観光客相手の商売の毎日

全2621件 (2621件中 1-50件目)

1 2 3 4 5 6 ... 53 >

• 世の中的にイイことだらけ

  ​さてさて、今週末最大のイベント、スノーマンのコンサートが終了しましたね。何か月前から情報は入っていました。札幌のホテルがとんでもないことになってるって。価格高騰が凄いってね。そうか、スノーマンが来るのね。正確にいうとスノーマンのファンの方が全国から札幌に来られて、そのためにホテル予約が殺到しているということ。ニュースはもちろん、新聞にも載りましたよ。札幌のホテルの予約がとれなくて、旭川のホテルに泊まった方も多くいらっしゃたようですね。旭川って、どこかわかってるー？ニセコに泊まったというお客様もいらっしゃいましたよ。「ニセコしか空いてなかったんですよー」まじに？家族4人で来られたお客様でした。「飛行機代だけで、２０万したんですー。明日から死ぬ気で働きますわ」旦那さんの弁。何十万かかろうとも、見てみたい、生の声を聞いてみたい、一般の方々の財布の中身を根こそぎ持っていくスノーマンって、そんなに凄いわけね？「もう会ったら、死んでしまうわよ。この世の人と思えないくらいカッコイイのぉ」乙女の方も、元乙女の方も、目は💛「嵐」以来のビックスターってわけですな。で土産屋はどうやねんっていうとめちゃ賑わいました。売上も多かったです。でもスノーマンではなかったです。バンバンお買い物されて発送するお客様が多かったのですが「スノーマン？へ？オイラ、ただの観光だよ」「スノーマンって誰よ？」そういうことでした。まして飛行機が満席ですから、インバウンドのお客様はゼロでした。これはちがう方面から見るとまだまだ北海道の国際線が少なく、東京経由で来られるインバウンドの方が多いということでしょう。総合的にまとめると航空会社、宿泊業界はウハウハだったでしょう。でもねむっつりしたお客様に出会うよりも目が💛のお客様にお会いできるほうが１００倍楽しいに決まってる♪皆様、明日から仕事頑張るわっておっしゃってましたので世の中的に、イイことだらけということで！​

  2024年11月10日

• 閑散期突入

  北海道観光産業は閑散期に入りました。今まで店を開けている時間帯は必ずやお客様が何時たりとていらっしゃいましたがある日から、え？店内にお客様が誰も居ない？という時間が増えました。それを閑散期と呼びます。暇ではないんですよ。一日のルーテインは決まってますし、時間は必ず押してくるものです。しかし、空白の時間帯というのは、売り上げがゼロなわけでそれが結果的に数字として残ります。かかる経費は同じなのに？それが観光産業というものです。まして北海道という気候の変化の大きい地であることも要因です。季節は確実に冬へと向かっています。最近、何も楽しみがありません。頑張って仕事して、アレを買おうとか、御馳走を食べたいとか、ないですねぇ。んー、何だか夢がないんです。夢がね。そんな話をお得意様としていたんです。「あ！ボクもそう。ほんとそうなんだわ。もう旨いものは食い尽くしちゃったしさ、ブランド品にも全く興味がなくなってさ」えー、あんなにブランド好きだったTさんが？「うん、欲しいと思わないね。それ、持ってどこ行くのってね」うわっわかる私自身も貴金属はもとより、ブランド品にも全く興味がなくなりました。以前はね、ブランド品ってどの顔が言うのよと思いつつも、何かあった時にブランド品のバックくらいは持っておかなくちゃと思ったこともありましたけど何かあった時っていつよ？そんな心境です。でねTさんのお金の使いみちはこうです。３万円分の御注文を頂きました。振込入金額を見て、首を傾げます。この売り上げは何や？「ああ、２万円多く振り込んじゃった？いつでもいいからさ、なんでもいいからさ、適当に２万円分のもの送っておいて」本当にありがたい限りでございます。もうお金は数字のマジック。Tさんはそんな境地にいっちゃいました。何でも買える。いつでも買える。そういう境地に至った方というのは、物欲が無くなる。そういうことなんでしょう。さて明日から、札幌でスノーマンのコンサートが開催されます。どういった経済効果が生まれるでしょうか。誰かのために。自分のために。そこにお金を消費する人々が、どんな行動をとられるでしょうか。結果は後日。ところでスノーマンって、誰？歌手やな？合ってるよね？

  2024年11月08日

• 英語を制する者は

  最近とってもインバウンドのお客様が多いんです。といっても、コロナ禍前の勢いはないんですけどもね。あの当時は、ここどこ？日本？というくらいインバウンドのお客様が店内に溢れかえっていましたから。インバウンドといっても、アジア系のお客様のみならずイタリアとかスペインとかアメリカとかドイツのお客様も増えてきているんです。これはコロナ禍前にはなかった現象ですね。北海道から直行便が就航されてませんので、東京経由で来られているそうです。どうやってわかったのかって？「ホッカイドウ、USA、ストレート？」って聞くんです。「ノー。ハネダ、ホッカイドウ」と返してくれます。シンガポールからのお客様は「前にも来た、来たよ。この店、うん！この店だ」と。英語わかるのかいって？わかるんですよね。英語がでないですよ。ジエスチャーとか前後の顔の表情とかでね。お買い上げ頂いた商品を袋に詰めてお渡しすると「なんかおまけないのかい？」オオ♪人類みな兄弟ね。思うことは同じね。子供さんにチョコレートを差し上げると「わお、冗談で言ったのに！ありがとう」って。これ、ぜーんぶ英語で言われているんですよ。なのにわかる。空気でなんとなくわかるんです。日本人が海外に行くとして、片言の英語でも必死に覚えようとしますよね。でも、外国のお客様は英語を貫き通すんです。なにがなんでも英語。日本語は使わない。英語、わかってよ。英語を制する者は、世界を制す。ってことね。そこで当社社長の至上命令が発令しました。英会話を習いにいけー来月から会社の有志６人で習いに行くことが決定。もう仕事だけでクタクタですわなのに仕事終わってから、行けと。行きまんがな。行きますとも。デイスイズア、ペンをネイテイブに発音できるように頑張ってきます。アップルも、アッポーと発音するんでしたな。どんなに英文法を習ったとしても大事なのはコミュニケーション力、これに尽きると思うのですがはたして。

  2024年10月25日

• 

  その壁を乗り越えないと

  バイオリン発表会が終了しました。もう何回目？何十回目になるでしょうか。ぜ～～んぜん緊張しませんよ。緊張という部分においては、先生とのレッスン時のほうが緊張しますね。先生が横でずっと演奏を聞いている間の、ため息やや吐息のほうがわっやばっ、はずしてる？とズバッと刺さりますね。今回も直前まで仕事をして駆け付けました。よりによって、店が爆発大混雑でしっちゃかめっちゃかの日。それが切り替えられるんですね。直前までバイオリンのことを考えてないというのがいいかも。半年もこの曲だけを練習して臨んだ発表会。バイオリンを続ければ続けるほどわかる自分の程度。それを打破するのは、結局は自分。練習。努力。弾いて弾いて、弾きこなして初めてわかる欠点の部分。そりゃあね、半年も練習していれば暗譜はできますよ。けど譜面台に楽譜を置いておかないと、自分が今どこを弾いているかわからなくなるエアポケットみたいなものがあるんです、私には。楽譜を見て弾いてないのに、老眼鏡をかけて演奏する自分にも笑えますね。同じ門下生のSさんはいつも暗譜で、しかも完璧。「どうやったら暗譜ができるの？」と聞いたら「え？暗譜しないで、どうやって弾けるの？」と。この感覚が、最近なんとなく掴めてきたんです。音符を追いかけるのでなく、音を探し当てるその感覚。楽譜を見て、ドの音を認識するというよりも曲の流れのなかで、次のドがくるという認識が大事なのかと、なんとなく。そしてさらに思うこと。絶対にやめてはいけない。くじけそうな時が続きます。でもその壁を乗り越えないと、そこで終わり。いつになったら、その壁を乗り越えられるのか。自分との闘い。終わった後は清々しくカンパーイ発表会で区切りをつけ、また一から。ずっとずっと努力を続けてまいります。３歳の時から、真剣に向き合っています（孫）私も頑張らなくっちゃ！

  2024年10月21日

• 新時代が来たか

  この１０月は近年ないほどの活況で、もう前年数字の売り上げを超えるほどの数字を達成しています。なんかイベントがあったとか、特別な大金持ちのお客様が大挙してきたとか、そういうのじゃないんですよ。あくまで、1,000円、2,000円の売り上げを積み重なった結果ということ。飛行機も満席らしいですよ。ホテルも価格が高騰しているらしいですよ。今日は、群馬のＩさんが夫婦でご来店。この奥様がまた面白いのなんのって。「もぉーーっ、ホントおキレイなんだからー。いつ来てもオキレイよー」と。もちろん、私の顔を見ずに言われるわけですよ。このセリフ、3回くらい繰り返して言われるわけで、居合わせた他のお客様がどこ？どこにオキレイがいるのと、あちこち首を回して探し回るほどですからね。そこにとうちゃんの登場。「もうなんにも買うもんねぇよ。なんにも買いたいねぇわ」とこれまた大声で。白い恋人もじゃがポックルも、いくらもほっけも食い飽きたとなーんも欲しくないと。これね、真実なんです。そうだろうと思います。もう何十回も北海道に来られて、お土産に飽きた。たしかに説得力があります。「せっかく来てやったんだ。しょうがねーから、これ10個買ってやるわ」はい。これくださいでなく、買ってやるわ。ええ、いつもこうですよ。３００円の商品を10個。「10個でいいんですか？」「ばっきゃろ。12個買えってか？」これ、私くらいの年季が入ってなかったら、ビビリますよ。見た目はコワモテのスキンヘッド。そしていつも奥様のフォローが入ります。「オキレイねぇ」のいつものセリフ。「なんだよ。ビア樽みたいな腹してんじゃねぇかよ」ビア樽って、、、、はい、その通り！なぁーーにも怖くもないし、ぜーんぜん気分も悪くなりません。だって、前日に「明日、店に行くよ」と電話もくれているんです。そしてわざわざ足を運んでくれたわけで、感謝の気持ちしかありません。このとうちゃん、実はずっごい金持ちなんです。車はベンツ、時計はローレックス。もうなにも欲しいものがないと豪語するのは、一流を知り尽くしているからこそ。結果、だからベンツがなんなんだ。飽きたよ。土産？もう腹いっぱいさ。つまりこの10月の快進撃は、こういった客層じゃないお客様が来られたということ。数なんです。客数あってこその結果。土産屋新時代が来たか。なんか風向きが変わってきたような。

