|
カテゴリ:旅、登山、キャンプ
こんばんは。真狩でのキャンプから無事帰ってまいりました。 3泊4日、時間をかけて、美味しい湧き水とともに周辺の観光と登山をしてきました。 真狩の隣町であるニセコの‘道の駅’から観た羊蹄山。 この山の麓が今回のキャンプ地です。 ちなみにニセコの道の駅はキレイなところで、ここの雀たちは人懐っこい。 ソフトクリームを食べたりしたのですが、コーンのおこぼれを食べに寄ってきます。 最後の日にだけお天気雨がぱらつきましたが、あとは比較的穏やかな天候が続いて一安心。 それぞれの夕飯はこんな感じ。 初日ビーフシチュー、2日目ポトフ、3日目カレー。 煮込み料理ばかりが続いてしまった今回のキャンプでした。 本当は地元で買ったお肉を焼いて~と思っていたのですが、色んなことが重なって簡単なものばかりです。 料理のお供は、もちろんダッチオーブン これがあればなんでも料理できます。 それでも普通のお鍋はひとつくらいないと困ります。 今回はそのお鍋を忘れてしまって予定していたものが作れない! というシーンもありました… それでもなんとか、買わずにダッチオーブンとフライパンだけで過ごしました。 雑然とした料理スペース。 地元の食材を何でもいいからプラスするのが、毎度の楽しみです。 一日目は昼頃到着した後、テントを張って、周辺を観て回って過ごしました。 そして2日目。真狩を出て、ニセコ→倶知安→泊→岩内→蘭越→真狩へと観光ドライブ。 なかなか行く機会のなかったコースはどこも新鮮です。 景色のきれいなところが多くて感激。 寄り道しながら走り、海沿いの町・泊では原子力発電所の施設「とまりん館」へ暫し立ち寄りました。 中は遊んで学べる科学館のような雰囲気です。 一階のロビーには熱帯魚のいる水槽が幾つか。 二階には縄文式土器などの展示室。 上階からは360度、景色を眺められました。 なぜか温水プールもあって、そこは子どもったちで賑わっているようでした。 「原発反対!」の看板を眺めつつ、施設を出、今度はニセコパノラマラインを走りました。 自然豊かな深い森と山々は、とても雄大です。 頂上付近の展望台へは歩いて400メートルほど。 暑い日で霞んでいましたが、さっき見学してきた泊原発が小さく見えるほどの良い眺めでした。 キャンプの夜は灯りを楽しめます。 ランタンの他にも、キャンドルの灯、シチリンで燃える炭火、そして月と星。 明かりのありがたさと温もりを感じます。 三日目。 朝からニセコの温泉に浸かり、お昼を軽く済ませてから、羊蹄山にこぶの様にのっかた南こぶ展望台まで山登りをしました。 標高650メートル。 羊蹄山は1900メートルほどあるそうなので、それに比べるとほんのわずかな距離ですが、意外と急勾配な場所もあって過酷でした。 汗だくだくで登るうち、5歳の娘はへこたれて「帰りたい」と言い出す始末。。 だけど諦めるのも癪です。 「絶対行く!」といいきった私は家族から反感をかいつつ...どうにか皆で展望台まで辿り着きました。 こちらもまた霞んでいるけれど、眺めはいい。 下に望む小さな建物群はキャンプ場の施設。あそこから来たのかと、山登り特有の達成感に浸りました。 向こうに見える町は真狩村。 がくがくし始めた足でやっとのこと下山してからは、汗を流すべくこの日二度目の温泉へ行きました。 羊蹄といえばとにかく湧き水が有名です。 山から染み出しす水は美味しくて豊富です 4日間で何度も水を汲みに出かけました。 キャンプ場から車でいけばすぐ。この湧き水を沸かしてコーヒーを飲んだり、もちろんお料理にも使います。 地元の人や観光客が後を絶たない湧き水公園にはお豆腐屋さんがあって、何種類もの品々を試食してから選んで買うことができます。 湧き水公園の手前にあるキャンプ場入り口の外灯は、夜になると虫たちが集まる恰好の場所。 今回もたくさんミヤマクワガタとノコギリクワガタを捕まえました。 最終日、そろそろ帰り支度を~と思った矢先、勢いよく降りだした天気雨。 たたむはずのテントは雨に濡れて、しばし片付けの手を休めました。 自然には勝てません。。 やっと現れた晴れ間に、親はせっせとお片づけ。 子どもたちはお友達をつくり、それぞれ遊びに夢中です。 知らない子と自然を通して仲良くなれるのもキャンプの醍醐味。 男の子はもちろん捕まえた虫の話題で持ちきりでした。 前回行った、新しい遊び場完備のキャンプ場もいいけれど、こういう素朴なただ自然があるだけのキャンプ場もいいですね~ 長く居ても飽きることがありません。 数日いると満喫感も倍増。 本を二冊も持っていったのですが、意外とぜんぜん進みませんでした… 疲れて9時過ぎは寝てしまい、朝は6時に起きての繰り返し。 やっぱりまだのんびりぼーっつと読書する時間はあまり持てませんでしたが、これはまた来年の課題。 疲れたけど、満喫度の高いキャンプでありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|