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テーマ:生き方上手(689)
カテゴリ:自分を見る
昨日、無事に広島から帰ってきました。
無事にというより、生まれ変わってと言った方がいいかもしれません。とにかく、この10年間に山ほど体験した様々なワークショップの中で、もっとも満足度が高く、もっとも変化の大きかったワークでした。 昨日の段階ではまだ、ディクシャの影響で頭が痛かったんですが、今朝起きてみるとそれも消えてました。 なんと申しましょうか、日だまりの中で春風に優しく包まれてるような感覚がずっと続いてます。しかもハートのチャクラがあったかくて、そこから甘い蜜が湧いてくるような感じです。スキップしたくなるような喜びというよりは、静かに微笑みたくなる喜びですね。今日は会社で仕事してて、わけもなく嬉しくて涙が出そうになりました。 今まで、なんて肩に力の入った生き方をしてきたんだろうと、しみじみとそして懐かしく思います。今は肩に力を入れようと思っても、なんだかフニャフニャしてて入らない感じです。端から見れば腑抜けに見えるかもしれません(笑) さて、ディクシャって何ですか?という質問が来てましたが、それをちゃんと説明しようとすると、クンダリーニの上昇がどうのこうのとか、悟りとは?とか、宇宙意識があーだこーだとか、かなり長ーい話になりそうなので、いずれまた機会があれば、ということにさせてください。そもそも言葉で説明するのは限界があるし、、。まあ、目に見える作業としては、頭に数秒間軽く手を置いてもらうだけなんですけどね。 どうしても詳しく話が聞きたい人は、個別にメールか電話してください。そのときは僕の浅薄な知識と体験を総動員してご説明させていただきます(^^)v ディクシャの前処理としてサムスカラシュッティ(質のクリーニングという意味だそうです)というワークがありましたが、これもなかなか素晴らしいワークで、こちらの方がわかりやすいので、簡単にご説明しましょう。 一言でいうと、「ためこんだ感情を吐き出すために、その感情に身をまかす」です。 つまり、怒り、憎しみ、悲しみ、恐怖、不安、心配・・・普段は無理に押さえ込んでるそういった感情を、思いっきり味わうんです。 これは、たまった感情を消滅させる最も効果的な方法は、その感情を味わい尽くすことという原理に基づいてます。 実は、僕らは子供の頃から、感情に良い悪いの判断を持ち込んで、悪い感情は表現せずに心の底に押し込める癖がついてしまってます。 「○○がしたい!」というと親から「わがまま」と言われるので我慢したり、「つらい!」といって泣きたいのに、泣くと親の機嫌が悪くなるので、胸のうちにしまいこんだり。 最近では、プラス思考ってやつがくせ者で、たとえば、ある人からなにかイヤーなこと言われても「これもきっと何かしら自分にとって意味のあることに違いない」などと考えてしまって、その人に対する怒りの感情を、無理やりなだめすかしてるわけです。 でも、こうした感情は確実にたまっていき、自分の無意識下の行動(それはたいてい不調和な結果を生む)に影響を及ぼしたり、また病気の元になったりします。「ミューカス」といって、特に下半身の関節にたまりやすいそうです。 サムスカラシュッティでは、そうした感情を浮かんでくるままに、思いっきり表現し発散させることで、その感情を味わいつくし、処理していきます。 僕は普段は温厚な人間ですが、いや~出るわ出るわ・・・特に子供の頃に感じた両親に対する怒りはいっぱい出てきました。「大丈夫やけん、信用してよ!」とか「したいようにさせてよ!」「間違えてもいいやんか!」などと、号泣しながら叫びまくってました。 恐怖については、「子供の死」「失敗の恐怖」「怒ってる人の目」というのが、僕の3大恐怖として出てきましたが、これらもほぼ処理できたと思います。「お金を失う恐怖」というのもトライしてみましたが、これは全然大したことないことがわかりました。 当然ながら、このワークの最中の会場は阿鼻叫喚が飛び交うすさまじい空間と化しますが、自分が吐き出した分だけ確実に軽くなって、自分が空っぽになった感じがします。 終わった後、みんなで思い思いにハグするんですが、そのときの一体感がいいし、コップ一杯の水でさえも、なんだかとてもいとおしく感じて、思わず両手で大切に持って飲みました。 重たーいものを抱えてる人には、うってつけのワークだと思います(^^)b 怒りたいときには怒っていいんです。 泣きたいときには泣いてもいいんです。 怖いときには怖がればいいんです。 感情に良い悪いはありません。 僕らはあらゆる感情を楽しむために、この肉体を持って生まれてきてるんですから。 #この広島で行われたのと同じ2泊3日のコースが、今度の週末(金~日)に阿蘇の方で行われます。もし興味のある方がいらっしゃいましたら、メールしてください。僕が主催してるわけではありませんが、案内状を持ってますので。ちなみに、うちのかみさんも参加します(かみさんがどうなって帰ってくるか、楽しみ~) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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