お気楽日記
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人生の節目節目で、起こった出来事、出会った人、考えたこと。いろいろあるけど、ちゃんと生きよう。そんな気持ちになる4つの「今」を切り取る物語。冠...地方新聞の新米記者が成人式を取材。そこから事件が始まる。婚...引退したお見合いおばさんに持ち込まれた2枚の写真の行末。葬...社命で葬式に連れて行ったおばあちゃん。その人生とは。祭...取り壊しを決めた田舎家で姉妹は最後のお盆をする。4つの物語がそれぞれ一話完結ながら、それぞれの登場人物がリンクしていてより一層その登場人物たちの姿が目に浮かぶような、そんな本です。とにかくお勧め!読みやすく、途中で止められないくらい一話一話にのめりこんで読んでしまいました。読後感もさわやかです。一番さわやかな気持ちになったのは「冠」のお話かな。うふふと笑ってしまったのは「婚」、残りの二話もしみじみします。この人の別の作品も読んでみたくなりました。
2008.07.01
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絵本好きな友だちに教えてもらった本です。やまんばの娘、まゆのお話シリーズの第一弾。まゆの素直さ、可愛さ、力強さが伝わってきます。降矢さんの絵がとても可愛くて大好きです。本の内容としては、私は初めて会った人についていっちゃうまゆに不安を覚えますが…(^^;)最後にはおにと友だちになっちゃうし、「知らない人についていってはいけない」ということを教えるにはちょっと不向きかなーと思いますが、「まゆみたいに強くないからトモだったら食べられちゃっているかもよ」と脅し半分で教えています。それにしても、最初はこわーい顔をしていたおにのころころ変わる表情がおもしろすぎ。夫にも大好評、大笑いでした。トモはまゆがおにのいわやを壊すところが大好き。私が「やめろーやめてくれー」と悲惨な声で読んでいるからかな?(^^
2008.04.23
どうもご無沙汰しています。書きたいことはいっぱいあっても、気持ちの整理がつかなかったり言葉が見つからなかったりして時期を逃してしまうことが多かったこの数ヶ月でした。まとめてしまうと(まとめるなって?)2月は入園準備のために初めて購入したミシンと格闘、細かいことが好きな性格が幸いして、とーっても楽しく過ごしました。3月はある事故があり、トモが腕を骨折。右腕関節部分のすぐ上を骨折して、緊急入院、緊急手術と慌しく過ごしました。事故の状況を聞くたび、思い出すたびに、防げる事故だったのではないかと苦悶する日々でした。ありがたいことに、手術が成功し、子どものパワーで順調に回復しています。4月は入園式。バス通園にもずいぶん慣れました。先日ギプスは外したものの、まだ衝撃には耐えられないということと子どもに囲まれた生活は何が起こるか予期できないので、今もギプスを仮留めして幼稚園に通っています。今週から午後保育が始まり、まとまった自分の時間が取れるようになりました。よーし、これからはもうちょっとマメに更新するぞ!(今度こそ…(--;))
2008.04.22
…と言ったのは、もちろんトモです。テレビドラマで結婚式のシーンを見て、「結婚」というものに興味を持ったトモ。興味半分ふざけ半分で「トモくんは誰と結婚するの?」と聞いてみた。よく遊ぶお友だちの女の子を言うかな~?と思っていたんだけど意に反して出てきた答えは「おとーさん」へ?なんで?「お父さんはお母さんと結婚しているからトモくんとは結婚できないよ」「でもおとーさんとけっこんする!」「だったらお母さんは独りぼっちになっちゃうじゃない。どうしたらいいの?」「おかーさんは○○ちゃん(上記の女の子)とけっこんすればいい」「○○ちゃんとお母さんが結婚したら○○ちゃんのママはどうしたらいいの?」「じゃあ、おかーさんと○○ちゃんと○○ちゃんのママと3人でけっこんすればいい」「3人で結婚できないよ、そんなこと言うならトモくんとお父さんとお母さんで結婚すればいいでしょ」「おかーさんとはけっこんしないの、おとーさんとするの!」徹底的に私との結婚は拒否されました。こんなのってあり?夜、布団に入って「どうしてお父さんと結婚したいの?」と聞いてみた。「だっておとーさんはやさしいから」(最近いたずらばかりで、いつも「こら!」「だめでしょ!」「やめなさい!」「だめって言ってるでしょ!」「言っても分からない子はお尻ペチするよ!」連発の私)笑いをこらえて聞いてみた。「そっかー、お母さんはいつも怒って怖いもんね」「うん、おかーさんはちょっとやさしいだけだから」お母さんももっと優しくなりたいよ。怒ってばかりは疲れるよ。いたずらがきみの仕事なんだろうけどさ、ちょっとはお母さんのことも考えてほしいんだ。これをやったらお母さんが怒るだろうなって分かっててやっちゃうこと、少しは減らしてほしいな。…と静かな声で話していたら「おかーさん、だいすき!」と言ったかと思うとすーすー寝息が聞こえた。あまりのタイミングに狸寝入りか?と思ったけど、どうやら本当に寝たみたい。それにしても「ちょっとやさしいだけだから」はこたえたなー。最近強く叱りすぎてるかな。反省反省。
2008.01.08
昨晩のこと。寝る前に、夫とトモが布団でごろごろ遊んでいる。おとーさん大好きなトモは大はしゃぎ。あんまりうれしそうに笑っているから聞いてみた。「トモくん、幸せ?」「うん!」と即答。「幸せってどういうこと?」「仲良しってこと!」夫と二人、しみじみうれしくなりました。トモくん、私たちの幸せはきみが運んでくれてるんだよ。ホントにありがとう。これからもいっぱい幸せが感じられる日々でありますように。
2008.01.05
あけましておめでとうございます。ぽつぽつとしか更新しないブログですが、時々覗きに来てくださる方ありがとうございます。今年はもう少し頻繁に(せめて月1回←これでブログと言えるのか?)更新しますm(__)m今年の年賀状、夫の仕事が忙しくイラスト描きがままならぬ状況でしたので、子どもと一緒に作った粘土細工を年賀状に流用しました。作ったときは年賀状に使うつもりは無かったので、私が似てない(髪形が)んですが、子どもは結構そっくりかも?(笑)夫は「自分だけ可愛くない」とむくれておりました(大笑)そんなこんなで、今年もどうぞよろしくお願いします。
2008.01.01
報告がずいぶん遅くなりましたが…試験を受けた感想です。同じ試験を受けた人が見ていたら気分が悪いかもしれませんが、正直物足りませんでした。もうちょっと難しいかな、分からない問題があるかな、と思っていましたがこんなもんか…という感じ。まぁ、高校卒業程度だもんね。ン十年前に高校はちゃんと卒業しているので、できて当然という気もします。1級はちょっと難しいというか漢字マニアの域に達する気がするので、挑戦するなら準1級までだけど、今度また受けてみるかなー。
2007.10.28
子どもが3歳になり、ちょっとだけ自分の時間が持てるようになりました。あるとき、電車内で見た漢字検定のポスター。昔から漢字は好きだし、やってみようかな~と思ったのが、試験申し込み締め切りの3日前。高校卒業レベル、と書いてあったので2級を選択し、問題集を手に入れたのが10月初旬。(ネットで評判のいい問題集を調べたのです。それがこれ)読みは全然平気、これならいける~と思ったのもつかの間、漢字が書けない。送り仮名が思い出せない…。確かこんな形だったよね?とものすごーく雰囲気は似ている、けど違う字を書いている自分に愕然。知らぬ間にどんどん衰えていっているのね…。加えて四字熟語。こんな言葉が世の中にあったなんて!と自分の無知さを再認識。それに部首。こんなの覚えてなんの役に立つんだろう?なんて思ってしまって急にやる気を失い、1週間ほど問題集を放置してしまいました<がっくり。でも受験料がもったいないし、せめて頻出度Aランクの問題だけでもやるか、と始めたのが1週間前。日ごろ持たない鉛筆でノートに書き書き、勉強しています。さてさて、試験まであと5日。Aランクの問題だけでも全部やり終えることができるでしょうか?
