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行きかふ人も又

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2010.02.10
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 1987年初版というから、もう随分古い。
いつか出先の古本屋で買い求めて、本棚に並べていた本。
狐狸庵ものと随筆とは、見つけるとつい欲しくなる。
こちらは「生と死」「東京」「自分と他人と動物」「趣味と興味」について考える、エッセイ総集版。

遠藤氏の興味をそそる出来事は、大半がおんなじように興味深くて、思考はいつも魅力的。
しかも、出版された時代が背景にあるだろう、ユング、深層心理、生まれ変わり、臨死体験といった、非科学的なことにたくさん触れた中身は、とっても興味の惹くお話ばかりだった。

いつもながらクスクスと笑わせてもらって、本を閉じる。
紹介されていた本には、読みたいと思うもの多数。
『転生の秘密』『走馬灯』『死ぬ瞬間』etc。
それから「きっと見たまえ」という映画 『田舎の日曜日』 はぜったいに見ようと思う。







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Last updated  2010.02.13 14:10:40
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