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カテゴリ:北京生活
★今私たちが住んでいるマンションは
完全なローカルマンションで 住民は中国人しかいない。 今住んでいるところです もともと昔、ここは胡同だったらしく 胡同を取り壊して、このマンションを建てたので そこにいた住民は戻ってきて みんなここに住んでいるらしい。 つまり、今このマンションに住んでいる住民は みんな昔から住んでる地元っ子ばかり。 そしてお年寄りがとても多い。 そのせいか みんながみんな知り合いなので (つまり新規居住者が少ない) 私としては住んでいて安心する。 イメージとしては 昔の町の寄り合い所みたいな。 鳥の入った鳥かごを持っベンチでくつろぐ ランニング姿のおじいちゃん いすを持参して 通りの木陰で 井戸端会議に興じるおばあちゃん達 たるに顔と手足と尻尾がついているような スーパーメタボちゃんな2匹のチワワを 抱きかかえてお散歩するおばちゃん 外の小さなスペースを利用して ラジカセから流れてくる音楽にあわせて 扇子を持って踊る年配の女性グループ 建物は変われども 昔の胡同生活をそのまま続けている 彼らを見ていると なんだかほほえましい。 と同時に 自分もにわか老北京人(昔からの北京っ子)に なった気分にさせてくれて ちょっとうれしい。 昔、王府井の近くの胡同に住む 友人の家に 遊びに行ったことがあるが 家自体に トイレもお風呂もなく すべて外の公衆トイレや銭湯を 利用しなければならないので (たぶん髪を洗う時はお部屋や庭の水道から?) 私のような現代っ子にはちょっと不便だけど 胡同の生活は 建物同士がとても密集している分 (1軒1軒の間がとても狭かったり 玄関を同じくする敷地内に異なる家族が何世帯も住んでいる) 人との関係もとても密接しているようで 親切とか良い意味でのおせっかいとか 助け合いの精神とか そういうものがまだ息づいているような感じがした。 古き良き時代の日本も こんな感じだったのかな~。 もちろんその関係性が窮屈に感じる人もいるだろうケド。 ここのマンションは 隣の窓と自分の家の窓の距離が近く そのせいか 近くに住んでいる人達の生活音が良く聞こえる。 特に夏はみんな窓を開けてるから。 たどたどしくも一生懸命に 練習中のピアノの音 中国ならではの カーッ、ペッという痰を吐く音(苦笑) ものすごい勢いでわめきあう 夫婦喧嘩の怒声 浪曲みたいなゆったりとした たぶん京劇の音楽 夕方5時を過ぎると トントントンとリズミカルに鳴り響く 包丁で食材を切る音 夫婦喧嘩とか痰を吐く音は 正直は困っちゃうけど それ以外は 風に乗って流れてくる感じで 別にうるさくもないし 私はいやじゃない。 普段一人でいることが多いから なんだかホッとするのかもしれない。 そんな いいことばかりじゃないけれど 安全面と夜の明るさが 私が思う基準を満たしているので 当分はここで 北京の暮らしを楽しんでいきたい。 ☆本日の最高気温37度 最低気温25度 ここ3日(水・木・金)と天気予報の予想通り 連日35度超え 室温も34度で暑くて暑くてDHCのハンドクリームが 乳液状になってしまった~!びっくり そろそろクーラー入れないと、化粧品や薬がだめになりそう。 もっと北京情報を知りたい方はこちらへどうぞ ↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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