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カテゴリ:日本映画
名門女子高に通う医者の娘・薫子(裕木奈江)。自分は恋もできずにいるのに、友人の理佳子は職場の上司と不倫しているという。将来に不安を抱く彼女は、そんな時、日教育実習生の夏美(森尾由美)に会員制の売春クラブに誘われるのだった。 裕木奈江の劇場初主演作。今でも地味なりに映画にも出演している彼女ですが、人気が出た頃に女性たちに嫌われて? 表舞台から去ってしまった過去を覚えてらっしゃるでしょうか。 私は彼女が好きだったので、映画も(最近のは観ていないけど)今まで何本か手にとっています。 この作品は未見でしたが、オンラインで見つけてなんとなく懐かしくて借りてみました。 一言で言えばただのアイドル映画。 内容も演技も何もかも...恥ずかしくなってきました。 ちょっと変わった女子高生が、売春を経験して、恋人ができて、妊娠する。それだけの話。 それを夢でも見てるかのように裕木奈江が演じると、ただひとつでさえ心の動かない寒々とした映画の完成~となってしまっています。 どうして彼女が好きだったんだろ。 透明感があって、細い線がか弱く見えるけど気丈さも持ち合わせた、可愛い女性。 そんなイメージ。 あの頃はこんな女性になりたかったんだと思います。 今では世のダークな部分をかなり知って、それが自分の底辺になって、そこからピュアなものをみている、似ても似つかない私ですが。 大人になったというか...汚れたんですね~ ‘95年「日本一短い「母」への手紙」は劇場で観ました。 当時、裕木奈江は垢抜けた――と言われてたことを覚えてますが、この作品もびんたを食らわす演技があっただけで、まだ変わったとはあまり思えなかったですね~ アイドルから脱して女優さんになったと思えたのは、2001年の「光の雨」。 連合赤軍の役を演じた姿は、素直に評価できたし演技も好印象でした。 確かにぶりっこでナチュラルじゃない演技は、女性たちに嫌われてしまうのも無理ないかも。 久しぶりに観てそう感じましたが、私は好きだったしこれからも頑張って欲しいです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 監督 佐藤闘介 製作 手嶋茂喜 脚本 伊藤尚子 撮影 榊原勝己 音楽 山崎ハコ 森一美 出演 裕木奈江 森尾由美 尾美としのり 早川亮 森川美沙緒 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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