2007.10.23
子どもが生まれてからというもの、ほとんどパンツ姿で過ごしてきた私。基本はジーンズ、きちんとした場所にはスラックス。子どもを誰かに預けて一人でお出かけするとき(2~3ヶ月に一度くらい?)はスカート、という感じ。そんな私ですが、今日久しぶりに家の中で過ごすのにスカートを穿いてみました。息子が生まれてからは一度も穿いていなかったものです。すると、初めて見るそのスカート姿の私に「おかーさん、素敵!」と言ってくれました(*^_^*)耳を疑って、「え?これが?このスカートが?」と聞き直したら「うん!」と。そんな言い回し、いつ覚えたんでしょう?先日スーツを新調した夫に私が言ったのを聞いていたのかな?久しぶりに聞く「素敵!」なんていう褒め言葉に、気持ちが弾んでしまいました。小さい子どもからの褒め言葉もうれしいものですねー。もちろん、夫にはしっかり言っておきましたよ。トモがこんなこと言ってくれたのよ、あなたはちっとも言ってくれないけどね!って(笑)トモが喜んでくれるように、せめて小奇麗なお母さんでいるよう頑張るね。
2007.10.21
ずいぶん久しぶりの更新です。こんな不真面目なブログなのに、時々覗きに来てくださる方、ありがとうございます。おかげさまで元気に過ごしています。ちょっと書きたいことがあって、ひさびさに出てまいりました。無事に3歳になった息子。親の私が言うのもお恥ずかしいのですが、気持ちの優しいいいヤツです。親の都合で言うことについては、まるっきり言うことは聞かず、私は時々キーーーーっとなりますが、お友達との関係はきわめて良好。順番は守るし、貸してと言われれば貸してあげるし、親が目を離していても、お友達に手をあげるとか、けんかするとか、泣き喚くとかの心配はまずありません。穏やかというと聞こえはいいのですが、周りと時間の流れが違うようなのんびりやさんで、常に身の回りに「へいわ~」な雰囲気を醸しだしているような、そんな子です。お友達に叩かれても、蹴られても、親に促されてでも「ごめんなさい」を言ってくればすぐに「いいよ、もうしないでね」とその瞬間から仲良く遊ぶ、そんな子です。今までは「いいよ」と許す彼に「えらかったね」と声をかけていましたが、今日からは別のことを教えることにしました。近所に住んでいる同学年の女の子。赤ちゃんのときからよく一緒にいるのでまるで兄弟のように過ごしています。その子も私に慣れて甘えてくるし、息子もその子の親に甘えることができる、そのくらいの近いお友達です。その子が、この数週間何かあると(何か無くてもいきなり)ギューッと爪を立てて息子の顔をつかみ(その程度のことでは息子は我慢して泣かない)、すぐに「ギュッとしてごめんね」と謝る、そういうことを日に何度も繰り返すようになりました。観察していると、ほかの友達に同じことをしたら「ごめんね」と言っても許してもらえなくて「許してくれない」と親に泣きついたり、反撃されて泣いたりしていて、息子だけ反撃もせず「いいよ」と言うので息子にだけしてくる様子。それに気づいてからは見つけるたびにその子の目を見て「悪いと分かっていることをわざとしてごめんねって言ってもだめだよ」と叱っていたのですが、まるで効果はなく、とうとう今日は噛みつかれました。(滅多に泣かない息子がさすがに大泣きしました)息子の肌にくっきりと残る紫色の歯形と、内出血の痕を見て、プチンと何か切れた気がしました。さっきも言ったよね、悪いって分かっていてわざとしたことをごめんねって言ってもだめだって。ごめんねって言ったら終わりじゃないんだよ、ごめんって言ったら全部許してもらえるわけじゃないんだよ、わざとしたことをごめんねって言っても、トモが許してもおばちゃんは許さないよ。さっきも「もうしない」って指きりしたよね、悪いことだって分かっているって言ったよね、おばちゃんは○○ちゃんにギューしたらだめだって分かっているよ、でもすぐに謝るからほっぺを思いっきりギューしてもいい?(無言で首を振る)これ(噛まれた痕)を見て!こんなに痕が残っているよ、同じくらい痕が残るように○○ちゃん、自分の腕を噛んでみて。(無言で首を振る)できないでしょ?なんでできないの?痛いって分かっているからでしょ?だったらトモだって、痛いんだよ。自分がされて痛いことはお友達にしちゃ駄目だよ。今度トモのことをギューってやったら、おばちゃんもう○○ちゃんと手をつながない、絶対遊ばない、嫌なことをわざとする○○ちゃんは嫌いだよ、意地悪する○○ちゃんは嫌いだよ。…いったい何分話し続けたでしょう。真剣でした。自分の思いを分かってもらおうと必死でした。ずっと目を見続けて話しました。まるで口が無いかのように、ずっと涙目で周りに助けを求めていたその子。(もちろん誰も助け舟は出しません)親に叩かれて、別の部屋に連れて行かれて何十分も放置されて初めて「ごめんなさい」を言ってきました。でもその数分後、別のお友達の腕を噛もうと口をつけたんです。「噛んじゃだめ!」と私が大きな声をあげるとそのお友達に「噛もうとしてごめんね」………。だからトモに教えました。お友達がしたことを本当に悪いと思って「ごめんなさい」を言ってきたら「いいよ」って許してあげようね、でも、わざと悪いことをして「ごめんなさい」を言ってきても「いいよ」って言わなくていいよ。わざと意地悪してくる子には「ごめんね」って言われても「だめよ、いやよ、そんなことする○○ちゃんは嫌い」って言っていいよって。寝る前、トモに尋ねました。「誰と遊ぶのが好き?」「○○ちゃん」………。これから大きくなっていくにつれて、もっともっと難しくなっていくんだろうなぁ。来春からは幼稚園。こんなのんびりやの息子が大過なく過ごせるのか本当に心配です…。
2007.09.25
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遊ぶ友達を探してかんたは神社までやってきます。それでも友達が見つからない、かんたが大きな声ででたらめな歌を歌うとどこかから不思議な声が聞こえて…。表紙が不気味で、おそろしげな話のように思えますが、全然そんなことはありません!出てくるお化けたちは見かけはともかく何ともかわいらしくて、遊びも楽しそうでわくわくしてしまいます。かんたの歌うでたらめな歌を、トモはすっかり気に入ってお風呂でもどこでも歌っています。おばけと一緒に遊びたいのかな?
