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テーマ:生き方上手(689)
カテゴリ:これからの時代
時間がないので15分で書けること・・・うーーん
!! あるサイトをみてたら「野道」という文字があったんですが、一瞬なんと読むのかわからなくて「のみち」と出てくるまでに数秒を要しました。 考えてみれば、「♪おーてーて、つーないで」の歌以外では、ほとんど口に出すことのない言葉ですね。 それでも僕らの世代はまだ、「のみち」と聞くといろんな情景を思い浮かべられるのは、野道がたくさんあったからです。子供の頃にたくさん野道を歩いたからです。 当時は、舗装道路なんてバス通りだけだったし(しかも滅多に車は通らない)、田んぼや畑もたくさんあったので、いたるところ野道だらけでした。 いいですよね~、野道。 交通事故の心配なんか一切なくって、ころんでもせいぜいスリ傷で済むし、道端の名もない草花が風に揺れ、蛙やバッタやコオロギたちもいっぱいいたし、夏の照り返しも大したことないし、、、、。 現代の道にはない、圧倒的な安心感がそこにあったように思います。 ひるがえって、たとえばうちの子供たちは、野道という言葉から連想する道は、ほとんど皆無だろうと思います。野道なんて田舎の行楽地に行かないと味わえないんですから。 戦後の日本は、コンクリートとアスファルトで国土を埋め尽くすことが進歩だと信じて、がむしゃらに邁進してきましたが、そうして得た便利さの代償として失ったものの大きさに、今多くの人が気づき始めてると思います。 これからは、「野道や広っぱ(公園ではない!)を売りにした町づくり」なんてのが流行るといいなあ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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