  2024年10月19日

• そこに「愛が」あった

  ９月、１０月とお得意様が続々と御来店されています。北海道の冬はイヤってことなんでしょうね。できるなら凍っていない道路を歩きたい。ですよね。さて、毎年来られている千葉のＨさん。いつもいつもお仲間を連れてきてくださいます。ここで買え！ってね。「昨年、一緒に来られたあの社長さんは今回いらっしゃいませんでしたね？」お得意様のことはよく覚えていても、お連れ様はなかなか覚えられないものです。なのに覚えていたのはそりゃも、ぶったまげたんです。社長の風貌は、小錦さんを極悪にしたようなカンジでええ、人様の風貌をどーのこーのと言う筋合いはありません。顔なんて、持ってうまれたもの。大事なのは「ココロ」ぶったまげたのは、フィリピンの若い女の子と一緒だったから。え？まだ中学生じゃないのかしら。フイリピンの女性は若い頃は華奢で小柄なんですよね。「うんうん、なんでも買いなよ。うんうん、なんでも買ってあげるから。」かなりのぼせていらっしゃると見ました。こういう図式の場合、どうしてもそこに「愛」が見えないものです。男性の財力あってこそ。「あの社長、あれからどうなりました？」Ｈさんに聞きました。「あぁ。あいつはね、とうとう家を出ちゃったのさ。彼女の家に転がり込んでるさ」え！そこに「愛」があったのですね。「でさ、息子が社長になったわけ。そしたらさ、給料も財産も全部、息子に管理されて、息子から小遣いをもらってるってよ」しっかりした息子さんですこと。「オレが作った会社じゃー。なにすんだよ」と揉めにもめているんだ」「だからさ」とＨさんは言うのです。「オレは絶対、オンナを作らない。そう決めてんだよ」若い頃から一代で相当の苦労を重ねて築き上げてきた会社が、自分の思い通りにならない。冗談じゃねぇよと。大変ね、男の人って。一般論ですけどもフイリピンの女性は若い頃は恐ろしくキレイなんですよけど劣化が激しいと言われています。あの社長の愛の行方、さてどうなりますか。

  2024年10月07日

• 噛み締める切なさとともに

  それは２０１１年のことでした。今でも忘れはしません。人前で涙など見せない私が、なす術もなく垂れ流した日のことを。とあるメーカーの、当時そこのトップ営業二人が突然店に来て、言い渡しました。「おとくとの取引は、金輪際やめさせて頂きます」発端は、このブログです。２０１１年から書き綴っていますが、それよりもうんと前から子供がうんと小さい頃からですから、ン十年。その日を境に過去のブログを一切破棄し、新たに２０１１年に書き始めたということになります。メーカーの社長にそのブログが目に留まり、気分を害したという理由です。ブログ、つまり日記ですから、その日あったことを書き綴ったわけですが営業マンとのやり取りで気に食わなかったことがあったというのが理由でしょうか。今でも、その点において自分に非があったとは思っていません。人を傷つけたり、誹謗中傷したり、そんなことするわけないでしょう。あの時の涙は、悔し涙。仕事に真摯に向き合ってきた自負があります。どんな状況であろうとも、仕事だけは必死にやってきました。ブログはそんな仕事の軌跡。もう１３年も前になるのか。今日は本当に驚きました。びっくりしたどころでありません。２０１１年の春にやってきたその営業マンが店にやってきたのです。なんですって会社を辞めたんですって。もう一人の相棒も辞めた？もう何年も前に？うそでしょ。会社の看板を背負っていたのでないのですか。もう何年も前に辞めたって、定年まで勤めなかったのですか。「あの時は自分の本意でありませんでした。社長の命令でしたから」なにをいまさら。もうどうだっていいんです。というよりも、もう世界がちがいます。もう私には育て上げる子もいないですし、お金のために働いているわけでありません。ちがうステージにきちゃいました。老化との闘いといいますか。あの当時のあそこのメーカーは、営業マンが次から次と辞めていきその数は両手の指を数えても足りません。だから勘にさわったのでしょうか。ただ私はフォローはしています。会社の成長期に乗り越えなければいけない過渡期であると。自分も経営者として、雇用される側との間に大きな河があるということも身に染みるほど理解もしています。「辞めて何をしているんですか？」仕事を探しているですって？ええ、弊社は今、営業職もIT系の職も募集していますよ。え？いやぁー本当に驚きました。こんなことってあるんですね。今日は今年一番の最高の売り上げでした。そんな日に。そして今日は息子の手術の日。それでも仕事はいつもと同じように。噛み締める切なさの裏にいらっしゃいませーーっそれしかできない私です。

  2024年09月27日

• 戦闘車？ホテル？

  先週の日曜日で札幌競馬が終了しました。今週は競馬場関係者がお土産を買いに来られました。競馬場関係者って？騎手ではありません。馬主さんでもありません。厩務員（馬の世話をする方）さんが主で、そして最後に馬運車を運転するドライバーの方々。今年は例年に比べ、ちょっと人数が少なかったかなと。「そやろ？年いったオッチャンが続々と定年になって、若い子が入れ替わってきてんねん」と言うのは昔からご愛顧頂いている馬運車の運送会社の人。「若い子らはな、あんまりお土産を買わんのや。」いえいえ、ご立派にお買い上げ頂いてますよ。ただ、人数が少なくなったように思います。昔はね厩務員さんの羽振りの良さったら腹巻をしてね、その腹巻の中に札束を入れて買い物に来られたもんでした。なぜに腹巻？競馬場からウチの店まで自転車で来られるからなんです。そしてキャッシュで、ポンポンとお買い上げされたもんでした。忘れられないのは店も閉めて、事務作業をしていた時裏から「ごめんやで」とはいってきたオッチャン。「あんたな、松茸、食べたことないやろ？土瓶蒸しを作って持ってきたんや。食べ」と。北海道で松茸はあまり見ないかもしれませんが関西人にはお馴染みですよね。秋には松茸と栗。関西人、特に私と同世代の人はわかってくれるでしょう。あの時はもうびっくりしましたね。そうそう、じゃがいもの１０キロ箱を１００個とか買って頂きましたね。「もうそんな買い方する人はおらんわ。飲みに行ってもすぐ帰ってくるねん」ススキノで豪遊というのも、さっぱりなんですって。昔は、ススキノで知り合った若いねーちゃんと気球に乗りに行くねんとか聞いたもんですが。真面目になられたんですなぁ。おとなしくなられたんですなぁ。「来年もそうやと思うで。札幌やからお土産は買うけど、小倉とか新潟に行ってもお土産とか買ったことないしな」これも時代の流れというものでしょうか。ところで馬運車。見たことがありますでしょうか。競馬場に配達に行ってびっくりしたんですけどなにこれっというすっごいトラックが続々と。トラックというより、戦闘車、ホテル、え？総理大臣が乗ってる？という超豪華なものに出くわしました。「ああ、あれな。ン千万すんねん」お馬様ファーストの世界でした。札幌競馬が終わると、札幌には秋風が吹くのでした。

  2024年09月07日

• 

  捕らぬ狸の皮算用

  大泉洋ってご存知でしょうか？知らない人、おらんわな。というのを実感しましたわー先週からお客様に告知していました。来週、大泉洋が来るよー来るんだよー地元の方に？いいえ、今の時期は競馬場関係者が多く、札幌競馬が終わったので、連日お土産の買い出しに来られているんですよ。わーーっ来られましたっ！おわかりですね？ナイナイの岡村クンと、ちょこっと映ってるけど矢部クンも来られているのですよ。当店でしか買えない、当店オリナジル商品のご紹介をして頂けました。どんなだったかって？すんごーい人、人で、ぶっちゃけわかりませんでした。というのは、芸能人が来られた場合、あ、テレビで見るよりカッコイイとかという外見上のことよりもあ、感じわるっとか、え、めっちゃ気さくな人ねとか感想を持つものですがスタッフのガードがすごくて、その人物像となりを掴めませんでした。すんごーい人というのは、みんなスタッフ。あれだけの大物になると、そうなるんですね。でも、プロですよ。初めて訪ねた店で、瞬時に自分の立ち位置がわかり、やるべき仕事を完璧にこなし、かつ、自分のキャラを崩さず、任務を遂行されていました。すごいわ。私どもがテレビで拝見する大泉洋、そのまんまの方でした。あれ？思ったのは、テレビで見るよりうんと背が高かったこと。岡村クンは、とても真面目な方という印象を受けました。ここ最近、その商品はめちゃめちゃ売れています。「この商品の撮影に大泉洋が来るんだよーテレビに出るんだよー」と言いまくっていたから。成功率１００％でした。オンエアされたらどうなるー？？？売れまくって欠品かー？あ、こういうのを捕らぬ狸の皮算用っていうんですよね。芸能人の方も大変です。持ちたくもないであろう「カニ」を持たされて。ありがとうございました。