2007.04.24
我が家のリビングルームには大型の収納棚がついています。折れ式の扉がすべてについていて、赤ちゃんの頃はそれで十分「手に届かないように」するには役立ったのですが、いまやすっかりトモに制覇され、手が届かないように棚の上のほうに置いてあったはずのものも、収納扉を開けて椅子を持ってこられた日には好き放題やられています。昨晩のこと、日曜大工グッズを入れておいた棚に、100円ショップで買った何本かのビニールテープを入れていたのですが、気がつくとトモが赤、白のテープを持っていました。「も~、またそんなの持ってきて~!」と取り上げようとすると、両手に一本ずつ持って逃げ回ります。しょうがないなー、「ストップ、気をつけ~!」と声をかけるとぴたっと止まったので(ここらへんがまだ可愛い(^^ )「はい、あっかあげてー、しっろあげてー、赤さげないで、白さげる!」とふざけて言ってみたら、なんとその通りにするではありませんか!「すごいすごい!トモくん、いつの間にそんなことができるようになったの?」とほめると満面の笑み。「あっかあげてー、白あげないで、赤下げる」とか何とか、何度も繰り返して親子で遊んでしまいました。間違えると「あ、間違えちゃった」という表情を見せるのがまた可愛い。自分だけがするのが不服なようで、父親にテープを渡したり、自分でせりふを言ったり応用が利くのにも感心してしまいました。親としてなーんにもやっていなくても、子どもはどんどん成長していくんだなぁと改めて実感。今が人生で一番伸びる時期なのかも、と思うともっといろんなことを教えてあげないといけないのかな~と考えてしまいました。
2007.04.18
ボクが一人でお風呂に入ると、湯船から次々と動物が出てきます。一緒に身体を洗ったり、洗ってあげたり、最後に湯船に浸かって数を数えてお湯からあがります。(数え方がめちゃくちゃだったりするのが笑えます)林明子さんの絵が優しい雰囲気で、ほんわかした気持ちになれます。お風呂が嫌いな子も好きな子も、こんなことが起こるかも?と今日のお風呂が楽しみになる本です。
2007.04.02
パピルスのしげみで生まれたヒッポ。大きくて強いお母さんと一緒に暮らしています。かばの言葉を教えてもらい何かあったらかならず「グァオ!」と言うことを学びます。お母さんから離れたときに、ワニに狙われたヒッポは…。原色使いが多い子どもの絵本にはめずらしく、版画調の地味な色合いの本です。ちいさなヒッポの行動が2歳の息子の姿に重なります。何かあったら大きな声で「グァオ!(子どもには『助けて!』と教えました)」って言うのよ、とその大切さが子どもに伝わる本です。個人的にはお母さんかばのたくましさに度肝を抜かれました。私ももっとたくましくならなくては…。
2007.03.29
おしっこしたい!と、デパートにとびこんだひでくん。ところが、受付のお姉さんはとぼけているし、教えてもらったトイレは工事中。別のトイレに行こうとエレベーターに乗ると希望の階には止まらない。あわててほかのトイレを探すけど、見つかったトイレはどれもこれも使えない。ひど~い!!何度読んでも、笑ってしまう楽しいお話です。トイレトレーニング中の息子には「もっちゃうもっちゃう~」という言葉の繰り返しがなぜか大うけ。(しかもトイレにたどり着けないし)きみも「もっちゃう」前におかーさんに教えておくれ。
2007.03.28
これは、今日の出来事でなく、数日前のことなのですが…。初めて会う人にはかならず「健康優良児って感じだね」と言われるうちの息子。ぽよぽよ赤ちゃんのときに比べると格段スリムになってバランスが良くなってきているけど最近のスリムな子どもたちの中に入ると体格の良さが目に付きます。(母子手帳の成長曲線で言えば、普通サイズなんですけどね)もちろん、食べるの大好きで、何でもかんでも好き嫌いなくよく食べるよい子なのだけど逆に言えばとことん食い意地が張っている、ということでもあり、好きなおかずをのんびり食べているときなど「もうお母さんが食べちゃうよ」と食べる真似をしようものならむきーーーー!!!っと怒ります。ちょっと眠気が入っているときにそれをすると特に、もうどうしようもないくらいの大かんしゃくを起こし、そもそもあげたくなくて怒っているはずのものさえテーブルから払い落として台無しにしてしまう始末。この日は残っていたひなあられをおやつにしていました。午前中さんざん公園で遊んでいて、昼ごはんのころから眠そうだったのに頑張って起きていた息子。おやつの頃には、こくりこくり、はっと気づいてはおやつを口に運び…という状態に。細かいひなあられがちっとも減らなくて、もういいだろうと思った私が、ほんの一粒口に入れたら「だめーー!!食べちゃだめー!」と大泣き、大荒れ、大かんしゃく。お皿ごとテーブルから落とし、数十粒のひなあられは部屋中に散らばりました。たった一粒でそこまで怒ったことにちょっとむっとしてしまった私(大人気ないですね)。「あーあ、もう食べられなくなっちゃったね、これでおやつはおしまい!」とさっさと掃除機を出して、あっという間に全部吸い取りました。もちろんその間も息子は大泣き。「しょうがないよね、自分でわざと落としたんだから我慢しなさい」と何度も言い聞かせやっと泣き止んだのを見てから所用で3分ほど部屋を出ました。そして部屋に戻ってきたとき見たものは掃除機のごみパックを逆さにしてごみを出し、そこから選り分けてあられを食べている息子の姿でした。何が起きているのか一瞬理解できなくて、でも「あ、見つかっちゃった」(普通のいたずらが見つかったときと同じような)という顔でにっと笑ったのを見たとき、「何をやっているの!」と思わず叩きそうになってしまいました。息子を抱えて、ごみから引き離し「何をやっているの、あれはごみなんだよ、汚いんだよ」と言い聞かせているうちに、情けなさや、自分が感情的に行動してしまった結果がこれなんだという反省の気持ちや、あられの周りに散らばっている、その前日割ってしまったガラス製品の破片のきらきらが目に付いて、何だかよく分からないけど涙がぽろぽろこぼれてきました。「だめなんだよ、掃除機の中はごみだらけなんだよ、汚いんだよ、危ないんだよ、食べるものはないんだよ」と話しているうちにぼろぼろぼろぼろ涙が止まらなくなりました。どうしてこの子は、何日もご飯を食べさせてもらえない子どもみたいに、飢えて飢えて仕方ない子どもみたいに、こんなものまで食べないと気が済まないんだろう。ごみをあさってまで食べたいと思ってしまうのはごみが汚いと私がちゃんと教えてなかったせいだ。ガラスを食べてしまっていたらどうしよう、破片が口の中に入ってしまっていたらどうしよう。「もう絶対食べちゃだめだよ、掃除機の中のものは食べないってお母さんと約束して」と何度も何度も繰り返し息子の目を覗き込むと「お母さん、泣かないで。トモくんが悪いことしたから泣いてるの?泣いちゃだめだよー!」と絶叫。自分も大泣きしながら「ごめんね、ごめんね」とティッシュをいっぱい取ってきて、私の顔に押し当ててきました。こんなことをされたのは初めてで(そもそもこんな風に息子の前で泣いたことは無いから)、私の気持ちを慮って(自発的に)反省してみせたのも初めてで、息子の成長と、未熟さを同時に感じてまた泣けてしまいました。2歳半、ずいぶん大きくなったなぁ、お利口さんになったなぁと思っていたけど、まだまだなんだと改めて思い知らされた気分です。それにしても間違って吸い込んでしまった子どものおもちゃを、掃除機のふたを開けてごみパックから取り出した私の姿、たった一度で覚えてしまっていたなんて。子どもって侮れないです、ホントに。(いや、侮っていたつもりはないんだけど…ただ迂闊だっただけ)
