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カテゴリ:本
エガちゃんのエイガ好きは、どれくらい有名なのだろう。 ジャンルに囚われず、製作国に拘らず、話題の大作から韓流作品、モノクロ時代の古典コメディ、北朝鮮映画にいたるまで、幅広く楽しんでいるのがよくわかる。 映画をこよなく愛するエガちゃんのエィガ本。 江頭2:50目線、これがけっこうおもしろい。本職のユーモアと、過激さそのままな一冊。 ときには目から鱗の深い洞察を思わせる、タダものではないエガちゃんを垣間見れる、かも。 褒めてる映画にも、貶してる映画にも、愛ある批評ができるのはすごいことだし、見習いたいものです。 「実際に作るのはむずかしいんだぜ!」って、たしかにそうなんだ。 お褒め映画の一例を挙げると、『ファイト・クラブ』『マルコヴィッチの穴』『ゆきゆきて、神軍』『パフューム ある人殺しの物語』『シティ・オブ・ゴッド』『ライフ・イズ・ビューティフル』『キッズ・リターン』『12モンキーズ』『グッバイ・レーニン!』・・・・などなどなど。 この5年でここに感想を書いた作品と、けっこう重なっていた。 反対に、わたしは好きだけれど、エガちゃん酷評作品は『ナイト・ミュージアム』・・・・くらいかな(笑) エガちゃんおススメでわたし酷評は『奇人たちの晩餐会』でしょうか。酷評というより、とんでもない眠気で、かなり苦労した作品。この笑いがわかるなんて、エガちゃんはやっぱり根っからの芸人なんだなあ。笑いは国境を越える! もちろん、未見の作品もたくさんあった。近々観たいと食指が動いたのは、1970年代後半~1980年代前半の作品。この頃の邦画はあんまり観てないことに気づいた。 『戦国自衛隊』『Wの悲劇』『蒲田行進曲』『人間の証明』『野獣死すべし』など。 独特な濃さを醸し出していたころの邦画は、いまなら楽しく見られそうだ。 もうひとつ、韓国映画にたいする印象はがらりと変わった。甘くて、濃くて、あざといイメージの韓国映画だけど、<じつはすごい>宝物もいっぱいあるのらしい。ツボに入った恋愛ものなんかはあったけれど、エガちゃんおすすめは、『ラブストーリー』『殺人の記憶』『オアシス』『悪い男』『オールド・ボーイ』。どちらかといえばダーク系。 『冬ソナ』のイメージを捨てろ!!! という勧めに従って、これから韓流作品をもうすこしたくさん観よう。 さっそく今日、ツタヤ大通店で『オールド・ボーイ』をレンタルしてきたよ。 恋愛は狂うこと!、そう繰り返す恋愛論にも、はげしく共感。 恋愛とは無縁に見えて、じつはしっかり恋をしてきたエガちゃんにも驚いたけど(笑)、初めての映画館デートの逸話なんかは楽しめた。 いろんな人を虜にするCINEMA愛が、また深まりましたよ。サンキュー! エガちゃん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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