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テーマ:生き方上手(689)
カテゴリ:自分を見る
広島から帰ってきて以来、“満ち足りた感じ”が続いてます。
日常生活で特に何か素敵な出来事があって、というわけではなくて、何もなくても湧き上がってくる喜びというのが確かにあるのです。 もちろん、イライラしたり心配事が皆無というわけではありませんが、それらもふーっと流れていく感じです。「タバコをくゆらす」という表現がありますが、丁度あんな感じで、いろんな思いが煙のように漂って静かに消えていきます。 今なにか「頭にこびりついて離れない思い」に悩まされてる方も、たくさんいらっしゃると思いますが、その正体はタバコの煙のようなもんです。肺の奥までしっかり吸い込んで、その苦いタバコの味を心ゆくまで味わってから、ふーっと吐き出してしまいましょう(^^)b (前回の日記の補足) > 怒りたいときには怒っていいんです。 > 泣きたいときには泣いてもいいんです。 > 怖いときには怖がればいいんです。 この前こう書きましたが、日常生活でTPOを考えずにこれをやれると最高なんですが、なかなかそうもいきませんね。その場合、後で感情が吐き出せるシチュエーションを作ってからやりましょう。 コツは、その処理したい感情が出てきたときの自分の感じを思い出すことです。 そして、例えば恐怖なら恐怖の感じをどんどん膨らまして、その恐怖に自分が飲み込まれるようなイメージするといいようです(この前のサムスカラシュッティではそうやりました)。 無理に、全部を処理してしまわなくても構いません。いつか必ず出てきますから。 こういった自分が避けてきた感情をとことん味わってみると、実にスッキリして解放感と満足感が湧いてきます。 すると、ここで面白いことに気付きます。 怒りについていえば、僕らは普段、自分の怒りを相手にぶつけて相手の行動を変えることでしか、怒りは解消されないと無意識のうちに思ってます。 ところが、その怒りと向き合ってそれをとことん味わい尽くしてみると、相手の行動は全く変わらないのに、そのことがちっとも気にならなくなってる自分を発見するわけです。 他の感情でも同様です。自分の置かれてる状況は変わらなくても、そのことが気にならなくなるんです。 面白いですよね~。 僕らは、いろんな思いを味わうために生まれてきたと思う所以です。目の前の現実は、そのための手段にしか過ぎません。したがって、ひとつの思いを味わい尽くせば、結果として現実が変わっていきます。逆に、逃げつづける限り、何らかの形で同じ現実がどこまでもどこまでも追いかけてきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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