2007.03.27
うさぎさんが椅子を作りました。みんなの役に立つように「どうぞのいす」と書いた立て札と一緒に木のそばに置きました。最初にやってきたロバさん。荷物のどんぐりを椅子の上に置いて、さて木にもたれて一休み。ロバさんが気持ちよく寝ている間に動物たちが次々とやってきて「どうぞならば遠慮なくいただこう」といすに置いてあるものを食べてしまうのですが、何もなくなっては次の人にお気の毒、と代わりのものを置いていきます。絵がかわいくて、ストーリーがかわいくて、ラストもとても素敵です。何度読んでもほのぼのしてしまいます。
2007.03.26
こちらへの日記はサボっていましたが、子どもへの絵本の読み聞かせはまめにやっていた私です。今までに読んでおもしろかったものを少しずつ紹介していきますね。この本、なんとなく図書館で手に取ったものなんですが、大当たりでした。何度と無く子どもにリクエストされて、私はすっかり覚えてしまいました。貧乏絵描きのハラ・ヘリオさん。いつもお腹をすかせている彼が、骨董品やさんで買った不思議な鍋の絵。その絵の裏には「この絵にけっしてらくがきするべからず」というお札が貼ってあったのですが…。え?え?どうなるの?どうするの?と読んでいてドキドキする本です。子どもはちょっと怖いような、不思議な感じがお気に入りみたい。絵本の中に出てくるお料理がなんともおいしそうで、お腹もすきます(笑)
2007.03.25
すっかりご無沙汰してしまってすみません。こんなに不真面目なブログなのに、時々は覗いてくださる方、本当にありがとうございます。また少しずつ書いていきますのでどうぞよろしくお願いします。
2007.03.20
9月から入院していた祖母が昨晩亡くなりました。97歳でした。お見舞いに行ったときに元気な姿を見せてくれていろいろお話しできたことが最後の思い出になりました。脳梗塞を起こし一時意識不明になっていましたが、治療が功を奏し、意識を回復。亡くなる前日まで皆と話ができたそうです。40歳で夫を亡くし、女手一つで5人の子を育てあげた祖母。そのとき上は高校生、一番下はわずか5歳。たった1週間患っただけで逝ってしまった夫は、亡くなる前に「君なら立派に子どもたちを育てていけると信じているから」と言い残し、その言葉を支えに外で働いた経験のなかった祖母が必死で働いて子どもを育てたそうです。子どもたちが一人ずつ自立していき、最後に残った末娘をお嫁にやった晩、「私はよくやりました」と自分で自分をほめて一晩泣いたと聞きました。若いときは苦労の連続だったけど、晩年は子どもたち、孫たち、ひ孫たちに愛されて、幸せな日々でした。「ありがとう、ありがとう、本当にありがとう」と口癖のように言っていた祖母。苦しむことなく、穏やかに安らかに旅立っていきました。おばあちゃん、今まで本当にありがとう。苦労も多かったけど、その分幸せもいっぱいあった人生だったね。立派な人生を生き抜いたおばあちゃんは私の誇りです。これからも私たちを見守っていてね。
2006.12.04
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いま、私が欲しくてたまらないもの。それは圧力鍋。前々から興味はあったのだけど、なんとなく怖そうなイメージで手を出しかねていた。実家の母が、持っているけど使っていないのであげようか、と言っていたことも「使っていないってことは、使いにくいってことなんだろうな」と思わせて、ちょっと気にはなっているけど、気のない振りをしている、といった存在だった。…のだが、近所のお友達が最近買って、「便利よ~!超便利!」を連発。それを聞いたらやっぱり欲しくなって、ここ数日ネットで検索を続けている。先日、夫の出張中に実家に戻った際、圧力鍋で料理してみよう!と母に持ちかけ10年以上振りに棚から出して、肉じゃがに挑戦。するとほんの10分ほどでジャガイモもにんじんもほくほくに出来上がった。「あら、やっぱり便利ね」と母(笑)「これからはもっと使ったら?」ということに落ち着き、私は私の鍋を購入することに。で、いまの一番の候補はこれ。圧力鍋って、ピンからキリまで。数千円から数万円まであってかえって選ぶのが難しい。容量もさまざまだし、うたい文句もそれぞれだし、本当に迷ってしまった。でも、初心者でも失敗なくできるという宣伝と、通販生活で一押しに紹介されていたのが決め手で、今のところはこれにしようかな~と思っている。あとは、夫に買って買って♪とお願いするだけ(笑)さて、どうなるかな?
2006.11.25
自動車、電車、飛行機。とにかく動くものが大好きなトモ。そんな彼にのりもの図鑑を買ったのが運のつき(?)ページをめくっては「おかーさん、○○乗ったことあるー?」と一つ一つ聞いてくる。この遊び、いったん始まるとなかなか終わらない。「さっきも答えたよ」と言いたくなるのをぐっとこらえて「あるよー」「ないよー」と数十回返事をする今日この頃です。
2006.10.29
中学校以来の友人が大阪から訪ねてきてくれた。彼女はいま7ヶ月のお腹を抱えている。親しい友人の久しぶりの妊娠の報を聞き、私まで何だかうきうき。ご主人の出張にあわせての上京で、我が家まで足を伸ばしてくれたのだ。私は彼女の下の名前をそのまま呼び捨てで呼んできていたのだがトモの前で、それはしたくなかったので「○○ちゃんだよ」と教えたらま~、呼ぶこと呼ぶこと。「○○ちゃん、これ見て」「○○ちゃん、一緒にあそぼ」「○○ちゃん、これねトモくんのだいじなの」あまりの連発ぶりに思わず苦笑。「ごめんね、この呼び名でよかった?」とこそっと聞くと「ものすごく久しぶりに○○ちゃんなんて呼ばれてうれしいわ」と(笑)3時間ほどの滞在でした。すると、トモは夕食のときに「トモくん、これ飲まなあかん」と味噌汁に手を伸ばし食後の歯磨きでは「せなあかん」と歯ブラシをにぎるように…。一応、標準語で育ててきたんだけど、なぁ…。ま、いいか。ここでお母さんと関西弁で暮らしていこうか。
2006.10.24
最近またちょっと風邪気味です。未明に布団の上をあっちにごろごろ、こっちにごろごろ。「眠りが浅いなー」と夢うつつに思っていたら「ねむいのにねられないよー!」と突然大きな声。「どうしたの?」と聞くと「お鼻つまってる!」ちゃんと状況を説明できるようになったねー。お母さん、感心してしまいました。
2006.10.22
夕方、取り込んだ洗濯物をたたんでいると「きちんとたたんでちょうだいな。ぐちゃぐちゃしたら駄目よ」と諭されました(笑)それはお母さんがいつもあなたに言っていることでしょ。「はい、わかりました」と答えると満足げ。
2006.10.21
飲みすぎるとおなかを壊すので、トマトジュース(無塩)は一日一本と決めている。「トマトジュースは?」と聞くと「一日いっぽーん!」と答えるトモ<ファイト一発のノリで教えました(笑)そして今日のお昼。「トモくん、トマトジュースがのみたいなー」とこちらを伺ってきてその遠慮がちな言い方に思わず笑み。
