お気楽日記

先日、近所で花火大会が開催されました。
朝から商店街は何だか華やいだ雰囲気で、あちこちに露店が出ており
スーパーの店頭ではとうもろこしやイカなどを焼くいいにおいがしています。

トモをお祭り用に買った甚平に着替えさせて、夕方買い物に出ました。
夜に着替えさせたのでは、せっかくの可愛い格好を皆さんに見てもらえない
ですものね。可愛い格好をさせたらお出かけしなくっちゃ(^^;
狙い通り(?)あちこちで「かわいいねー、いいねぇ」と声をかけてもらって
トモも私もご満悦です(笑)

通りの八百屋さんで買い物をしたら、お店の人に声をかけられました。
「こんな小さい子を連れて花火を見に行くの？」
もとより人の多い会場に連れて行く気はなかったので、そう応えると
「それならいいけど」と。

このやり取りで、私はいい町に住んでいるんだなぁと何だか嬉しくなりました。
もちろん、こんな会話がうっとうしいと感じる人もいるでしょうが、私は
小さい子どもを心配してくれている目があることが嬉しかったのです。

夕方早めに帰宅したお父さんと早めの夕食を食べ、花火大会に出発。
会場からかなり離れた川原にレジャーシートを敷き、持参したとうもろこしを
食べ食べ、花火を楽しみました。
トモも初めて見る花火をじーっと見つめています。
どんな風に見えているんだろう、何を感じているんだろう、とトモを時々
覗き込みましたが、ただただ花火を見つめています。
集中しているなぁと感心していたら、抱っこしていたお父さんが食べている
とうもろこしに目を奪われ、必死に奪い取ろうともがき始めました。

やはり花より団子、色気より食い気か。さすが横綱！

しばらく格闘していましたが、根負けしたお父さんがトモにとうもろこしを
渡すと「ちぅちぅ」とかぶりついては吸い付く音が…(^^;
裏ごししたとうもろこしは食べさせていたけど、皮付きは大丈夫かな、まぁ
吸い付いているだけならいいか、と放っておいたら、口の届く範囲が見事に
むしりとられていました。
ものすごい「食」への執念です。
この子の、このたくましさが私には安心です。
どんなことがあっても生き延びるんだよ！息子よ。

花火大会はとてもきれいで私たち夫婦は大満足。
そしてきっとトモも初めて味わうとうもろこしに満足してくれたと思います。

翌日のうんうんは、黄色いつぶつぶまみれでした…。