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行きかふ人も又

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2010.09.29
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カテゴリ:多国合作映画

 神代から未来まで、娼婦をテーマに描いた6話オムニバス。

 なんともいえない、アンニュイなつまらなさ。
ここまで持て余す作品は、久しぶりかもしれない。
ゴダール以外はブロカ監督しか知らないせいか、ひとつひとつに思い入れが持てなかった。
“ 流石ゴダール ”という感想が多く目に入るのは、そこしか褒めようがないからか、、、なんて。

娼婦を描くにしても、西洋文化には、可哀想とか同情は一切ない、あっけらかんとしている。
ユーモラスでさえあるのが救い。
邦画ではこうはいかないだろう。

豪華な出演陣以外の見どころとしては、神代から未来へ、その都度移り変わる時代に合わせて、風俗や衣装が変化していくところだろうか。
わたしの相性には合わず、大半がサブイボ状態だったので、どなたか、この作品のお楽しみポイントがあれば、お聞かせください。
 

†   †   †
  

監督  フランコ・インドヴィナ 『神代に起こった女の変身』
    マウロ・ボロニーニ 『ローマ皇后も好きだった』
    フィリップ・ド・ブロカ 『貴族好み』
    ミシェル・プフガー 『手管に踊る幸せ』
    クロード・オータン=ララ 『快楽を運ぶ救急車』
    ジャン=リュック・ゴダール 『二〇〇一年愛の交換』
音楽  ミシェル・ルグラン
出演  ミシェール・メルシェ  ガブリエル・ティンティ  エンリコ・マリア・サレルノ
     ジャンヌ・モロー  ジャン=クロード・ブリアリ  ナディア・グレイ
     アンナ・カリーナ  ジャン=ピエール・レオ

(カラー/フランス=西ドイツ=イタリア/112分/LE PLUS VIEUX METIER DU MONDE)







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Last updated  2010.10.05 22:04:28
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