2006.10.20
お父さんがお風呂で「おもしろいことをするからね!」と何か芸をして(内容は聞いていないけど)全然受けなかったら、そのあとで「おもしろかったよ」とトモになぐさめられたらしい…。はは。2歳児に気を遣われる三十ン歳。
2006.10.19
トモが口にする言葉によって、自分の口癖を教えられている今日この頃。あぁ、嫌な言い方をしているなぁと反省することも多々あります。そんな今日、ご飯の時間だからとおもちゃを片付け始めると「あああ!トモくん、まだ遊んでいるのにーー!」と断固抗議されました。「~~しているのに!」はトモに邪魔されたとき私がよく使っている表現。積み木を積んでいるトモに「そろそろおしっこじゃない?」と声をかけると「いまトモくん、お仕事中なの!」と見向きもしません。何かトモが要求してきたとき、手が離せないといつも「お仕事中だから」と言ってしまっている私。「お仕事中」は相手を拒否できる便利な言葉だと理解してしまったみたい。まぁ、いまの君には遊ぶことが何よりのお仕事であるのは間違いないんだけどね。
2006.10.13
この夏に始めるつもりだったトイレトレーニング。なんやかやでずれこんでしまって、9月の半ばからオマルに座ることを教え始めました。今のところ、オマルでの排泄はできたりできなかったり。少しでもトモのアヤシイ雰囲気を感じると「トモくん、おしっこじゃないの?うんちじゃないの?」としょっちゅう声をかけている私です。今日も、床にしゃがんで動きがぴたっと止まったトモを見つけ「トモくん、おしっこ?うんち?」と声をかけると「ちがうよ、トモくん、しゃがんでいるだけだよ」「ほんと~?」とにおいを嗅ぎに行くと、確かにしていません。「これはこれは、失礼しました」とその場を離れました(笑)
2006.10.12
まこちゃんの赤い自動車。走っていたら「のせてのせて」、次々と動物たちがやってきます。「ストップ!」と声をかけるのが楽しいです。外に出ると突然走り出すことが多くなってきて、「ストップ!」の意味を理解する大切さを改めて感じています。普段から「ストップ!」で動きを止める癖をつけておかないと、いざというとき大変です。そういう意味でもいい絵本だと思います。
2006.10.09
今日は同じマンションのお友達が通っている幼稚園の運動会。よかったら見に来て、と言われ、来年の幼稚園選びの参考になるかと家族で出かけました。行ってみると、なんともこぢんまりした運動会です。園庭が狭いので、近所の小学校のグラウンドを借りたとのことでしたがつなひきとかかけっことか、とっても小さくやっている感じ。(普段狭いところでやっているから?と思ってしまいました)ま、それはいいんですが。一つ一つの競技が終わったあと、観覧者からの拍手が少ないのが気になりました。そんなに大人数が見に来ているわけじゃないのは確かだけど、それにしても目の前で行われている競技をただ見ているだけって雰囲気なんです。みんな、ビデオやカメラを撮るので忙しいんだろうけど、何だかな~と思いました。ビデオや写真に残すのも大事だと思うけど、一生懸命やっている子どもたち(や参加している親たち)にねぎらいの拍手を送るのはもっと大事じゃないの?フレーム越しの記憶だけって寂しくないのかな?自分の子どもが出ていない競技には全然目もくれずおしゃべりしているのってどうなんだろう?と思ってしまいました。私が子どもの頃の運動会は(ってずいぶん前の話になるけど)、もっとみんなで盛り上げていたような気がして、何だか寂しい気持ちになりました。う~ん、ビデオ、かぁ。実際子どもが運動会に出るようになったら、私たち夫婦も一生懸命撮ることに熱中してしまうのかな。そうなりたくないけど、そうなってしまうのかな…。
2006.10.08
先日頭突きされた左目周辺ですが、2,3日で見事に青紫に変色し徐々にその範囲が移動しています。カバーするために日ごろはしないバッチリメイクで、右目のアイシャドウも青紫。しかも広範囲(初めての人は派手な人だと思ったに違いない)。今は仕事をしていないので助かったけど、もし仕事を持っていたら大変だったろうなぁ。ほんと、こんな顔で電車に乗れません。よく漫画で殴られた人が目の周りをパンダのようにしている絵がありますが本当にそうなるんだなぁとよく分かりました。ま、治る怪我でよかったよ。
2006.10.07
義両親からプレゼントされた、クラシックのCD。その中でもピアノ演奏のCDがトモのお気に入りです。食事の際、テーブルに置いたラジカセ(って表現が古いですね、今はなんて言うのかな?)でピアノのCDをかけるのが最近の習慣です。今日もCDをかけていて、食事が終わった私がCDの音にあわせてテーブルを指でタタタン♪と弾く真似をしたら「テーブルでピアノを弾いているの?」とトモに言われました。あまりに正確な表現でびっくり。「う、うん」とついまごついた返事をしてしまいました。まったく不思議だなぁ。どうやって言葉を習得していってるんだろう?
2006.10.06
2歳になったばかりのトモは、周りと自分との距離がまだつかめません。自分のしたいことは絶対したいし、したくないことは絶対したくない。周りの人はみんな自分のことが好きで、仲良くしてくれる。そんな風に思っている(だろう)トモですが、今日の出来事でちょっとオトナになったかしら?大好きな近所のお友達(とっても可愛い女の子)が家に遊びに来てくれてご機嫌だったトモ。その子と手をつなごうとしたら、手を隠されてしまったんです。その意味がよく分からなくて、何度も手を伸ばすトモ。隠す女の子。私が「『○○ちゃんお手手つないでいい?』って聞いて『いいよ』って言ってもらったら、つないでいいけど『いや』って言われたら駄目なのよ」と言うと、「お手手つないでいーい?」(ただ隠す女の子←まだ言葉が出ないのです)「いーい?」(隠す女の子)と繰り返すうちに、だんだんトモの口調に悲壮感が漂ってきて今にも泣き出しそう。(見ていた母親二人は、笑いを抑えるのに必死)見かねた女の子のお母さんが「じゃあママと手をつなごう!みんなで手をつなごう!」と声をかけてくれて女の子が自分の母と右手、そしてやっとこさトモと左手をつないでくれました。その流れで私がトモと女の子のお母さんとお手手つないで(傍から見たら変ですね)みんなで輪になって「たのしいねー」とやりました。ははは。ほかの人と何かしたいときは「~~してもいい?」って聞くのよ、と最近教え始めたのですが、これが身につくのにはまだまだ時間がかかりそうです。
2006.10.05
ベランダに出るのが大好きなトモ。私が洗濯物を干しにベランダに出るとかならず自分も出てきて、私が干し終わってもなかなか部屋に戻ろうとしない。危ないものは片付けているし、外に落ちてしまうような踏み台はないし、まぁいいかと先に部屋に戻ることにした。「閉めておくよ」とガラス戸を閉めて、部屋でお茶を飲んでいたら「とんとん」とガラス戸を叩いてきた。はーい、と開けると「ごめんください」と声をかけ、「お邪魔します」と部屋に入ってきた。びっくり。思わず笑ってしまった。そんな言葉教えた記憶がないよ?いったいどこで覚えてきたんだろう?