  2024年09月03日

• 

  カジノから招待？

  ６月はお得意様の土建屋さんが大挙してくる月。ですが、来られなかったのです。いつものあの社長たちが。う～む、どうしはったのかな。と思ってたところになんと！８月に来られたのですよ。「韓国に行ってたんや～、そやな、今年入って４回は行ったなあ」殿方ばかりの韓国旅行。何をお楽しみに？ズバリ、「カジノ」ですよ～！「いつやったかなぁ。3,500万買ったんや」さんぜんごひゃくまん～～～っひーっ「ほんでな、おもろうて、すぐまた行ったんや～」はいな、それでそれで？「ほんならな、4,000万負けたんや～～」もうケタがちがいますよね。「ワイら、韓国行くの、タダやで。タダ！」なんでもカジノから招待がくるんですって。飛行機代、ホテル代、ぜーんぶだしてくれるんですって。まじか「メシもぜーんぶなんでもタダや」ぷっそりゃ、ン千万も使うんですもんね。一般人なら人生ドン底危機、ですよね。仮にですよ、ここに3,500万あったとしてですよ、それをカジノに費やすなんて、とてもとてもええ、できませんよ。車買う？家、買っちゃう？の世界ですよね。車もある、家もある、なんでもある、商売順調、小指？もう飽きたな。そんな殿方がのめりこむのがカジノなのでしょうか。ほら、あの製紙業界でしたっけ？御曹司のあのお方も。社長は、今回ももちろん爆買い。「今日はなに、こうたらエエんや」「２０万くらいでエエか？」それは買い物するためにウチに来たんでなく私にお金をあげたい一心で来られたのでしょうか？笑お金をみせびらかすような社長でありません。私が「撮らせて」「撮らせて」とお願いした上でのこと。土産屋やっているとほんまに面白いなぁと思うんです。ありがとうございます！

  2024年08月27日

• アイドル？

  地下アイドルってご存知でしょうか？私は知らなんだ。その地下アイドルグループが、商店街に来てライブを開催するというのです。所属している商店街の青年部の試みということでふ～ん、じゃ、ちょっと見に行ってくるか。ラジカセ（というのか？）の曲に合わせて、飛んだり跳ねたりしながら歌を歌っていました。それが上手いのかどうかは、さっぱりわかりません。えと口をあんぐりさせて、その光景にビビリました。アイドルの子が歌っている曲に合わせてオッチャン達が掛け声を放っているのです。ウオオオーッ、ハイハイハイ～～○○△◇～～～～ッなんやこれ？古いところでいうと、聖子ちゃんの追っかけファンがコンサートで曲の合間に野太い声で掛け声と手拍子しながら踊っているあの光景。初めて近場で見ました。カメラ小僧というのですか？マニアの方かしら。へぇーーっ、こういう世界なのねと。その地下アイドルが歌って踊っているその横で、「ほっけ」を焼いていた光景もえ？！なんでもアリなんですねぇ。そのミニコンサートが終わった後のこと。アイドルが各店を廻って歩くんですがそのアイドルの後をおにーさん達が付いてくるんです。「きゃ～～～っ、おいしそーーっ、これ、食べたぁ～～い、うふ」と裏返った黄色い声で叫ぶとおにーさん達が、「うんうん」「いいよいいよ」「なんでもいいよー」とそ、買ってあげているんです。へぇ～～こういう世界？横から「なんでも買ってくれるんだって！なんでも買ってもらいなよ。いっぱい買ってもらいなよ」とオバチャンは囁く、囁く笑「いやぁ～～ん、うっふ～～ん」もうこの光景が面白くってさ。ところであなた達、いくつなの？アイドルと表明しているからには、年齢を聞くのはタブーじゃないでしょ？「にじゅうろくさいでぇ～～す」え、いや。まじで２６歳でアイドルオッケーなのねぇ当日、ウチには大学生のバイトくんがいました。「ね、ね、サインもらっちゃいなよ」「うふん💛サインしますよ～～」「いえ、ボクはこういうの、ちょっと。。。。」その光景にもワロタけど。この商店街の活性化のイベントというのがコンセプトだと思うのですが集まったのは、オタク系の男子ばかりでしたね。それも地元民らしく方ばかり。地下アイドルってなんだ？最後までその謎は解けませんでしたけど。

  2024年08月26日

• 一生懸命を感じるから

  ​ここんところ、ずっと忙しい日々が続いていました。店が忙しいのでなくってはい、高校野球観戦に明け暮れていました。と言いましても、高校野球実況中はもちろん仕事中ですのでビデオに録画して、家に帰っての観戦。優勝したのは、京都国際高校。魂を込めてプレーしている球児たちの姿を見て、感動どころか慟哭を覚えるほどの衝撃。なんでそんなに一生懸命なのかなんでそんなに頑張れるのかもう、こういうアッツイのにオバチャンは弱くってね。自分ではもうこの体も頭も思い通りに動かないけれどまるで自分がプレーしているかのような錯覚。そこ！そこや！そこが頑張りどころ！！ジュワジュワーとこみ上げてくる感動が、翌日の仕事のモチベーションになってました。私もガンバロウ！仕事は今となっては単調で、ただ時間さえ流れていけば閉店時間になり今日も仕事しました感はあるけれどそうでなくきちんと目の前のことにぶつかっていこうという襟を正すような気持ちになりました。遠いところから来られたお客様、いらっしゃいませ。どんな仕事であっても魂を込めて。でここにきて日本ハムファイターズの快進撃。こちらもアツクなっています。そして、今日は北海道マラソン。スポーツは大の苦手なんですが、なぜにこうアツクなれるのか。そこに「一生懸命」を感じるからです。

  2024年08月25日

• ８０オーバーの素敵なマダム

  店の片隅で品出し（商品補充）をしていますと、甲高い声が聞こえてきました。ちょうど店の繁忙時間が終わったところでしたので、その品出しを完結してしまおうと背中でお客様の声を聞いていました。「バター、あったわよ。前に買ったのはどれだったかしら。ね、町村バターあるかしら？」店の子に聞いています。「ありません」ま、そう言うわな。年季を重ねないと、そのバターを他の商品に持っていけるセールストークは厳しいでしょうね。３分ほど待って、振り返りました。あら！いらっしゃいませ！昔から来られているお得意様です。声が高いのは、私に「気がついて」というサインなのです。「ね、バター、どれにしようかしら」「全種類買ったほうがいいと思いますよ。１種類だけ買うと、特徴がわかりませんよ。３種類続けて食べ比べると、あぁ、これが好きってわかるものですよ」「そうね。じゃ全種類いただくわ」このお客様は昔からこういう買い物をされる方なのです。もちろんお金持ち。セレブです。ここでセールストーク以外の会話を混ぜます。「うち、息子が２人でしょ。だからお嫁ちゃんをとっても大事にしてるの」ええ、大事なことですよ。「お嫁ちゃんがね、北海道に行くときに空港まで送ってくれたのね。仕事のついでがあるから送りますってね」かしこいお嫁ちゃんですなぁ。北海道に行くなら送っていきます！でなく、ついでがあるから送っていきます！姑さんに気を遣わせない心配り、ニクイですよね。「そうなの、お嫁ちゃん、とってもカシコイのよ」そのお嫁ちゃんにお土産を買ってあげたい。そう思いますわな。「長男は事業を継いでくれたけど、次男はサラリーマンでしょ。稼ぎに限界があるからねぇ、心配よ」お金持ちならではの悩みですよね。商売をしていると、とってもとってもお金に困るけれど、それはやりくりのことであって、入ったお金と出ていくお金のバランスが大事で。ですが、車輪を漕いでいる間は常にお金は流動しているので、目の前のお金に困ることはありません。そういう話をマダムとあれこれと。今日もいつものように爆買いして頂きました。つばの広い帽子に、超カッチョイイサングラス、お似合いです。「もう８０の大台に乗っちゃったの」どこの誰がみても、この方が８０オーバーだとはびっくりされることでしょう。「あなた、ずっとずっと店にいてね。あなたに会いに来てるんだから」あぁ、お客様のこういう言葉こそが原動力。仕事を続けられるエネルギーとなっています。私も８０歳になったら、こんなマダムになれるでしょうか。つばの広い帽子も、サングラスも持っているけどいつかこうして旅に出ることができるのかな。活力を貰えた一日に感謝。

  2024年08月21日

• ウチの主人に限って

  世間様はお盆休みも終わり、そしていよいよチビッコの夏休みも終盤に近付いてきました。今日あたりから、ガラッと客層が変わったような気がします。わおーーっ毎度様です！お得意様の御来店です。ここで都道府県は控えさせて頂きます。何名様で来られたかも。団体様で来られました。「オレ、いつもここで買ってんだ。みんなもここで買ってけや」その号令とともに皆様がお買い物に邁進されたのです。これもあれも。あ、それも追加して。しばしたち、レジは鉄火場となりました。他のお客様も混じり、レジ周辺は長蛇の列。もちろん、私はレジ周辺につきっきり。その喧騒の中で、一人こっそりと長蛇の列から離れていく人が見えました。支払いは奥様がされるのです。レジの行列が収まる頃のことです。ウチの店の者が、私に１万円を他のお客様に見えないように渡してきました。それが何を意味するか。ええ、ええ、じゅうぶん理解していますとも。売り上げは後でおこせばいいのです。レジの喧騒を離れて、社員にお金を握らせて、ここにあれを送ってくれというのは何を意味するか。奥様には絶対にばれてはならないことです。家族、仲間を連れての旅行です。家族サービスに徹しなきゃね。でも、愛しい彼女のことは忘れない。男性というのはそういうもの。奥様は主人がいつもお世話になっている店と、腰も低く、丁寧に挨拶もしてくださいます。私どもも、お得意様の奥様ですから丁重に。しかし世の中はこうなってるんです。レジのあの喧騒の裏で、そんなことが秘密裏に行われているのは想像もしないでしょう？私どもも顔色ひとつ変えず、やり遂げますよ。ウチの主人に限って、絶対そんなことは！！いえいえそんなご主人こそが、怪しいものですよ。いい旦那様は、ヨソから見ても魅力的なんですから。オトコってね、オトコって。。。。愛が回らないと、土産屋の経済も回りませんので。

