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カテゴリ:北京生活
★先週末、急に夫が
「7月14日から『三伏貼』が始まるから 行って来たほうがいい」 と、言われ えーっ?! と思ったのと同時に そういえばこの間 街頭の掲示板にお知らせが貼ってあったのを チラッと見たのを 思い出した。 「三伏貼(敷)」とは 中医学におけるアレルギー鼻炎、急性慢性気管支炎、喘息など 冬春に発生する病気の予防を目的とした治療の一種 <冬病夏治>と言われるように 夏の暑い「三伏」の時期にそれらの症状を防ぐ<穴位>つぼに 漢方薬を貼って治療を開始する。 毎年「三伏」の時期は異なり 天気予報によると 今年の三伏は40日 頭伏(一伏)7/14~23 中伏(二伏)7/24~8/2 〃 (加強)8/3~12 末伏(三伏)8/13~22 つまり 冬(春)の病気を予防するために 夏の三伏の時期に合わせて つぼにお灸をするみたいな感じよね。 昨年秋に北京にいた時に 気候が合わなかったせいか ひどい風邪を引いてしまい 気管支を痛めてしまった際に 夫が<冬病夏治>と言っていたのが どうやらこれらしい。 マッサージ、カッピング、針 (針に電極をつけ、低周波を流す) はしたことあるけれど お灸は初めて。 近くに病院はいくつかあるけれど 扱っている病院が限られているようなので (中医だから?) あわててネットで 扱っている病院を探して 昨日のうちに薬だけもらいに行ってきた。 というのも ぜったい混む!すごい混む!と 恐怖を感じたので とりあえず薬だけもらってくるのと同時に ネットで見ていても サイトや病院によって説明や期間が違うので ちょっと説明聞いてこようかな~と。 一人で行ったからちょっとドキドキしたけど。 一袋1回分 30元 いちおう適正価格らしい 私は朝陽医院にしたんだけど ここでは それぞれの時期に3日間 合計12回治療をしなければならない。 もらったチラシによれば 寒い時期に対抗できるよう 抵抗力(免疫機能?)を 高める効果もあるらしい。 またつぼに貼るというのは 簡単で、安全で、有効で お年寄りや子供にも向いているようで それらの病気に関して使用している薬の 種類や量を減らすことができ 咳や喘息に有効な方法の一つだそう。 そして注意事項としては以下 ・8~10時間貼っておきましょう ・貼っている部分が赤くはれたり、かゆくなったり 灼熱感を覚えても、漢方薬による正常な反応です。 (ネットによっては水泡ができることもあるらしい。でもそれはヤバイ) ・貼っている間は、タバコ・お酒を控え、生もの・冷たいもの・油っぽいもの 海鮮・から鋳物などの刺激物を避けましょう。 (ネットによっては羊肉もだめ) ちなみに ネットにあった 「効くという心の持ちようが大切」 とあったのにはちょっと笑った ご興味ある方はご自分でもどうぞ 夫は「僕にでも貼れる」と豪語したが とりあえず 予備知識だけいっぱい詰め込んで 今日 朝7時に起きして 覚悟を決めていったら 思ったより列を作っておらず しかも 貼るのにかかった時間は たったの3分。 ベルトコンベアーの上の ポテトチップス詰めのように さっさかさっさか 機械的に終わる。 ちょっと拍子抜け...。 ただのマグネットにしか見えないが 実は遠赤外線 貼った時は しばらくしてその部分が かぁーっと熱を帯びてきて おおっ! とびっくりしたけど 8~10時間ほど貼って はがしてからは 背中の皮膚だけちょっと ちくちくする感じで 予想していたような ひどい症状はなかったので良かった。 ただ、貼ってる部位が 胸骨の間で 首のほぼ下のため かなり 目立つのがやだ~ でも この冬に効き目があると信じて あと11回行ってきます。 とりあえずは 明日とあさって無事に終えたい ☆本日の最高気温31度 最低気温22度 昨日の雨とはうって変わって快晴 本当にあの集中豪雨にはひどい目にあった もっと北京情報を知りたい方はこちらへどうぞ ↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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