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カテゴリ:旅行・お宿
北海道のお宿その2は小樽の手前の朝里川温泉にある、『蔵群』に泊まることに。 こちらはいわゆる「デザイナーズ旅館」の先駆けとして雑誌やTVで取り上げられたりもしていました。 部屋数は少なく、温泉とこだわりのお部屋、そしてお料理がゆったりと楽しめるお宿です。 見かけは黒っぽい倉庫のような建物。ええっ?ここ?とビックリする家人。 車を停めていると、スタッフの方が出迎えてくださいました。 小道を通って隠れ家っぽい重厚な扉をあけると、そこはスタイリッシュな空間。 中庭が見える正面のロビーには、ル・コルビジュエのソファが置いてあります。 雰囲気は加賀温泉の「べにや無可有」に似ている・・・と書いたら、お分かりになる方もいらっしゃるでしょうか。 細長い廊下を通ってお部屋へ。お部屋には小樽にちなんだ文化人や芸術家の名前が付いており、インテリアもそれぞれ異なっているそうです。 我々のお部屋は「有徳(ありのり)」という名前で、メゾネットタイプになっており、1階が居間、2階が寝室2つありました。 李朝の家具や和風の骨董の家具がさりげなく置いてあるのが素敵です。 ちなみに、「有徳」というのは小樽在住の版画家、一原有徳のことで、画集や作品が飾られていました。 1階の写真。中庭が見えます。 2階のお部屋の一つ。文机があるお部屋でした。間接照明もきれいです。 館内には露天風呂、カフェ、バーコーナー、茶室、ライブラリー、談話室があり、それぞれこじんまりとしていますが、こだわりを感じます。 (一番上の写真がカフェコーナーです。オシャレですよね) ライブラリーには、本も新旧取り混ぜて揃っており、子供向けの絵本もあったりして、「何もせずに宿でゆっくりする」時にも、暇を持て余さずに済みそう。 本だけではなく、北海道にちなんでか、石原裕次郎や三輪明宏の『ヨイトマケの唄』などのEPや、70~80年代の洋楽のLP(CDではなくレコード盤)がありました。 レコードは、談話室やライブラリーで聴くことができます。レコード、懐かしい~。 このお宿は、飲み物が全て宿泊料金に含まれていて、食事の時に頂くお酒、バーやカフェで飲む飲み物、お部屋の冷蔵庫の中のものも無料です。 お酒が好きな人には良いだろうな~と思います。 さて、例によってお料理編はその2に続く・・・ <小樽旅亭 蔵群> 宿泊予約にポイントも使えて便利。 ↑ランキング参加中です。クリック、よろしくお願いします。 楽天ブログランキング ついでによろしくお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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