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テーマ:楽しい山登り報告(685)
カテゴリ:旅、登山、キャンプ
さっぽろ、手稲山登山へ。出発は平和の滝コースから8時45分。 ガイドブックには登り3時間、下り2時間半とありますが、今回も大苦戦して 登り2時間50分、下り3時間15分かかって下山。くたびれ果てました。ヒー! けれど楽しい。 趣味山登りは地道に長く持続しそうな予感がします。 スタート地点の標高は250m。そこから710m、ケルンのあるあたりは910m。 ケルン前に立ちはだかる急傾斜の岩場にはたいそう手こずりました。 ストックをしまって、体全体で岩に張り付いて、延々と登る、登る。 この岩場から、ガレ場から、ジグザグ道までの険しいこと長いこと。 高山植物らしい見慣れない草花になぐさめられて、ようやくケルンへ辿りつくころ。 入道雲が遠くの空に見えた "スーパーハボキ"みたいな"ヨツバヒヨドリ" 空模様が怪しい・・・と思ったら、朝の天気予報<変わりやすい天気>が当たって、 みるみる頭上はグレー。地響きのような雷鳴。ぽつりぽつり雨が来たと思ったら、 一気にどしゃぶり。 カッパを着て、雨宿りしながら登る。途中からはどうでもよくなって、雨の中を登る、登る。 このケルンは下山時にパチリ。登りでは雨がひどくて、とても写真どころではありませんでした。 ひと休みに癒しの画像――かわいらしいキノコが生えていました。 あっという間に深い霧に包まれて、やっと辿りついた山頂は、なんにも見えませんでした。 雨は強く降るし、汗をかいた体は急激に冷えて、手はかじかむし、山を護る祠のなかに 避難したいくらい・・・・。 だけどうれしい頂上、1023m。 ちょうどお昼で、おむすびを美味しくいただきました。 いつしか、小ぶりになった雨に、気がつくと霧がどんどん晴れていく、、! ウソのように眼下に広がる景色がひらけて、石狩湾を一望できるようになりました。 山から立ち上がる霧は生きてるようで、神秘的で、神々しい。 ながいこと、景色に見とれていました。 苦労してつかまえた絶景。今回も、ものすごくしんどかったけれど、ほんとに楽しかった。 どうやら下りに弱いわたしたちは、笑う膝と格闘しながら、来た道をたっぷり3時間かけて 下山の途につきました。 帰り道があまりに遠いので、狐に化かされた・・・・とか、うそぶきながら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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