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テーマ:■ムービー所感■(484)
カテゴリ:多国合作映画
三国志好きの家人に誘われて劇場へ出かけてきました。
期待できない予感はしていましたが悪い予感的中。オリジナル部分をどう感じるかによって、感想は違ってきそうです。 曹操80万の兵と、劉備・孫権連合軍8万の兵が戦った、赤壁の戦いの場面を映画化した前編です。来年5月にPart2が公開予定。 蜀の劉備には孔明(金城)、呉の孫権には周瑜(レオン)。この才気あふれる二人が組み、大国・魏を操る曹操と戦ったのが赤壁の戦い。 ジョン・ウーだけあって戦闘シーンには力が入っているけれど、ここぞとばかりに投入される周瑜の妻小喬(リン・チーリン)のシーンが、この映画のなにもかもをダメにしているような気がする。なんなんでしょう。 そもそも、三国志にへんに女性が絡んでは台無しではないですか。小喬の言動がもう少し淑やかだったなら、また違ったかもしれないけど。 まるで小喬のために曹操が戦っているかのような展開だったのも解せない。 それとスローモーションが気になる、演出が古い・・・・。 メーンとなるトニー・レオンと金城武は、ぜったいアクションより恋愛ものが似合う! とおもう。 私的に『三国志』は、子どもの頃観た川本喜八郎さんの人形劇。かなり好きで見入ってたので、あらすじやエピソードはぼちぼち覚えています。 一番のお気に入りは渋い孔明。なので金城武のイメージとは全然違う。 一番イメージどおりだったのは関羽かな、そのままという感じ。 張飛はあまりにも分りやすいキャラになってました(笑) 小説もマンガも触れていないで、記憶の人形劇と比べるのもどうかと思いますが もっと頭脳戦だけを、戦い方に的をしぼった映画を、みせて欲しかったな。 孔明 曹操 監督/ジョン・ウー 音楽/岩代太郎 出演/トニー・レオン 金城武 チャン・フォンイー チャン・チェン ヴィッキー・チャオ フー・ジュン 中村獅童 リン・チーリン (カラー/145分/アメリカ=中国=日本=台湾=韓国) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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