2006.10.04
最近のトモは何かあるとすぐに頭突きしてくる。楽しい♪うれしい♪と頭突き。むきー!もっと遊んでよー!と頭突き。これやったらおかーさん、怒る?と肝試しのように頭突き。そして今日はあっちはふざけていたんだろうけど、本当に思いっきりの頭突きを受けてしまった。それも二度。一回目に「だめだよ!」とかなり強く言ったつもりだったのにその直後に本当に思いっきりガン!とぶつかられた。あまりの痛さにうずくまって声も出ないくらい。息を整えて鏡を見ると、直撃を受けた左目の上部分がみるみるうちに腫れていった。脈を打つたびにずきんずきんと痛みが走る。そこに能天気な声で「おかーたん、どーしたのー?」と寄ってくるトモ。本気でイラッときて「トモくんがごちんしたからお母さんは痛いの!」ときつい口調で言ってしまった。「いたいのいたいのとんでけー!」と伸ばしてきた手を払いのけてしまった。2歳になったばかりの子どもに本気で腹を立ててしまう自分が情けないけどどうやっても優しく諌めるなんてできなかった。別室にしばらくこもってからリビングに戻ると、トモが精一杯の面白い顔をしておどけてきた。何とかして私を笑わせようと必死なのが見えて気が抜けた。「もう絶対にごちんしたらだめなんだからね」とやっと少し笑顔を見せることができた。けど、それにしてもお母さんって大変だなぁ。これから私に勤まるのかしらん。
2006.10.03
ここ数日の朝晩の冷え込み、皆さんは風邪を引いていませんか?我が家はどうやらトモが鼻かぜを引いた模様です。そんなに洟がずるずると始終出ているわけではないけど、くしゃみをしたらつつーっと青っ洟がたれるくらいの風邪。熱もほんの微熱です。でも一応風邪薬だけもらいに行こうかな~と昼前に家を出ました。我が家から一番近い小児科に行く抜け道に、大きな救急病院があってお爺さん、お婆さんがよくたむろしているんですが、今日も玄関先まであと数十メートルというところで前にいたお婆さんがトモにさかんに手を振ってきます。「知っている人じゃ、ないよな~?」と思いつつ、玄関前を通るときに「こんにちは」と挨拶したら、ささーっと玄関先から道まで出てきて「まぁ~可愛いわね~。ボク、いくつなの~?」と満面の笑み。トモが「にしゃーい」とお婆さんにチョキの手を見せると「まぁ~お利口さんね~、お名前は~?」「トモくんでしゅ」「あら~可愛い~、この子はなかなかの男前よ、お父さんよりもずっと男前になるわよ」(父親の顔を知ってるんかい!と思わず心の中でつっこんでしまいました)「はぁ~」とあいまいな返事をしてその場を去ろうとするとそのお婆さん、「あ~なんて可愛いの~」といきなりトモの手をとって自分の顔に引っ張り、ぶちゅっと濃厚なキス。ひぇ~!何をする~!あんた病人やろ??と思う間もなく、次はトモのほっぺにぶちゅっとキス。うげげげげげげげげげげ!!!!!何をする~!!!!!慌ててトモを手元に寄せようとする間もなく、「おばちゃんにもちゅってして」と自分のほほをトモの目の前に。あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!条件反射のように、お婆さんのほっぺにキスをするトモ。あまりのことにひきつけを起こしそうになりました。「あら、この子ったらほっぺが赤くなってるわ、おませさんね」と言われ「ちょっと熱があるんです、さー早くお医者さんに見てもらおうね!」と挨拶もそこそこにその場を走り去り、角を曲がったところで持っていたウェットティッシュでトモの手と顔をゴシゴシ拭きました。なんてこと!なんてこと!なんてこと!!!!!もともと人懐っこいトモ。子ども好きな人から熱烈な扱いを受けることは今までも多々ありましたが今日のは強烈でした。強烈過ぎました。これから見知らぬ人に話しかけられたら、ちょっと距離をとろうと決意した私です。
2006.10.02
義両親からのプレゼントです。小さくて可愛いちびゴリラのちびちび。ちびちびが生まれたその日からみんなはちびちびが大好きです。森のみんなに愛されているちびちびにある日何かが起こります。ちびちびはどうなったのでしょう?何度も何度も繰り返される「だいすきです」というフレーズが素敵です。「ちびちび」を「トモくん」と置き換えて読んであげるととってもうれしそうです。そうなんだよ、私たちもきみが生まれてからずっときみのことが大好きなんだよ、という気持ちをこめて読んでいます。
2006.09.24
夕方今回お世話になった叔父、伯母、従姉妹たちへのお礼状と撮った写真を投函して家に戻ったとき、母から電話がありました。「おばあちゃんが脳梗塞と脳内出血を起こしたって。覚悟しておいてくださいって」どちらかの半身が動かなくなっているそうです。そして、今は意識がないそうです。間に合ってよかった。おばあちゃんと話ができてよかった。成長したトモを見てもらえてよかった。そう自分にいくら言い聞かせても、涙が出てきて仕方ないのです。
2006.09.20
9時ごろホテルのバイキングで朝食を済ませて部屋に戻ると、部屋の電話が鳴っています。母が急いで出ると、なにやら緊迫した様子。毎朝病院に顔を出している叔父からでした。「おばあちゃんの意識がないんだって、帰る前に時間があったら病院に寄ってって」慌しく身支度を済ませ、新幹線のチケットの時間を2時間ずらし、急いで病院に向かいました。気持ちを静めつつ病室に入る私と母、そして「ひーおばーちゃーん」と大きな声で呼びかけるトモ(苦笑)。すると「トモくん」と祖母の声。「へ?」と覗き込むと、一昨日と変わらない祖母の姿がありました。慌てた様子を見せるのも変なので、「具合はどう?痛いところはない?」と声をかけると「大丈夫よ、どこも痛いところはないよ」と。大丈夫そうなので、とりあえず連絡をくれた叔父に電話し(病院に向かっている途中でした)、しばらく待っていると、現存する母の兄弟が全員揃いました。叔父は、普通に話している祖母の姿に「朝とはまるっきり違う」と呆然とした様子。「何だか慌てちゃってね、すまなかったね」と言われましたが、こちらもホッとしました。昼食を済ませ、帰る前に病室を覗いたときには祖母は眠っているようでした。夢とうつつの境を行ったり来たり。徐々に夢の世界に入り込んでいくのかな…。救いは痛いところ、苦しいところはないと言ってくれたことです。このまま苦しむことなく祖母が過ごせますように。夕方東京に戻りました。
2006.09.19
母の兄弟は母以外はみんな近場に住んでいて、今日は1時に病院で待ち合わせることになりました。伯母、従姉妹たち、従姉妹の子どもたち、そして私たちと総勢9名ものお見舞いに昨日は寝ているばかりに思えた祖母も、にぎやかさにすっかり目が覚めた様子でした。(疲れるかもしれないけど、こういう刺激も大切なのかなと思いました)目をはっきり見開き、いつも通りの笑顔を見せて話をする祖母の姿に、まだまだ大丈夫!という気持ちがわいてきました。「明日東京に帰るね、おばあちゃん、今度会うときまでお元気でね」と声をかけると「おばあちゃんもそのつもりよ」といつもの茶目っ気のある笑顔で答えてくれました。明日は病院に寄らず、そのままホテルから東京に戻る予定です。