  2024年08月19日

• 韓国旅行記⑥

  韓国旅行、もう翌日は帰国しなければなりません。買い物は存分したし、残すはスパのみ。韓国は美容大国。女性をキレイにすることに長けているんですね。韓国で絶対にしたいこと。垢すり。明洞にもいっぱいありますよ。汗蒸幕、よもぎ蒸し、垢すり、きゅうりパック。いろーんなところに行って、結果、ココが一番となったのがロッテホテルなんです。ロッテホテルのメインタワーの４Ｆにスパがあります。プールやジムも併設されていて、サウナもあります。浴槽は、２個だけなんですが全く混んでいません。これもポイントのひとつね。ここでの垢すりがサイコウ。街中の汗蒸幕とちがって、オプションのセールスが全くありません。垢すりをしながらも、「スペシャル」「スペシャル」と追加のオプションを勧めてきて、断ると途端に手抜きになるオバチャン、結構こわいもんですよ。ホテルに併設されているということもあり、丁寧っぷりがハンパないんです。体中、ツルツルに。帰国して今もなお、ツルツル。これ、私の尻か？と思うほどツルツルなんです。可愛いでっしゃろ？垢すりで大満足しているオバハン。これ、一歩間違えるとアートメイクから始まって、プチ整形に走ってしまうかもね。韓国女性のキレイさを見たら、そらそう思うわな。すっきりさっぱりして夕食へ。明洞街中のサムギョプサル食べに。そこで隣に座ったグループの若い子達。「韓国に２週間の留学に来てるんです～」って。孫が目を輝かして、その話に聞き入ってました。韓国に留学するのが夢だという孫。ばーちゃんが必ずやその夢を叶えてあげましょう。それまでは元気に長生きしなくちゃと思うのでした。そしてずっと仕事を続けられるように頑張りたいと思います。潤沢な資金を稼がなきゃ。仕事への活力も漲ってくる韓国旅行。皆様も韓国に行きたくなっちゃたと思ってくれたら嬉しいな。おわり。

  2024年08月12日

• 韓国旅行記⑤

  韓国旅行2日目。といいましても弾丸旅行ですので、たった１日で全ての買い物を予定しています。明洞が大好きすぎて、弾丸旅行では明洞にずっといる状態になってしまうんですよ。明洞にあるロッテデパート。ここの地下が大好きでね。キムチを買いに。日本でも売っているじゃない？いいえ、本場のキムチはちがいますよー。これ、ください。１０個。「シショク、食べてって」いえ、試食などいりません。おいしいかどうかは見た目でわかります。お会計を済ませて、商品を受け取ると次の店員さんが待ち構えているんです。「いかのキムチ漬け、ドーデスカ」そうくるわけね。買うわよ、買いたいんだもん。また、お会計を済ませて、商品を受け取ると「チャンジャもオイシイデス」買うわよー。大好きだもんね。ここらへんの連携プレーは、さすがと唸りました。最初にこれとあれとといっぺんに選ぶと、数も限定しますが一区切りごとに買うと、いっぱい買うことになります。これ、ウチでも使えないかな。韓国での買い物は、つまり勉強代。いつも何かしらのひらめきがあります。ここで買ったお土産は、あげた人に大好評で、「あんな美味しいもの、初めて食べて感動しました」ですって。そうかぁーじゃ、また韓国に行かなきゃね～買い物タイムは、時間との戦い。私達が地下で買い物している間に、孫たちは目星のものを見つけたようです。ミュウミュウのお財布が欲しいって。買うよ、買うよ、なんでも買ってあげるよ。これが私のスタイル。朝から晩まで何十年も働いてきたんですからそこでケチるなと。お金を持って死ねないわけで、生きている間に「ありがとう」と言われたほうが嬉しいですやん。この後、服も爆買いですよ。どこのショップで買う？決まってるわよイケメンの店員さんがいるとこに決まってるじゃん。韓国の若い男性は、ホント、イケメン、ステキ、タイプ。どうせなら、イケメンの店員さんのいるショップで。閃いた☆ウチもどうかな大きな宿題ですね。さ、買い物を急がなくちゃ。まだあとひとつ、ミッションが残ってますから。つづく

  2024年08月11日

• 韓国旅行記④

  明洞のマッサージ店をでて、さぁこれからお買い物タイムです。昔は、明洞のメイン通りには韓国発化粧品ブランド店が立ち並び、店先には呼び込みのお兄さん、お姉さんが客引きしている光景があったんですけどあれ？なんかおとなしい？？腕を引っ張って、店の中に連れこもうとしないんですよ。え？そんなのイヤ？私はウエルカムですよ。買う気満々で行ってるんですから。みんな化粧品を買わなくなった？いえ吸い込まれるようにどんどんお客様が入っていく店舗がありました。その名も「オリーブヤング」日本でいうドラッブストアですね。まぁもうすごい活気。すっごい人。ここで何を買ったらいいの？韓国語表記ですやん。それが何かわかりませんやん。見ていると、若い子はスマホで韓国語表記を写メって、買い物しているんですよ。SNSの発展によって、口コミとか見て買いものしているんでしょうね。私には無理よ～オバハンには無理よ～路面店の専門店に行きましたよ。そういう店に入ると、店員さんがビッタシついて「オハダ、チュルチュルになります～」とか「キニナルトコロドコデスカ」「コレゼッタイイイネ」とか推ししの接客が始まって、それに乗って買い物するのが好きだったんですが推してこない～っ推してきてぇ～～やっと推してきてくれましたぁ「シワナクナリマス」なわけないやろこのはち切れそうな私の顔にあるのは、シワでなくたるみよでもま、いいわよ何でも買うわよ韓国の化粧品は素晴らしいってわかってるからね。どうやらこの客は、いっぱい買う客とわかってくれたようで「コレ、2個買ったら２個あげます」「１０個買ったら、１０個あげます」あるある～～韓国式商売、そういうのスキよやっぱりこういう専門店で買ったほうが、それが何かよくわかって買いやすいわ。保湿クリームなのか洗顔フォームなのか、韓国語表記じゃわかりませんもん。最後の最後まで、お店のおねーさん、頑張ってくれました。「ワタシ、寝る時もこのクリームを離さないで寝るよ。絶対買ったほうがイイ」ええ、売る気のある店員さんがいる店で買うのが好きなんです。なんでも買うよ。なんでも勧めて。化粧品など、いっぱい買っても知れてるわよ。え？なに？いっぱい買ってくれたからオマケつけてくれるって？オマケって？傘なんですって。しかも長い傘。いりません。。。どうやって持って帰るよ？「ダイジョウブ、いつか雨が降りますから」そらそうだわな。でもイランそこで言ってみる「ほかのに代えて～」簡単に換えてくれましたよ。明洞で化粧品を買うのは、こうしたやり取りが面白いから。勉強になります。お客様って、こんな時はこんな心境になるんだなとか、こう言われたらこう返したらいいんだなとか。オマケいらんから、もっと安くして？それは私とて、商売している身、絶対言えませんな。そこらへんのカラクリ、わかってますねん。私がレジで精算している時に、日本人のオバチャンが３００円のアイブロウを持ってきて「免税してよ」と言った時は、なんか私が恥ずかしかったわよウチも免税店ですが、そんなこと言う外国人いませんよ。たっぷり化粧品を買って次に目指したのはロッテデパート。つづく

  2024年08月10日

• 韓国旅行記③

  韓国2日目。南大門から明洞に向かいました。目指すは「明洞餃子」餃子店じゃありません。うどん屋さんです。ここで朝昼兼用の食事を頂きます。これ、これ、これですよ。ワンタンみたいな餃子が入っているうどん。観光客はもちろん、地元の方で賑わっています。大阪でいう「素うどん」とちがって、パンチが効いてます。にんにくたっぷりで、滋養が漲ります。あぁ、美味しかったわ。食事の後に目指したのは、マッサージ。ミナミエステサロンっていうんです。エステとついているけど、マッサージ屋さんです。コロナ前から行ってますが、コロナ禍中には、マスクやらパックやら送って頂いてました。ほんのちょっとのものだけど、全顧客に送っているんでしょうね。その心遣い、（別名、商法ともいう）が嬉しくてね、お返しのお土産を持っていきました。マッサージは本格的。仕事でバリバリになった体をもみほぐしてくれます。至福なひととき。じゃないんです。ウーッとかアーッとか声がでるほどの痛さ。でもその痛さが後で効き目となって現れてくるから我慢我慢。でね途中から、かなりヤバイ状況になってきたんです。ウウウウゥ、、、、、やばい、やばいぞこれは。さっき、ニンニクたっぷりの食事を終えたばかり。そんな体に力を込めてモミモミされたらどーなる？人間の体には、穴があるんですよ。口から入れたものは、穴から出さなきゃいけないわけでその穴からブスッ、ブスッとなにかがでそうで。尾籠なハナシでスミマセンでも考えてみて。吉永さゆりだって、綾瀬はるかだって、マドンナだって、みんな同じよ。排泄をしない人間などいないわけよ。オナラだって、みんなしてるわな。どこでしてる？わざわざトイレまで行く？必死にマッサージしてくれているお兄さんの顔面目掛けてそれはないやろと必死で我慢してましたよ。まじで必死。教訓マッサージの前に食事はしてはいけません。胃をからっぽにして行くこと！これ、大事！いや、それにしても韓国人に太った人を見かけないなぁ西洋人のような体格の人は皆無。これは食生活によるものなのでしょう。腸活にニンニクが効き目あり。でもマッサージの前に食べたらアカンさ、マッサージを終えて、買い物に繰り出すぜーつづく

