春の日の引継ぎ
天気の良い暖かな日に、地域の花見み出席した。この日は3月までの旧役員と4月からの新役員の引継ぎの日でもあった。私はこの3月まで常会長であり、やっとその任を解かれたところだ。 私はこの地域の越してきて6年、地域の事も風習も何も知らない、しかも歴代常会長の中でも最年少の常会長だった。 田舎独特の地域社会は、とにかく地域内の結びつきを重視する。地域の祭り、イベント、活動(労働)など、これらへの参加は必須である。 都会では考えられない組織の中で苦労、戸惑いながら、何とか一年の任期をやり遂げる事ができた。 しかし、今年度も新たな役が回ってきた。実はここ数年私は複数の役を兼任していて、今年度も複数の役を兼任するのである。 これが人口減少に悩む過疎の現実である。