2006.09.18
夫が海外出張で朝早くから家を出るのにあわせて、私の母とトモ、そして私の三人で名古屋を目指しました。病院に着いたのが、2時過ぎだったでしょうか。病室を覗くと、前回会ったときよりも一回り小さくなった祖母が寝ていました。新幹線の中で練習していた通り、トモが大きな声で「ひーおばーちゃーん」と声をかけると(寝ていたのでちょっとあせりましたが)、ふっと目を覚まし「トモくん」と呼びかけてくれました。ああ、おばあちゃんだ、分かっているんだと思っただけで胸がいっぱいになって、涙が出そうになりました。「おばあちゃん、来たよ。身体は大丈夫?どこか痛いところはない?」と聞くと、「ありがとう、どこも痛くないよ、大丈夫」と笑顔を見せてくれました。慣れない病院の雰囲気にぐずりだしたトモを母が病室から連れ出してくれ二人きりになったときに「おばあちゃん、今まで本当にありがとうね。可愛がってくれてありがとう」と言うことができました。以前私が母に積年の思いをぶつけて、一時疎遠になっていたとき、母が祖母に「○○(私)にこういうことを言われたのよ」と言ったら(その原因は言わず、私の言葉だけを祖母に伝えた)「○○がそこまで言うなら、きっとあなたがそれだけのことをしたんでしょう。そうでなかったら○○がそんなことを言うわけありません」と、全面的に私のことを支持していたと、後日和解したあとに母に聞いてそのことが私の心の支えになっていました。ありがとうと伝えたとき、そのことを思い出して泣いてしまいそうになったけど祖母の手をぎゅっと握って下を向いていました。「本当にありがたいわ、おばあちゃん、みんなに愛されて幸せ、本当に幸せだわ」夢を見るような口調で言った祖母。「それはおばあちゃんがみんなを一生懸命愛してくれたからよ」と私が答えたときにはもう半分眠りに落ちているようでした。夢とうつつの境にいるんでしょう。うとうと眠ったのかな、と思っていると「トモくん、本当に可愛いね、よかったね、トモくんが生まれて本当によかったね」と急にはっきりした口調で話しかけてき、返事をしようとするとまた寝言のように「可愛いわ、本当に可愛いわ、よかったね、楽しみね」と目をつぶってしまう…。そんなことの繰り返しでした。「おばあちゃん、眠いの?だったら今日は帰るね、また明日来るね」と病院を後にしました。まるっきり話ができないかもしれないと覚悟していただけに、少しでも話ができたことに安堵し、ホテルまでの道中、母と明るく過ごしました。こちらには二泊する予定です。
2006.09.17
突然ですが、皆さん、子どもの耳掃除ってどういう風にされていますか?うちは、基本的に風呂上りに綿棒で耳の穴の中、外をぬぐうようにしています。時々私が、耳かかれスト(耳かきされるのが大好きな人の意←我が家で勝手に言っている)の夫の耳かきをしていると、自分もしてくれ~と私のひざにゴロン。こしょこしょと耳の中を掻くと「ぁああ~きもちいい~(夫の真似)」と満足(笑)というような感じ。…だったのですが、気がつくと最近、耳に手をやっています。今日、「耳、どうしたの?かゆいの?」と聞くと「かゆい~」。そこで、耳かきでこしょこしょやっていると「ん?なんだこれ?」と今まで感じたことのない感触です。ちょっとちょっと、よく見せて!と明るいところに連れて行ってよーく覗き込んだら明らかに何か異物が耳の中にあります。何だこれ?とびっちりくっついたそれを、丁寧に丁寧に耳の壁から削いで取り出してみたらひぇ~!見たこともないような耳垢の塊でした。大きさは私の手の小指の爪くらい。あまりの衝撃にしばし固まってしまいました。片側にこんなのがあるってことは反対側も?と恐る恐る覗き込んだら、やっぱりありました!でもこっちはびっちり度がかなり高く、全然びくともしません。かなり格闘してみたのですが、全然取れる気配すら感じませんこれ以上やったら、耳の奥に押し込んでしまうかも…とそこで耳鼻咽喉科を予約。医師に取ってもらいました。ら、こっちのほうはもっとすごいものが出てきました。たとえて言うなら、あさりとかの貝類が出している管、あんな感じの茶色とも黒ともつかないような塊です。はぁ~、そんなのが入っていましたか、と恐れを通り越して感心してしまいました。筒状になっていて、ちゃんと耳は聞こえていたんだなと思ったりして。記念に持って帰ろうかとも思いましたが(笑)、ちょっと恥ずかしかったので言い出せず(でも持って帰る人もいるみたいでした、パパに見せるとかで)持って帰ってきたとしても、きれいなものじゃないからブログにも載せられないけど(笑)子どもの耳掃除、結構気をつけていたつもりだったけど、これからはもっと別の視点でちゃんと気をつけてあげようと心した一日でした。余談ですが耳鼻咽喉科の待合室に置いてあった小冊子。「乳幼児の耳鼻のお手入れについて」と書いてあったのでぱらぱらと見てみたら「風呂上りに綿棒で耳の掃除をするのは、百害あって一利なしです」とありました。初耳(初目?)でしたが、耳垢を押し込む恐れがあるとか壁に塗りこんでしまうとかそういう意味なんでしょうね。(意味までは書いてなかったです)皆さんもお気をつけくださいませ。
2006.09.16
コメント(1)
今一番の息子のお気に入りです。最初は「よくるま」(自動車が大好きなので)と言い間違えていたけれど今はしっかり「よるくま」とマスター。ページを繰りながら言葉を正確に言うので驚きます。寝る前に読む本として選んだのですが、日中でも甘えたい気分のときに「読んで」と持ってくるみたいです。ベッドに入っている男の子が「ママ、あのね」と話しだしたのは昨夜やってきた熊の子のこと。夜遅くやってきた熊の子「よるくま」は、寝ている間にいなくなったおかあさんを探しています。男の子は一緒に探してあげるのですが、おかあさんはなかなか見つかりません。おかあさんはどこに行っちゃったのかな?小さくてかわいいよるくまの面倒を見ている男の子のお兄ちゃんらしさが絵から感じられて、息子もこんな風に小さいお友達に優しい子になってほしいなと思いながら読んでいます。ほんわりやさしい絵と、ちょっぴり甘えた感じでママに話す口調がやさしい気持ちにさせてくれます。
2006.09.14