  2024年08月09日

• 韓国旅行記②

  ２日目の韓国。朝一番に目指したのは、南大門。韓国に行かれた方なら、ほとんどの方がご存知でしょう？市場ですよ。ここにパンツを買いに行ったのです。パンツって、下着のほうですよ。もうそれが絶品でしてね、日本では絶対手に入らないパンツ。そのゴム加減といい、伸び加減といい、手触りといい、もうこれなしではってほどよ。はい、爆買い。ええ、パンツばかり。そして、眼鏡をつくりに。韓国の眼鏡、有名ですよ。フレームがお洒落でね。日本に送ってもらう段取りをしました。通りを歩いていると、３秒に１回は声が掛かります。「カンペキなニセモノアルヨ」「モンクレ、ヤスイヨ」パチモン、いりません。なぜならベトナムで爆買いしてきたから笑これだけパチモンの店が多いということは売れるってこと？そして、儲かるってことね？原価はなんぼや？「おねーさん、ホンモノのパチモンあるよー」ぷっ思わず笑ってしまいました。ホンモノのパチモンってなんや？すると店先のおにいさんが「おねーさん、ヤサシイネ、エガオアリガトウ」そうかぁ。フンって無視されることが多いわけね。それにしても日本人ってすぐわかるんですね。私なんか、南大門の店にどこにでもいるオバチャンみたいに見えると思うんだけど。いるいる、私みたいなオバチャンがいっぱいいるわーと思ってけど、韓国人から見たら日本人に見えるのね。昔、あーんなにいた日本人観光客の姿は見かけません。なんか閑散とした雰囲気もあるかな。眼鏡やのお姉さんが言ってました。「外国人、少ないヨ。全然来なくなっちゃったネ」つまり、昔は「ぼったくり」が一部、横行していたのでしょうか。市場の栄枯盛衰を見たってカンジでこれはひとごとでないなと。「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」だけでは商売は続かないということなんですかねぇ。さぁ、次は明洞へ繰り出すますよーつづく。​​​

  2024年08月08日

• 5年ぶりの韓国旅行その①

  夏に休みをとるのは何年ぶりでしょう。15年ぶり？？2泊3日で大好きな韓国にいってきました。韓国に行くのは、2019年1月以来。近くて遠い国ですね。まずは新千歳空港から。直行便で海外に行けるのは楽ちんですね。ハワイ便も昔は直行便があったのに今は運休中。なぜ？国際線に行ってわかりました。日本人がいない。。。いえ、少しはいらっしゃるのですが、見事に数人。コロナ禍まだ収まらず？いえ、日本が不景気なんですわ。これならハワイ便も年末までに再開は難しいと思いますね。年寄りの習性として、何事も早め早めの行動。空港には3時間も前に到着。そして飛行機の便は、ＬＣＣ。ええ、一番早い時間に飛ぶのがLCCだったんです。案の定、出発が遅れましたが、まぁそこのところは想定済み。３０分遅れで仁川空港に到着。あぁ、これ、これですよ。韓国に着いた途端に感じる懐かしい空気。旅行でしか行ったことがないんですよ、なのにずっと住んでいた故郷に帰ってきたみたいな安堵感があるんです。皆様はそんな場所、ありませんか？さて、ソウルのロッテホテルに到着。スーツケースの中身を開けなくちゃ。え？なに？まじ？あ・か・な・い？？？カギが壊れた?ギャーーーーーーッツ血の気も引くとはこのこと。私達のスーツケースじゃない！！！全く同じ大きさの同じ色に、同じ色のバンド。スーツケースの柄が一部違ってました。完璧にちがう人のものを空港から持ってきてしまった！！オーマイガーーッどうしたら？どうしたら？？！！エグゼクティブタワーに泊まっていましたので、速攻スタッフに相談しにいきましたよ。係りの方が悪戦苦闘して、なんとですよ、私たちのスーツケースを持っている人を探し当ててくれたんです。連絡先がわかりました。「大変、申し訳ございませんっ。今から引き取りに行ってよろしいでしょうか？」「あん？今、どこよ？すぐ来れるのかよ」わっ、やばっ「はい、ただちにまいります。明洞から１０分で着くと思います」ここでタクシーの運転手さんが、ホテルを探し当てて連れて行ってくれました。「大変申し訳ございませんでしたっ」　平謝りです。孫もその場に一緒に連れていったせいか、対面では声を荒げることもなかった若いお兄さんでした。「空港でさ、オレたちの荷物がないって大騒ぎして色々なとこに訴えたんだけどさ、誰もなにもしてくれねーの。乗客名簿でわかんねーのかって聞いても個人情報とかで教えてくんねーわけ」「でさ、このスーツケース持っていれば、この持ち主が連絡してくれんじゃねぇかって、オイラたちのホテルまで持ってきたわけ」いやいや日本人の方でよかったですわ。このアクシデントでファインプレーをしてくれたのは、ロッテホテルの女性スタッフの方です。スーツケースがちがうことにきがついて、２時間後には自分ちのものを手にできました。さすがロッテホテル。そしてエグゼクティブタワーに泊まっていてよかったと心から思いました。また絶対、ここのホテルに泊まるわよ！！その日の夜の焼肉のおいしいことったら。韓国の夜は更けていきました。つづく。

  2024年08月07日

• 信じる道を突き進め

  コロナが5類に移行して、はや１年。人々の日常は元に戻りましたね。しかしながら、人々の購買動向は大きく変化しています。欲しいものはネットで買う。これ、もう常識のような。コロナ禍の際は外出規制もあり、ネット版売が大ブレイクした時でもありました。そして今、ここらで明暗を分けたのでないでしょうか。私の知る限り、止めたところも多くあります。夜逃げのようにして消えていったところもあります。ウチは生き残りました！最初は丁稚改め社長が、一人で商品をピッキングして梱包して、そして受注業務、サイトの更新等、自分でこなしていました。それが今や、何十人、人が増えたんや？という世界。ゼロからここまで積み上げて実績を積み重ねていったのは丁稚改め社長の力であったと認めざるを得ないでしょう。いや、褒めてはいません。いっとき、ピノキオ男と呼ばれていたのですから。昨年、丁稚は名義上、代表取締役になりました。その頃から、ピノキオの鼻は少しづつ下がり始めました。社長になると、経理にも精通していなければなりません。元は、理系男ですから、数字も見えるのでしょう。このままではだめだ。このままずっとこれでいけるわけがない。自分が贅沢をしたい、名声を得たいと、この商売を継いだわけじゃない。この会社を絶対に潰さない。１０年後、もっと大きな会社にする。そんな覚悟があってのこと。そして、今、会社もさらに大きく変化しています。自分が売りに行く。関西で１０年、営業マンをしていた経験がものをいいました。全国へ。そして海外へ。失敗してもいい。自分の信じる道を突き進め。店という箱がなくなっても、自分が全力投球したのならそれでエエ。親としてはそう思います。近頃、私によく言うんです。これはこうやって、こうしたらいい。これはこうだからだめだとか。じゃかわしいわ！こちとら何十年、この商売やってると思ってんネン目、つぶってても、そんなことくらい朝飯前や「親に楽してほしいんだよ。いつまでもこんなしんどいことしている親の姿を見たくないんだよ」それは息子としての言葉通りなのかそれとも社長としての、人を動かす策略なのか。後者であったなら、一皮むけたないや、目の前のことしか見てないのか。あ、私と一緒だ今日はそんな息子の誕生日。茨の道を進んでいけというのがつらく悲しい。

  2024年05月08日

• 

  かなんわ

  なぜにこんなに悲しくなるのでしょう。たった１週間、店を離れただけで明日から店に向かうのが、とても憂鬱です。海外から帰った時はブルーにならないんですよ。反対に「明日から頑張るでぇー」みたいな元気モリモリばあさんになるんですよ。なぜ？北海道に来て４０年たちましたが、いまだもって４月に帰省した折には必ず訪れるこの症状。このせいでしょうか。この桜が、時を止めてしまうのです。「いらっしゃいませ」って何語ですのん？どうやって言うんだったけ？知らない人に、初めて会った人に、話しかけるのってこわくないですか？ましてそこに「買ってもらいたい」という野心があればなお。なんで知らない人に笑いかけなければあかんの？買っても買わなくてもどっちでもええんちゃうの？京都はインバウンドのお客様が溢れていて、ええ、コロナ前よりも。街の雑踏も、ここは日本か？と異次元の世界にいるようでなのに私の中では時が止まったまま。商売ってなんですのん？４月にいったんリセットして、商売のド素人に戻ってしまいますねん。それでも明日になれば店にいきさえすればまた、いつものように「いらっしゃいませ」と張り切っている自分がいることを１００％約束できるのですがほんまに今このときは、商売が辛くてたまりません。ほんまにかなんわ。

  2024年04月09日

• さらば北海道

  3月期末も終わり、新年度スタートです。北海道はまだまだ吹く風は冷たく、もちろん暖房必須ですがそれでも朝起きると、陽は明るく着実に春に向けて歩み始めていることを感じます。そしてこの時期、毎年のことですが北海道を飛び出します。桜が１０００本咲く堤へ。母が首を長くして待っています。指折り数えて、今かまだかと待っています。４０年以上も前のこと。体を張って結婚に反対した母。「北海道ということはどんなとこなんや。牛がそのへん歩いてんのんか。昆布がそのへんに落ちてるんか」と。「ちゃうねん、そんなことやあらへん。商売しているちゅうのがあかんねん。絶対にな、苦労するに決まってる。せんでもええ苦労はせんでええねん」たしかにね。色々な苦労がありました。乗り越えても乗り越えても次の苦労がやってきました。でも、もうそれが体に染みついてしまった４０年。今では私ももう完全に北海道人になりました。それでも故郷はいつでも恋しいもの。飛行機に乗って帰ります。今回は、帰省前に東京にある用事でとあるところへ行くことになっています。私、電車に乗ったことありませんねん。乗り換え？ひゃーー絶対無理ですわええ、これが北海道人というもの。完璧に北海道に染まってしまったなと４０年の歳月を感じます。え？年とって「おばあちゃん」になったからちゃうん？ごもっともでございます。さらば北海道じゃ

