パピルスのしげみで生まれたヒッポ。
大きくて強いお母さんと一緒に暮らしています。
かばの言葉を教えてもらい何かあったらかならず「グァオ!」と言うことを学びます。
お母さんから離れたときに、ワニに狙われたヒッポは…。
原色使いが多い子どもの絵本にはめずらしく、版画調の地味な色合いの本です。
ちいさなヒッポの行動が2歳の息子の姿に重なります。
何かあったら大きな声で「グァオ!(子どもには『助けて!』と教えました)」って
言うのよ、とその大切さが子どもに伝わる本です。
個人的にはお母さんかばのたくましさに度肝を抜かれました。
私ももっとたくましくならなくては…。