ちょうど去年の今頃、ブログに書いていた私の祖母ですが、最近どうも調子が悪いらしいのです。この夏の暑さでばててしまったのか食事が摂れず、衰弱を心配した主治医が入院の指示を出したのが1週間ほど前のこと。そのときには点滴でずいぶん体調が戻ったと聞いていたのですが、どうやら入院がきっかけで足腰が弱ってしまったみたい。加えて、近くに住んでいる子どもたちがマメに顔を出すとは言え、自宅にいるときとは段違いに刺激の少ない毎日に、ちょっとずつぼんやりすることが多くなってきたそうです。ひ孫を孫と間違えたり、自分の娘を「お姉さん」と呼んでみたり…(長女で周りは「お姉さん」と呼ぶけど、自分は名前を呼んでいた)。来月97になるという年齢も年齢なので、いわゆる認知症の症状が出たとしても全然不思議ではないけれど、今までが本当にしっかりしていた人なので、電話で叔父おばからそういう話を聞いても何だかぴんときません。来週から夫が長期の海外出張に行くので、そのタイミングで息子を連れてお見舞いに行くつもりだけど、私のことを分かってくれなかったらきっとショックだろうな…。可愛がってくれていたおばあちゃんが私の顔と息子の顔を見て、ちょっとでも元気になってくれたら、と思って行くんだけど。体調は日によってずいぶん違うみたいだし、同じ日でも時間によってずいぶん違うらしくて、意識がはっきりするときもあるみたいなんだけど、こればかりは運なんでしょう。そして、万が一のことがあったとしても、順序を間違えているわけじゃないから、それはそれで幸せなこと、天寿を全うしたと言える人生であったと思うけどでもそれでも、ずっと可愛がってくれた大切な人の命が消えてしまうかもと考えるのは寂しいです。ぴんしゃんころり(ぴんぴんしゃんしゃんと生きて、ころりと死ぬ)を目標にしていた祖母。今、本人が分かっているか分かっていないかは分からないけど、長患いは彼女の望むところではないのは確か。おばあちゃんの望んでいたように人生の幕引きができたらいいな。でもその前に、いつものおばあちゃんと少しでもお話がしたい。そして今までのお礼が言いたい。そう思っています。
2006.09.13
新聞、テレビなどで報道されたからご存知の方もいらっしゃるでしょうがわいせつな行為をしたとして逮捕された、整体師。実は私、あの人に施術してもらったことがあるんです…。たまたま実家にいて、テレビで顔を見てひっくり返りそうになりました。今から十数年前、もともとの肩こり体質(首が細長く、なで肩)の上、運動不足、一日中ほとんど座ったままの生活を送っていた私。吐き気を感じるほどの肩こりで、会社の人に紹介されたその治療院にしばらく通っていました。そのときには「院長」だったその人。院長指名は別料金だったはずなのですが、なぜか私が行ったときには院長が施術してくれることが多かった。そして、何度か施術してもらって慣れた頃、ものすごく妙な施術だったことがあったんです。会社が終わってから行ったその日、ほかに誰もいなくて治療院には私と院長だけ。本来なら1時間程度の施術のはずが、ずっと丁寧に体中をほぐしてくれてあまりの気持ちよさに寝てしまいそうになりました。もう眠くて眠くて体中がとろとろ状態になっているんだけど、ちょっとここでは説明できないんだけど「ここでぜったに寝てはいけない!」と頭の中で警告音が響き渡るような感じで、必死で(試験勉強中に寝てはいけない!というよりももっと真剣に)目を見開いて何とか最後まで寝ないで済ませることができたんです。施術が終わった後、院長がなんともいえない顔で私を見たことがどうにも気持ち悪くて、次回から院長だったらどうしよう、と心配していましたがその後は一度も院長に施術されることはありませんでした。私への院長の施術が本来の整体から外れているものなのかどうなのかは分からないけど、着衣状態だから我慢できたけれどそうでなかったら絶対にいや!というような施術だったことは確か。今回の容疑も本人が否定していて、今後どのような判断が下るのかは分からないけど、私としては「ああ、やっぱり!」と腑に落ちた気分です。それにしても、そのときに気持ち悪さを思い出して眠れなくなってしまったなんて、私ってなんてデリケート…(苦笑)
2006.09.04
ありがたいことに、私は子どもの「食」について悩んだことがない。とにかくよく飲み、食べる子なのだ。出産後すぐに母乳ががんがん出るようになった私。その、あふれてくる母乳を一滴も逃すまいという勢いで乳に吸い付く赤ちゃん。看護婦さんに「とても相性がいいですね」(つまり、よく出てよく飲むと)とほめられたくらい。なんと生後4日目で出生時の体重を超えた彼なのだ。あまりにも母乳がよく出るので、離乳食を始めたのは遅めだったけど本当に何でもよく食べてくれた。離乳食を卒業し、辛すぎるもの、味の濃すぎるもの以外は大人と一緒の食事になった今も、「ダイエット中の大人よりよく食べるね」と感心されている。そんな彼に出した夕べのおかずは「キャベツ、ピーマンと豚肉の味噌炒め」。いわゆる、ホイコーローっぽいものだったのだが、どういうわけか彼が一番気に入ったのはピーマン。お皿におかずを取り分けると「ピーマン、ピーマン」とまず全部食べてしまい次を催促。豚肉もキャベツも入れるのに、まずピーマンだけをたいらげる。ご飯と、その入れてあるおかずを全部食べたらピーマンを入れてあげると言うとピーマン欲しさにがっついて、口の中にみんな収めた状態で「ん、ん」とピーマンを指差し、お皿に入れろと言ってくる。あまりの勢いに、感心したというか呆れたというか…。大体、子どもってピーマンは嫌いなんじゃなかったっけ?苦手な食品の一二を争うものなんじゃなかったっけ?今までの「子ども」に対する思い込みが次々覆されそうな予感がする今日この頃…。
2006.09.02
ラチは世界中で一番弱虫な男の子。犬や暗闇、友達さえこわいのでみんなに馬鹿にされていつも一人ぼっち。そんなある朝、目を覚ますとベッドのそばに小さな赤いらいおんがいてラチにこう言います。「きみもつよくなりたいなら、ぼくがつよくしてやるよ」らいおんの特訓でどんどんラチは強くなっていきます。「こわくなんかないぞ。ぼくにはらいおんがついているんだ。」とみんなに意地悪した男の子にも向かっていきます。そんなラチを見たらいおんは…。らいおんの手紙を読みながら涙が出てしまいました。今では、私の心の中にも小さな赤いらいおんが花をかじりながら寝そべっているのです。
2006.08.23
大昔、たまごから生まれたアンキロサウルスの赤ちゃんがひとりぼっちでいたらティラノサウルスがやってきて、よだれをたらしながら「ひひひ…おまえ うまそうだな」するとアンキロサウルスの赤ちゃんは「おとうさーん!」とティラノサウルスにしがみついてしまいます。「ぼくのなまえ、ウマソウなんでしょ?」ティラノサウルスは戸惑いながら「おとうさんみたいになりたい」というアンキロサウルスのために父親として振舞い始めるのです。そして…。とんだ勘違いから始まった親子関係。純粋なウマソウの気持ち、そして尊敬されて父親らしくなっていくティラノサウルス。最後がとても切なくて、読んでいて泣いてしまいました。「おかーたん、ないてるー」とトモにイイコイイコされてまた涙が…。そして彼が自分でページをめくりながら「おとーたん」「いやだいやだ!」と言っている姿にまた泣けてしまう私なのです。
2006.08.22
たぬきのおじさんが自動車を運転していたら、川から魚が飛んできて怪物が出たので助けてくれと言ってきます。怪物は怖いけど、ともかく川まで行ってみたら…。おそろしげなかえるの怪物とおじさんの戦いぶり(?)が楽しい一冊。え?これで終わりなの?という終わり方です。乳幼児向けの絵本ってこういう終わり方が多々あるような気がします。あとはみんなで考えよう♪ってことなのかしら?
2006.08.21