  2024年04月02日

• そこに大きな鍵があるかも

  期末が近づいてきました。商売している上で、期末決算は1年の通知簿をもらうようなもの。さて、いかなる結果となりますでしょうか。ただ、１年は１日１日の積み重ね。今日も明日も全国、いえ、全世界から来られるお客様をお迎えしましょう。最近、特に多いのはインバウンドのお客様。雪まつりの時よりも、春節の時よりもすっごく増えています。どういうこっちゃ！？台湾人はパッと見、日本人に非常によく似ています。オバチャンですと、見分けがつかないくらい。でもね、よーく見てください。あぁ、若い頃はさぞ可愛かったであろうという面影を残しています。ビビアンスーが年取ったみたいな。そして日本語が堪能な方が多いですよ。免税手続きの際にパスポートを拝見すると、何度も日本に来られているのがわかります。「ニホン、ダイスキデス、ホッカイドウ、サイコウ」ですって。次はタイ人。少人数で移動されることは少なく、最低１０人以上で来られます。すぐわかりますよ。語尾が「ニャー」とか「ニャオ」とか言ってます。そう聞こえます。そしてまず１００％の確率で「いちご」を爆買いされています。いちごのパック、わかりますね？あれを６箱とか買われているんです。ホテルで食べるんでしょうね。あとフイリピンの方も。何がお好みか、おわかりでしょうか？ズバリ、「バター」です。間違いなく「バター」を買われます。要冷蔵ですので、保冷袋をお勧めするのですが「ダイジョウブ、モンダイナイ」とおっしゃるんです。どうやってフイリピンまで持って帰られるのでしょうか。缶で密封されていますので溶けることはありませんけども。そして雪まつりの際は、全然来なかった香港のお客様。毎日会ってますよ！あれこれと商品を吟味されてお買い上げされています。どうぞごゆっくり。もう片手には他店でお買い物された商品がずっしりと。どうやってホテルまで持って帰りますの？重くないですか？ホテルまでお届けしましょうか？ダイジョウブ？ならば、この大きな袋をお使いくださいませ。するとねスマホの機能を使って「アナタ、トテモシンセツデス」と。え？アタシが？商売根性丸出しのアタシですよ？ギラギラしてますやん？もうお会計の際は、センキュウ、センキュウの嵐。こちらこそですよ。ありがとうございます。センキュウソーマッチ日本人には通用しない私の商魂がインバウンドのお客様に届くのはなぜ？ここに大きな鍵があるかもしれません。２０２４年度の課題ですな。さーあと３日。全力投球して頑張りますか。

  2024年03月30日

• 今が大事！

  今日は遅刻しました。といっても開店の2時間前には、いつも店にいますが、自分の中での店にはこの時間に着いていたいという規準の中のこと。朝6時45分。家をでようとしたら大谷選手の記者会見が始まりました。もちろん見るよね。大谷選手、嘘ついてないことを確信。スポーツが好きかって？ぜんぜん。野球に興味がある？うーん昨年のＷＢＣで、大谷選手が言ったあの言葉。あれに、あれからシビれてるわけよ。憧れるの、やめましょう。憧れると越えれない。そう。その山を乗り越えるのに、なりふりかまわず邁進すること。どんな仕事だって、同じだと思います。今日は東京からＳさんというお客様が御来店されました。「再来週からロスに行くからさ、ロスに持っていくお土産を買ってくね」ロスにお友達がいらっしゃるんですか？「だって、6年、住んでたからさ」へーっ、じゃ英語ペラペラなわけですね。「ショーヘイに会いに行くのさ」ひゃーあーーっ今朝の記者会見から頭は大谷選手でいっぱいでしたので、なんとタイムリーなこと。「あなたも一緒に行かない？今からでも間に合うよ」イキタイイキタイ！本当に行きたい！けどね、色々あるの期末決算のこと、新年度からの体制、もちろん日々の仕事の積み重ね。「あなたね、それだったらいつまでもどこにも行けないよ」そうね。ほんとうに。年齢的にリタイアしてもいいわけで。「ロスから帰ってきたら、また北海道、で、その次はハワイに行くんだよ」なんと夢のような人生を送っていらっしゃるんでしょう。「あなただって、やろうと思ったらできるじゃない」その「やろう」と決断することができないわけで。「ボクはね、過去は振り返らないの。だって今が大事だもん。ボクは東京に直下型地震が絶対来るって信じてるの。だから、今！今を楽しもうと生きてるんだ」ココロに刺さりました。今が大事！！！その「今」というのが、今日の店での仕事であったり、お客様との触れ合いであったりそれはプラスに働くこともありますが、時にストレスも伴うことでもあり楽しむという領域でないことはたしか。そして毎日をこなすことに精一杯。Ｓさんみたいな人生には程遠い現実。「ね、ロスのお土産、なにがいい？ショーヘイのユニホームとか？」いえいえ、そういうのじゃないんです。大谷選手の発する言葉、目の前のことにストイックに邁進する生き様にシビれているわけでショーヘイと目が合った!そんな土産話でも私の人生観が変わるようで平凡な私の人生に華が咲くというものです。

  2024年03月26日

• 関西人以外の人には言えませんって

  店には様々な地方のお客様が御来店されます。どこから来られたのですか？これは土産屋における常套句ですね。ですが聞かなくてもすぐわかることがあります。関西弁でしょ？ええまあ、関西弁は独特のイントネーションですからね。それとはちがって、精算の際で一発でわかることがあります。「カードいけますか？」これ、関西弁なんですよ。いけますか？ってところ。え？知らなんだ？無意識に使っていらっしゃるのでしょう。いけますか？って。。。。使えますか？と関東圏の方は言われますね。いけますよーっと私は返しますが、私以外のスタッフは「はい、使えます」と答えてますね。今日も大阪からのオッチャン達が来られました。「ここ、カードいけるんやろ？」いけますか？いけるん？これ、「いこ」だとまた別の活用になります。「いこ」と「いっとこか」は同意語となります。「このオバチャンなー。関西人やねん」と一人の人が私を紹介してます。すると、必ず他の方がつっこまれるんですよ。「オバチャんちゃうやろー。おねえさんやろー、なにゆうてんねん」これが関西人の吉本文化で培われた漫才素質なんですね。「今日はなにこうたらええ？」「今日はこれ、こうとき！」「オバチャンに言われたらしゃーないな。もうとこか。あ、おねえさんやったな」関西人がオバチャンに対する「おねえさん」という呼び方をする際には、本当のおねえさんを呼ぶときとちがって、おねーの次の「え」の部分が声がひっくり返ってますからね。ちなみに「もうとこか」は、貰っておくという意味ではありませんよ。「買う」という意思表示です。「こんなもんにしとくか」というのは、買い物終了のサインです。「えらいぎょうさん買うてくれて、儲かってんのんちゃうん？」「なにいうてまんねん。給料はあがらんし、まっかっかでんがな」まっかっかな人が北海道に来るでしょうか？笑そんな丁々発止のやり取りを少し離れてみている人が。。。。。一度は商品を手に取られたものの、やめて店をでようかという状態でした。空港で買おうという言葉も聞き取れました。私と関西人のお客様とのやりとりをじっと聞いてます。面白い光景を見たという感じで。そして私が関西人のお客様に勧めたものを、手に取りお買い上げされました。レジでなにかを待っているような空気が。ここ、ここで私がなにか言うのを待っていらっしゃるのですね。ええ、言いましたとも。「ありがとうございました」と。関西人以外の人には言えませんって。儲かってんのんちゃうん？って。

  2024年03月20日

• 鍼、いいんじゃね？

  男性３人で来られたお客様、カニをお買い上げされました。お持ち帰りということで、梱包が出来上がるまでに他の商品をご覧になってました。「お！これもいいんじゃね？お客さんにあげよっかな」お客様に？若い男性ですけど、美容師さんでしょうか？「いえ、ボクは鍼屋やってます」他のお二人は看護師さんだそうな。「あらまぁ。友達は女性に囲まれてウハウハの世界でしょうに、お客様だけ鍼って、じーちゃん、ばーちゃん相手のご商売なんですね」それは私の大きな思い込みでした。「いまどきの鍼って、若い女性がいっぱい来られるんですよ」どういうこっちゃ？美容鍼というのがブームなんですって。なになに？それなに？見てくださいと写メを見せてくれました。わー顔中に鍼が刺してるぅ。痛そう。「ちょっとは痛いかもしれませんが、我慢できる痛みですよ」ほらと。施術前、施術後の写真では、うん、全然ちがいます。美顔、美肌、リフトアップに効果があるんですって。たしかに！これならお金をかけてもいいわね。でもね、私なんか、今更、若返ってどうする？なんかイイことある？顔だけ若返ってどうするよ。「見てください。この方、７４歳ですよ」７４歳。世間ではおばあちゃんですね。「わっ」すんごくおキレイです。え、ちょっと待って。この方、施術前でもじゅうぶんおキレイじゃないですか？７４歳には見えませんよ。「あぁ、お医者さんですね」なるほど。経済力もある方なんですね。へー。鍼ってすごいのね。７４歳の女性も４０代に見えましたもん。そのお客様達にお土産を買ってらしたのですね。看護師さんよりモテモテやん♪美容とか、興味ありませんでした。肌は人一倍、丈夫なほうで。なんだったら首や肩のメンテのほうがと思っておりましたが鍼、いいんじゃね？とっても興味が湧きました。札幌で美容鍼の上手なところ、ないかしらと今、探してるアタシ。なかなか行く時間もないけれど。

  2024年03月16日

• 

  四十九日

  めるちゃんが虹の橋を渡って四十九日経ちました。一日たりとて忘れたことはありません。その姿は見えずとも、いつも私の心の中にめるちゃんはいます。仕事から帰って、玄関のドアを開けると、ちょこんとお迎えポーズをしていましたね。足跡でわかるのかしら。バイオリンの音色が大好きで、いつも私がバイオリンを弾くたびにうっとりと聴いていましたね。これこれ、こんな感じでね。めるちゃんがいなくなって生活様式も大きく変わりました。部屋のドアをいつも少し開けていましたが、ドアって閉めるものだったと気が付きました。パンを食べる時もいつも慌てて食べていましたね。だってバターが大好物だもんね。ハーゲンダッツも最後の溶けたところを舐めるのが大好きだったよね。そしてお花。１７年以上も家にお花を飾ることはありませんでした。めるちゃんが花瓶を倒してしまったら大変ですもん。またゴミ。燃やせるゴミが極端に少なくなりました。めるちゃんのトイレシーツを取り替えることがなくなったから。そんなお世話も苦になったことすらありませんでした。１７年前の私。軍手をはめてめるちゃんのお世話をしていました。いつからでしょう。一緒に寝るようになりました。私の右腕を枕にして、いびきをかいて寝ていましたね。そんな生活が当たり前だった日常が大きく変わり、いまだなお戸惑っています。めるちゃんがいない。。。。。いっぱいいっぱい愛情をあげても、もっともっと愛をあげればよかったと思う日々。愛情をあげたんでなく、もらったといったほうがいいかな。めるちゃんの最期は悲しくて胸が潰れそうだったけどこうして今も私の胸の中にめるちゃんはいます。

