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行きかふ人も又

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2010.02.12
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 解説で椎名誠さんは言う。
――インドはまことに不思議な国なので、なんとなく行けば誰でもなにがしかのことは書ける―――。
私もそう思う。
国別に書かれた関連本で、一番多いのはインドなのだ。
たかのてるこさん、磯部 和子さん、中谷美紀さんの見聞録は、どれもなかなかに面白かった。
ただ物足りなさは残って、いつも次のインド本を探していた。

だから、本書を開いた時の感動ったらなかった。
たぶん、もうしばらくは、他のインド旅行記を探さないだろう。
努力と執念と好奇心に溢れた、全ページ手書き(文章も!)の本書は、四半世紀経った今でも、わたしたちにインドの姿を分かりやすく伝えてくれる。

インド旅行では、往々にして考えさせられ、度肝をぬかれるような出来事に出会うだろう。
つい後の旅行記で、読みぐるしい言葉を綴りたくもなるのかもしれないが、河童さんの態度は違う。
堂々たる感受性の塊で、どんな経験をしても、きっちりと五感で受け止めて、緻密な絵と文章に昇華される。

行くならほんとうにさりげなく行って、そして帰って来たいなぁとひしと思う。







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Last updated  2010.02.13 19:23:43
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