時間があったので
前からずーっと作ろうと思って 実行しなかったキンモクセイのジャムを作った。 正確に言うと ジャムではなくシロップになってしまったけど…。 もともと 昔購入した『お茶の楽しみ』という本に キンモクセイのジャムをつかった デザートが載っていて ずーっといいなあと思っていたのがきっかけで 北京にいたとき キンモクセイの花だけを乾燥させたものを お茶屋さんで150gくらい買ってきた。 封を開けると なんともいえない あまーい良い香りがする。 先月読んだ新聞にも 自宅?で花を咲かせたキンモクセイを使って 氷砂糖で煮てジャムを作る中華料理人の記事が 載っていて これはやはり つくるべし とようやく 重い腰を上げて 鍋に水をはり キンモクセイをドバーッと入れた瞬間 うーん 失敗? と早くも 敗北の予感が漂ってきた。 どうもたくさん入れすぎてしまったよう。 中くらいの鍋の中には 山盛りになった キンモクセイがふわふわと浮かんでいる。 入れちゃったものは仕方がない。 とりあえず 気持ち少しだけ缶に戻して ひたすらぐつぐつ煮ることにした。 それにしても ジャム作りって 結構大変...。 きちんと作り方を見ておらず うろ覚えで こんな感じと思って 適当に作ってるからかもしれないが やっぱり キンモクセイを入れすぎたみたい???で なかなかとろとろしてこない。 (それでもたぶん40gくらいなはず) しかも私は 初め砂糖をいれず 蜂蜜を入れていたのであった。 結局 1時間半煮込んだけど ジャム状にはならず ペースト状にもならず キンモクセイエキスというか キンモクセイソースというか キンモクセイエッセンスというか キンモクセイシロップ(と命名)が とりあえず出来上がった。 (ということにした) それでも 蜂蜜と砂糖だけだと 微妙に苦いので 塩を加えたり キンモクセイがあまりにも多いので 何度かざるに通して 煮汁だけにしたり 花びらに混じっている ガクや枝の部分を抜いたりと 涙ぐましい努をして なんとか この結果に無理やり落ち着かせたわけだ。 あーーーーー 料理人ってすごい。 本当に尊敬である。 どうしてみんな あんなに上手に 美味しいものが作れるのだろうか。 私はまだまだ 修行が足りない...。 でも せっかく作ったからには 試してみたくなるのが 人ってもんだ。 何のデザートも作っていなかったが ピーンときて 紅茶に何杯かたらしてみる事に。 ビンのにごった茶色い中から 一さじ掬いだすと それはそれは 金色の液体が 甘い香りを放って 紅茶の中に 花とともに ゆっくりと落ちていく。 それを見ているだけで もう満足になって どばどば入れたら ものすごい甘い紅茶になってしまった(笑) ま、でも ミルクプリンにソースとして絡めるとか 杏仁豆腐や冷たいデザートの中に何杯か落とすとかして 楽しもう。 けれど 次回はもっと 簡単で失敗の少ないものにしよーっと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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