  2024年03月14日

• 祈りを込めて

  日本人なら今日のこの日を忘れることはないでしょう。3.11あの日、私は娘とスペインにいました。アルハンブラ宮殿に向かうオプションツアーの集合場所にいた時のことでした。数人の日本人が携帯を手に慌ただしく走り回っているのです。なに？どうしたの？なにかあったのかしら。日本で震災が！へぇ。そうなの。夜、ホテルに帰ってから、事の重大さを知りました。メルトダウンを起こす世界最悪レベルの事故。現地のテレビでも、津波が押し寄せる風景が延々と映し出されているのです。その傷跡は深く、そして今もなお、元の世界には戻ってはいません。帰りの飛行機は、なんと機内に5人しか乗っていなかったことにも衝撃を受けました。あれから13年。大学生だった娘は、2児の母となりました。自由気ままに世界各国を放浪していた娘。今やすっかり「お母さん」になりました。この13年で人生が変わったといってもいいでしょう。私は思うのです。６０過ぎて、努力しても進歩は少ないどころか衰退していく一方。現状維持が精いっぱい。20代、30代、40代にどれだけ努力の礎を築けるか。そしてそれは必ずや実を結ぶことでしょう。この世は、まだまだ未曽有のことが起きるでしょう。やるせないことだって、あります。涙する夜もあります。自分の核をもとう。どんなことが起きたって、ぶれない心をもって立ち向かおう。震災を機に、観光客の様相も大きく変わりました。ひとことでいうと「家族回帰」人々はそれに気が付いたのでしょう。自分のためだけに仕事なんかできません。誰かのために。祈りを込めて、明日も仕事をします。

  2024年03月11日

• これが商売の原点

  北海道のニセコ、ご存知でしょうか。世界に名だたるスキー場らしいです。パウダースノーの雪質を求めて全世界から人々が押し寄せているんですって。この情報は昔から存じております。そのニセコが、今、バブルなんですってね。インバウンドですよ。丼が８０００円だとか、バイトの時給が２０００円だとかその金銭感覚はインバウンドのお客様にとって「なに？かまわないさ。気にしないね」とメデイアで報道されるたびにそうかぁぁぁーーっ、今、円安だもんねー。しかも超金持ちなんでしょ。インバウンドのお客様には高くしてもいいのね？だって円安ですもん。日本に旅行に来られるくらいですから、金持ちに決まってるわだったら高いものを売ればいいのねとメディアの情報から勝手に決めつけていました。その考えは大きく間違っていることを今日、実感しましたね。３月は弊社にとって決算月。在庫を減らし、かつ、売り上げをあげなきゃいけません。たとえ、それが１００円でも。決算セールと銘打って、とある商品を１００円で販売していた今日。店に入ってこられたインバウンドのお客様の喜びようといったら。日本語で「ヤスイ」「ヤスイ」と連呼しさらには「友達を連れてくる」と。とどめは、「マンゾク」ですって。富裕層が多いといわれるシンガポールからのお客様達ですよ。私の辞書には、シンガポール人＝リッチピーポーとありますがたしかに富裕層ではありますがあの喜びようを見てあぁ、人間の本能だなと。どんな金持ちであっても、安いものは嬉しいと思う気持ち。これ、万国共通ですね。心から再認識しました。高い「帆立貝柱」を売ってやろうというそのよこしまな思い。１００円のものを１００個売るより、５０００円のものを２個売ればいいじゃん？ちがいます。お客様に喜んで頂けるものを売らなければいけない。これが商売の原点。シンガポールのお客様はシーユーアゲインと手を振って、もちろん笑顔で帰られました。そこでつくづく己の愚かさを悟った次第であります。今さら？ええ、恥ずかしながら。１００円の激安商品をどうやって仕入れるかって？１００ケース仕入れることですね。完売した時の達成感。お客様に喜んで頂いた時の充実感。あぁやっぱり商売は楽しいわ。あと２０歳、若返りたいと本気で思ってる。

  2024年03月09日

• 

  展示会

  年に2回開催される観光業界の展示会に行ってまいりました。コロナ禍も過ぎ、観光業界も通常の世界に完全に戻ったと言われている昨今ですがあの暗くて長いトンネルを抜けた今、人々（お客様）の意識は反転しています。北海道に行ったら、お土産をいっぱい買うんだ～というより北海道に行ったら、美味しいものをいっぱい食べるんだ～そんな意識に変わっているのでないでしょうか。そんな苦境のなかでも、ただできることだけでもやっていきたいと思っています。何かの道筋を見つけることができるまで。さて、商品のご紹介です。現在は、「とうもろこし味」の期間限定が店頭に並んでいますが、こちらに切り替わるそうです。どうでしょうか。インバウンド向けでしょうか。美味しかったですよ。外装の色も既存のお土産商品にありませんね。陳列する場所が鍵を握るかと。これは売れると思います。その他多数の商品が陳列してありました。店頭に並ぶのは、４月後半あたりからでしょうか。観光業界の繁忙期の幕開けは、ＧＷからです。北海道に桜の便りが届くころ、ぜひ北海道にお越しくださいませ。あれこれ策を練ってお待ちしております。​

  2024年03月05日

• オバチャン、ウフン💛

  毎年、雪まつりが終わってひと段落した頃に来られるのがホスト軍団の皆様。しっかり、お得意様を持っているので必ずやウチの店に来られます。ホスト軍団は上下の関係を重んじる世界ですのでトップの方が、「ここの店に行け」と言われたらみんな来られます。ええ、ええ、入りたてのホストであってもすぐわかりますよ。みんな黒づくめの服、着てますし、ブランド品はしっかり持ってますし何よりも「カッチョエエ」　これにつきます。この子のお母さん、さぞ美人だろうなぁと想像できる端正な顔立ち。それに加えて、背が高いホストならばなおのこと、カッチョエエわよ。そんなホストのお客様とおしゃべりしていたんですよ。するとむこうのほうから、その光景をじーっと眺めているオバサンが。ちゃうよ、ちゃうって。化粧してますけど、口紅までつけてますけど、ニューハーフとちゃいますよ。そして私のところにきて、小声で囁くじゃありませんか。「芸能人？」いえいえ「芸能人でしょ、カッコイイわーーっ」そりゃカッコイイですよ。韓流スターに見えなくもない。「カッコイイって言ってるよ、あっちのお客さん」そんなの言われ慣れているんでしょうが、いくら言われても不快になることはないですよね。え？写真を撮りたいですって？オバチャン、まじ？「あちらのお客さんが、写真を撮りたいって言ってるよ」はいはい、私が交渉してあげましょう。「いやだったら断っていいんだよ。私が断ってあげるから」「写真っすか？いいっすよ」それからのホストの身のこなしには唸りましたね。女性はこう扱うのねとヒジョーに参考になるわソフトに肩を抱き「真ん中に入りませんか？」と。オバチャン、そりゃもう天にも昇るような気分だったことでしょう。イケメンに挟まれるなんて、人生初？人生の最期の思い出？キャーッと喜んでましたよ。店に行けば何万もかかるのに、タダで！！ウインクして帰られるその姿もステキね。私はウインクしてもらったことないけどさ。「おかーさん、また来年もくるわー、生きとってなー」とはよく言われるけど。ホストが帰られた後も高揚していたオバチャン。「ね、ね、名前を教えてー」だからね、芸能人じゃないのよ。ホストなのよ。おばちゃん、ウフン💛状態よ。いい土産話になったかしら。何よりです。「あんなイケメン、今までみたことない」ですって。そうかぁ、そう見えるかぁもちろんイケメンにはちがいありませんが数多くのホストにずっと出合っているから、私には感動はありませんわいちいち感動していたら、商売できませんわ。そんなもんです。

  2024年02月27日

• 発表会

  バイオリン発表会、終わりました♪渾身の力を込めて弾いてきましたよ💛といっても音色は全くもって渾身じゃないんですけど(;'∀')なんでもっと迫力のある音、だせないかなぁー感情を揺さぶる音、ええ、全く無縁です。楽譜の音符を追いかけるだけで精一杯仕事では馬力でるんですけど、なんでかなーつまり練習不足。つまり言い訳にすぎなく。終わってみれば、そんな悔いもぶっとぶ爽快感。雪まつり終わったぜい。発表会も終わったぜい。３月の決算？それは通知表みたいなもので。あとはこの北海道に春が訪れるのを待つ日々。もう何十回と発表会にでてきました。緊張は、全くありません。緩みすぎて、合奏の「カノン」、途中でどこを弾いているかわからなくなりました。え？先生、上げ弓？と一瞬気をとられ、慌てて楽譜に視線を戻すも時遅し。はーい、もう最後はエアバイオリンですわーーーっ小学生の女の子達の演奏が、それはそれは素晴らしくこのお嬢さん達は、どんだけ練習してるんだろう、おそらく私の想像以上。でも、スラッと弾いているんです。苦労の陰を見せないって素敵だなぁと感嘆。先生の演奏は、自分の意識を次元のちがう別の世界に誘い出してくれてそこに景色が広がるんです。みんな、聴きたくなりましたかー？１曲1,000円でどうや？？って、商売したくなるほどで。っていうか、自分自身、もっと練習せぇよと反省するのですが終わった後の爽快感が増して、反省のココロがどっかにいってしまうことも毎度のこと。あかんな、自分。でも土産屋稼業とともに、バイオリン修行も続けていく所存であります。さ、次の曲を。さ、明日、店で何を売ろうかな。そこに心を持っていきます♪

