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カテゴリ:本
ただいま着々と、『三四郎はそれから門を出た』で紹介されていた本を読んでいます。 いつまでつづくかはわかりませんが、、とりあえず今のところは、有栖川有栖を2冊。 アリスはじめ登場人物が魅力的で、ぐんぐん進むおもしろさ。 普段ほとんど読まないミステリーですが、最後までトリックも犯人もわからずに、楽しませてもらいました。 次に図書館にみつけて手に取ったのは、このおかしなタイトル。 クドカンことくんくこと宮藤官九郎の本です。 脚本家であり、映画人だということは知っていたけれど、じつはこの人の携わった作品はどれも食指の動かないものばかりで、ことごとく見ていないのでした。 せいぜい『ピンポン』くらい。 これを機に、ドラマは見ないけど、映画は借りようと思いました。すこし興味がでた。 三浦しをんおすすめの言葉は、 わけのわかんないダルさと緩さが充満。笑いながら読んでいると、ワインを飲んだときのような酩酊感と軽い頭痛が襲ってくる。 ほんとうに、そうだぁ。最初はこのテンションについてけなさそうな気がしたけど、そのうち酔ったように終いまで一気に読み進んじゃって、後を引くおもしろさだった。 しをんさんに言わせると、クドカンは含羞の人なのだそうだ。 手がけた作品は、ハジけながらもはじらいが感じられるという。 ロッカー魂が炸裂してても、今どき風でも、それなら私も楽しめるんじゃないかなぁ~という気がしてきました。 とにかくロックが大好きな人なんですね。 グループ魂は知ってます。歌ってるところも見たことある。 「なんじゃこりゃ?!」って思ったけど! でもこのメンバーには阿部サダヲさんも入ってますよね。好きな男優さんです。 そうかぁ、、ロックの精神がわたしに乏しいのも、馴染めなかった理由なのかもしれないなぁ・・・。 それにしても共通項も見つけましたよ。 ドラマ『高校教師』が好き、とか(笑) 以前読んだ『ガンジス河でバタフライ』の著者・たかのてるこさんとは同級生で、ドラマ化されたときの脚本はカンクが手がけていたらしいです。 インドネタも多かったし。(そうでもないか) とびっきりユーモアがあって、常に謙遜姿勢で、含羞の人。 たった一冊のエッセイですが好人物なのがわかりました。今度は映画を見せていただこうと思います。 『少年メリケンサック』か『木更津キャッツアイ』あたりはどうだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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