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2010.03.07
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 いま、読みすすめているのは梶井基次郎の『檸檬』で、先日まで読んでいたのは飯島正の『フランス映画史』。
ふたりの間に、偶然、おもしろい繋がりを見つけてしまった。 
大正8年、第三高等学校で同室同士だったのだそうだ。

ふたりの文学青年はまったく別々の道を歩んでいく。
映画評論家となった飯島氏は1996年没の大往生、作家となった梶井基次郎はわずか31歳の若さでこの世を去った。肺結核だった。
基次郎の命日は3月24日。偶然にも私の誕生日とおんなじだー。この日を「檸檬忌」というそう。

 『フランス映画史』
 1950年刊行というから、半世紀も前の古い本、これを今更読もうなんて、よほどのモノ好きだなぁ、と我ながらに思う。
フランス映画が、いかにしてフランス映画の個性を身につけていったのか、リュミエール兄弟の時代から丁寧に教えてくれるので、なるほどだった。
フランス映画と言葉、トーキーへの対応、芸術と映画の関係、前半はほんとになるほどーの連続だった。

それぞれの監督について、作品を挙げて言及していく中盤あたりからは、しかし一気に興味がしぼんで流し読みしただけ。
ただ大好きな『天井桟敷の人々』のマルセル・カルネについては、多くの頁を割いていてまた夢中になる。
ということで、半分は素通り状態だったわけだけど、、。

フランス映画の難解さも、饒舌も、これからさらに楽しめそうな気がした。
同じようにどんな国もね、国民性や時代を知らなくちゃ、おもしろみ半減となることを実感。うすっぺらな知識じゃだめねぇ、と思う。
ところで『天井桟敷の人々』は、原題の直訳で『楽園の子供たち』というタイトルで紹介されているので、はじめわからなかったよ。







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Last updated  2010.03.09 17:44:54
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