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テーマ:■ムービー所感■(484)
カテゴリ:日本映画
仲宗根みいこの同名漫画を映画化。沖縄のとある場所に立つホテル・ハイビスカス。外見は古く、客室も一部屋しかない宿だが、一家はみな明るくやさしい個性的な顔ぶれ。三線とビリヤードが得意な父ちゃん、働き者で美人の母ちゃん、黒人とのハーフのケンジにぃにぃ、白人とのハーフのサチコねぇねぇ、そしていつもくわえタバコのおばぁ。小学3年生の美恵子はこんな“インタァナソナル”な家族に囲まれ楽しい毎日を過ごしていた。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大好きな映画で、夏になったらまた観よう~と思っていた作品です。 お付き合いいただいている方はお気づきの通り、私がいつもアップしてるのは初めて鑑賞するものが多いです。 映画漬けのそんな中、2度目3度目となると、それは本当に好きな作品だということ。 よほど重たい内容でなければ、何度も再見します。 先日レンタル店で借りてきたのがこちら。沖縄を舞台にした「ホテル・ハイビスカス」。 それからクリスチャン・スレーター主演のアクション「クライム&ダイヤモンド」。 ハイビスカスは3回目、「クライム&ダイヤモンド」は5回目になります。 一年で観られる映画は、どう頑張ってもたぶん200作品くらい。 5年で千本、10年で2千本、一生のうちに観られる映画は実際は本当に少ないのだと実感する今日この頃。 できれば知らない作品をいっぱい知りたいけれど、好きな映画をじっくり何度も味わうのもとても大切だな~と思っています。 沖縄は、北海道の次に住みたいところ。 神々の宿る島。神秘的で自然豊かで憧れる土地です。 そこに住む超陽気な家族が繰り広げるに日常は、楽しくて笑顔がいっぱい。 太陽のような人々が織り成す夏の一こま。 みんな父親の違う3人兄妹の末娘・美恵子は、元気でわんぱくな女の子。 クラスの男子二人を家来のように引き連れて、ガジュマルの樹に住むという妖怪キジムナーを探すのに夢中です。 そんな彼女のささやか冒険だとか、夏の日の幻だとかを、ユニークにパワフルにノスタルジックに描きます。 温かい家族に見守られて生きる美恵子の生命力に、元気を貰わずにはいれません。 美恵子の母は、半分だけ目指したい私の目標のような人。 余貴美子さんが好演しています。 三線の音色や歌声に心ほぐれ~本当に好きだな~とまた思いました。 子どもも大人も楽しめる映画。 夏の日におすすめの一本です ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 監督 中江裕司 原作 仲宗根みいこ 『ホテル・ハイビスカス』 脚本 中江裕司 、中江素子 音楽 磯田健一郎 出演 蔵下穂波 、照屋政雄 、余貴美子 平良とみ 、ネスミス 、亀島奈津樹 和田聡宏 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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