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テーマ:生き方上手(689)
カテゴリ:これからの時代
お彼岸ですね~。
そこかしこに彼岸花が咲いてます。よく見ると、あの花は中心から放射状に複数の花が配置されて構成されてるのがわかります。その配置が、上から見て5角形だったり6角形だったり7角形だったりしますが、ああいった造形は一体どうやってできたんでしょうね。 物作りをなりわいとする人間として、「創造」という作業はなんらかの「意思」なくしてはありえないことを日々実感してますが、自然の事物の造形の美しさに気付くたびに、誰が、何のためにということを考えさせられます。少なくとも偶然ではありません。 今日の我が家は、お墓参りに行って、その後ホテルのレストランで義母にお昼をご馳走になりました。松茸を含むキノコづくしのコースでいやはやなんともうまかった。特に、天然物の舞茸が絶品でした。 僕が子供の頃には、ここに書いたように、外食なんざ滅多にできなかったことを考えると、うちの子供たちは贅沢ですね~(^^; それにしても、こうして年に何回かご馳走になったり、子供服を買ってもらったりすることはもちろん、親と同居というのはやってよかったなあと最近つくづく思います。 何と言っても人の成長に欠かせない価値観の衝突を味わうのなら、幅広い世代が一緒に住むのが最も手っ取り早く、「調和」に向けてどう自分を磨いていくかを、日々の生活の中で学べます。 また経済的にも環境的にも労働力の面でも親と同居するメリットは計り知れないものがありますね。 もし親と住もうかどうしようか迷ってる人がいたら、「それはぜひそうなさい」とアドバイスしたいです。 とはいえ、やはり一緒に住む以上できるだけ気持ちよく過ごしたいですから、2世帯住宅を建てることを検討中の方のために、我が家でやってよかったなあということを2点ほどご紹介します。 ■台所を2つ作る ご飯の固さひとつとっても老人と子供は全然違うし、また生活の時間帯も全く違うので、食事は基本的には別で何かあれば一緒にするぐらいの方がいいと思います。 うちはこれから家を建てようという人がよく家を見にくるんですが、そういう人ほぼ全てに義母が話してることです(^^; ■老人の部屋はできれば2階に よく階段の上り下りが楽なように、老人世帯を1階に持ってくるケースが多いと思いますが、うちは義母の部屋はあえて2階に作りました。1階に作ると、若者は1階に用事がなくなるとさっさと上に上がってしまったりして、そうなると親の方は取り残されたような、寂しい気分になるんではないかと考えたのです。2階にすれば、親は自分のタイミングで上にあがればいいわけですから寂しさはありません。 また、2階に作ったことにより、階段の上り下りを1日10回はするので足腰が衰えません。義母は75歳ですが、引っ越してきた当初より今の方が強いです。今では、歯医者を除けば病院も薬も一切縁のない状態で、子供としては安心でありがたいです。多分、うちで一番病気しない人ですね(^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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