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テーマ:世界各国に食めぐり(408)
カテゴリ:中国での食べ物
★今日から3日間
日本からお友達のあたらちちゃんが 北京に遊びに来てくれた。 彼女とはブログを通して 知り合った縁で 日本での結婚式にも 参加していただいたりと 仲良くしてもらっている。 今回は あたらちちゃんのリクエストで 庶民派北京ダック ということで 前からずーっと気になっていた 徳縁〔火考]鴨へ 友人のペーさんもお誘いして 夫を含め4人で行ってきた。 予約時間より少し遅れて お店に向かう途中 夫の携帯に「来ないなら予約取り消すよ」みたいな 連絡が入り そんなに人気なのかしらと 思いながら中に入ると 店内は人でいっぱいで うるさいくらいにぎやか。 食べてる最中も 後から後から人がやってくる。 これは期待できそうだな~♪ メニューを見ながら あれやこれやと選ぶ。 焼き上がりの時間があるので ペキンダック登場まで 20分待ちと言われ その間に他の料理に舌鼓。 水かきのわさび漬け 黒きくらげの冷菜 萵笋のさっぱり炒め 豆腐とゆで卵のあっさり煮込み 大拉皮 麻辣香鍋みたいなもの 厨房の方を見ると 次々と焼きあがった北京ダックを 専用の切り分け職人が それは見事な腕前を披露している。 せっかくだから 目の前で切り分けて欲しいと 夫がなんとかマネージャーに頼み込み どうにか こちらのテーブルの目の前で その見事な技を披露してくれることになった。 周りのお客様も振り返って大注目 たくさんの視線を浴びる中、もくもくと切り分ける職人さん 一切れ一切れ 切るごとに その美味しそうな香りが 湯気と共に 周りに広がってくる。 皮そがれて肉だけに ちょっと哀れな姿 待っている間に運ばれてきた♪ まず皮 そして身、肉の部分 最後に皮付きの太ももの部分と 3皿に切り分けられたペキンダックが テーブルの上に置かれた。 純皮 純肉 皮帯肉 ようやく すべて出揃い ペキンダックの宴の始まり~♪ 精品〔火考]鴨(頭含まず)68元 葱・黄瓜・荷葉餅・甜面醤・白糖・酸梅醤もセットに みんな黙々と ネギを挟み、北京ダックを挟み 皮を巻くと口に運ぶ。 皮は比較的パリッとして 肉はしっかりとしていて どちらも 脂っこくなくて さっぱりした美味しさ。 皮は薄目 でもすぐ切れてしまうほど 薄すぎずちょうどいい感じ。 出来ればきゅうりは もう少し細く切ってくれると うれしかったけど(^^; 正直今まで食べた 庶民派ペキンダックの中では 一番美味しかった 中でも 特筆すべきなのは 鴨湯(ya1tang1) うっすらと白濁したお出汁のしっかり出たスープ 鴨湯とは北京ダックの皮と身を取り除いた後の 骨、うっすら身付きになってしまった部分を 出汁としてつくるスープのこと もちろんこの部分は 椒塩鴨架など他の料理にしてもいいし お持ち帰りにしてもいいし それはこちらで自由に選ぶことが出来る。 私今まで 高級店も含め けっこういろんなところで この鴨湯をいただいてきたけれど どれも 油とお湯みたいな味で 具は骨、うっすら身付きのみで 美味しいと思ったことがなかった。 でもここのは 具沢山だし ぜんぜん油っこくないし あっさりしているのに コクがあってすっごいおいしい! これぞ最後の締めにふさわしい美味しさ スープとして飲むだけでなく これに春雨とか麺とかを入れて 食べてみたかったな~。 でも すでにお腹がいっぱいで あまり飲めなかったのが 非常に残念だった。 これだけ頼んで食べて ビールも飲んで 4人で188元 普通のペキンダックを頼んだ場合は 1セット60元! (私達が頼んだのは68元) お友達のおかげで思いがけず 美味しいクリスマスを 過ごすことが出来て ラッキー まるで自宅でくつろいでるみたいに楽しそうな様子 ただ宣武区は 再開発が進んでおり いたるところで胡同が 取り壊されているため お店周囲も 以前よりも取り壊しが進んでおり どうやらここのお店も 1ヵ月後にはなくなってしまうらしい。 なくなる前に 来れて本当に良かった... こんな近くにあったのに 便宜坊の二の舞になるとこだった(^^; 本当に地元の人しかいないから 北京に溶け込んだような気持ちになって わいわいがやがや食べる 庶民派ペキンダック このお値段でこのお味 そしてこのスープ 私のスペシャル一押し 機会があればぜひ味わってみて! たまには こういうペキンダックもいい感じ~ ☆徳縁〔火考]鴨(菜市口店) 場所: 宣武区广安門内大街79号(菜市口楓華豪景の近く) 電話: 010-6302-3544/6302-3551 交通手段:バス 6路 715路 57路 613路 菜市口西駅下車、目の前 地下鉄 4号線菜市口駅 北西出口(A)から100メートル先 ※北京ダックは1セット 60元と68元(頭は含まず) ☆本日の最高気温-4度 最低気温-13度! ペキンダックの宴の後、夜の王府井散策へ この日の最低気温の-10度の世界は今まで体験したことがないほど寒く つま先でなくかかとが寒さでピリピリと痛く、凍傷になったかと本気で怖かった もっと北京情報を知りたい方はこちらへどうぞ ↓ にほんブログ村 もっと食べ歩き情報を知りたい方はこちらへどうぞ ↓ にほんブログ村 ☆おまけ 夫いわく、北京ダックをローストするのに使う薪 桃の木だそうで、果物の木を使うことによって 特有の香りが北京ダックに移り、味わいを増すとのこと ☆国家大劇場の続きは 近いうちにUPしまーす。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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