  2024年02月25日

• 黒づくめのお客様の正体は

  黒づくめの異様な団体さんが店に入って来られました。日本人？？その雰囲気は外国人にも見えるけれど、お顔をよく見ると、うーん、日本人かな？黒づくめの服装の人って、一人では違和感はありませんが１０人もいれば圧巻です。エグザイルがキタッって感じよ。（来たことはありませんけど）うーーーん、何様でしょうか。えーーっと、えーーーと。考えること５分。水商売？ホスト？うーん、ちがうな。サラリーマン？全くちがう。私も鈍くなりましたわ。あ！お！！わかった！！！美容師さんでしょ！？私の雄たけびに、ようやく反応してくれました。ニヤリと。なんでわかったかというと、それはもちろん髪。素人の人ができる髪型でないこと。手が少々荒れていること。そして火曜日であったこと。（美容室は火曜日がお休みのところが多いですよね）それから値切らないこと。（接客業だとわかります）それからは買い物欲に火が付いたみたいで、買い物タイムに入りました。バレたらしゃーない、ここで買うかと。さっきまで無言でしたけど、急に和やかになりました。１０名の人が一度に旅行に来れるなんて、大きなお店なんですね。まぁ、、系列店もありますからねと。なんかすっごい高そうなお店ですけど、ちなみにカット代っておいくらなんですか？8,000円ですって！超高級店じゃありませんか！カットだけですよね？原価がないわけで、丸々儲け！いえ、人件費ですと。例えば、ウチの店で1,000円の商品を売るとします。1,000円の利益はありえないわけで、仕入れ代がかかってます。折り返し？いえ、もっと高いです。つまりバイトちゃんの1時間の時給を払うために、その1,000円の商品を何個売ればいいのかって話です。技術を売る。その人でしかできないものを売る。これ、強いですな。そしてみんなイケメンでね夢を売る。これも大事ね。だから黒づくめ。つまりビジュアルも大事。成功されているお店ですね。ところで、オーナーさんはどなた？え一番目立たなくて、普通のお兄ちゃんみたいな感じの方でした。他の方は、プレーヤーでオーナーさんは、経営のことを考えなきゃいけませんからね。カット代、8,000円にするにはどうしたら。。。。若き成功者ですね。手に職をつけた上で、さらなる能力を兼ね備えた人、そして努力を惜しまない人。次なる作戦も立てているに違いありません。私のボーボー頭もカットしてほしかったな8,000円？上等よ♪

  2024年02月21日

• のけぞるレベル

  最近ね、〇ルビーの商品の売れ行きが芳しくないとは肌では感じていたんです。一昔前は、飛ぶように売れたもんです。ええ、段ボールで売れてました。相次ぐ値上げ、値上げのラッシュで、その単価と中身が見合わないということ？？こういうご時世です。消費者（お客様）は、価格に敏感ですから。今日ね、千葉から来られたお客様とお話していて、すっごいことを聞いたんです。ご存知だったでしょうか？ポテトチップスは、お箸で食べるんですって！！え？それ、ジョーシキ？？？なんでお箸で食べるんですか？手が汚れるからですって！汚れたら洗えばいいじゃない？それが今の若い世代には通用しないみたいで。コロナショックの影響もあるんでしょうね？全世界の人々が、手の消毒に躍起になってましたからね。手で触ったものを口に入れるなんてもってのほか、コロナ禍の最中は神経使ってましたよね。え？なになに？うちのバイトの若い子が言うんです。「スマホを見ながらポテトチップスって食べるじゃないですか？スマホが油でギトギトするじゃないですか？」と真顔で。まじでっ！？私にはスマホ見ながらポテトチップスを食べた記憶ないぞよ？仮にあったとしても、指を舐めればいいじゃない？これがオバハンというものでございます。しっかし、カルチャーショックでありますぞ。私の辞書にはなかったぞい。だったらさ一口で食べれるサイズのポテトチップス、1個ずつ個包装されているものを開発してくれればいいんじゃない？あぁそうなればポテトチップスじゃなくなりますね。え！なんですってポテトチップスを食べる用のお箸まで売っているですって？もうのけぞるレベル私が世の中のこと、知らなすぎる？商品の原価と観光客様の動向しか知らない人生。。。。あ！バイオリンも弾けます。でもそれしかない。世間知らずのオバハンではありますが、この2択に人生を賭けますわ。

  2024年02月18日

• インバウンドのお客様であっても

  今日の札幌は最高気温が10度まで上がりました。55年ぶりの記録らしいです。雪まつりは終わったし（コケたけど）、今は春節のシーズンです。ええ、続々とインバウンドのお客様が来られていますよ。だから、暖かくては困るんですよ。雪を見に来られているんですから。と思うでしょ？どっこい。人々は極寒の中、買い物しようと思いませんよ。もしかして、雪まつりのコケ分を挽回できるかなと。何を買われるかって？一昔前は、じゃがポックル一辺倒でした。箱で売れたもんです。今はすっかり首位転落で、では白い恋人が売れているかというと実はそうでもなく。抹茶系のお菓子が売れている？いえ、そうでもなく。普通に「チョコレート」が売れているんです。いちごのチョコレート、メロンのチョコレート、ミルクのチョコレートなどなど。そうそう、ポッキーも売れてますね。乾燥の干し貝柱は、コロナ禍前は飛ぶように売れましたが売れ行きは芳しくはありません。これには原因と方向性が自分なりにわかりましたので、近々に対処したいと思います。それもこれもインバウンドのお客様であっても、「接客」これにつきるかと。「いらっしゃいませ」ではモノは売れないもんです。どこから来られたのですか？イチゴを買われたのですね？こちらはいかがですか？何かを語り掛けないと、反応はありません。そこに「売り」を押し付けるわけでなく、心から「どこから来られたのか」と知りたいと思う気持をださないといけないのです。え？インドネシアから来られたのですか！？と驚くことが大事。行ったことある？と聞かれシンガポール、タイ、ベトナムには行ったことがありますけど、インドネシアには行ったことがありません。なに簡単ですよ。インドネシア？ノーと言えばいいだけですよ。シンガポールのもっと南ですよと教えてくれます。指を下に指してね。インドネシア！デヴィ夫人！と言ったら、知らないですって。そりゃそうね。８０歳を超えてるおばあちゃんのこと、知らないよね。もっと深く何かをつっこまれたら、はい。ポケトークを常備しております。夕張メロンゼリーを指さし、「〇△◇？？」と聞かれて、うーーん、わかんないわけでポケトークで答えはでます。「これはオレンジですか？」ですって。「いえ、これはメロンです」と返します。実際は、デイスイズ　ア　メローン　ジエリーと言ってます。世界はひとつ。人類はみな同じ。その気持ちを強く持って、商売に励みます。そうそう、今日の嬉しいこと。スイスから来られた一人旅の紳士からチョコレートを頂きました。DIｄ　ユー　カム　アローン？「そうさ、僕は航空会社のパイロットなんだ」ですって。もちろん、そこにラブロマンスは生まれないわけですが笑頂いたチョコレートがめちゃくちゃ美味しくて💛あぁ今日もいい一日だったなと明日も店に行くのが楽しみです。この年になってもね。

  2024年02月14日

• 反省、どころか馬鹿

  さっぽろ雪まつりが本日、閉幕いたしました。もちろん、行ってません。もう何十年も。観光業界に携わる身として、最大の商機、お客様を迎え入れる立場にあります。現場に行った業界の人からの情報によると「すごいですっ！！今まで見たことのないぐらい、お客様が来てますっ」と興奮した様子で電話がかかってきます。コロナ禍の行動規制が解除されて、待ちに待った雪まつりですもんね。そんな声を聞き、よっしゃぁと待ち構えていました。ところがあれ？？過去最高の人出と聞いたよね？え？？？まじで？？？？お客様が来ないんです。売れる、売れないの次元でなく、来ない。。。。。例年、雪まつり期間中は、とんでもないお金持ちが必ずといっていいほど来られたものでした。これを３０個、あれを３０個、こっちは５０個とそのお買い上げ金額は何十万にもなりました。そんなお客様は皆無でした。カニを試食して頂いて、よしっ全部発送するぞ、発送伝票持ってこい！はいっ！という光景も雪まつりならではでした。全く、その光景はありません。インバウンドのお客様においても、来られる客数は限定的でした。みんな、どこ行った？「ものすごい人ですよー。行列して歩けませんって。初めてあんなに賑わっているところ見ましたよ」と情報が入ってきました。あぁ。。。。あっちに行ってたのかと。雪まつりが始まったら、お客様が押し寄せるように来られて、飛ぶように商品が売れまくってまつりだワッショイと、その光景が繰り広げられるとただその思い込みがありました。黙っていてもお客様は来ると。私は何かしたか？ただいつもより１時間早く、店に向かっただけじゃないか。商品は万全に用意して（当たり前のこと）、ただお客様が来られるのを待っていただけじゃないか。反省。どころか馬鹿。こんな日が来るとは思っていなかった。こんなことがあるなんて想像すらしなかった。そんな自分が馬鹿としかいいようがないわけで。土産屋としての在り方を再考しなければいけないと事態を深く受け止めています。もう、昭和のやり方では通用しない。自分の能天気さに呆れました。それでも明日も同じように店に向かうんですけども。

  2024年02月11日

• 手を使うのは同じよ

  さぁー始まりますよ～さっぽろ雪まつり。コロナ禍を経て、今回は完全復活スタイルに戻るそうな。大通り会場をはじめ、ススキノ会場、つどーむ会場と全会場での開催。過去最高の人出が予想されているという情報も入ってきました。今日現在、大きな波はありません。ええ、雪まつり期間中はとんでもないお金持ちが来店されるのです。私の過去の記憶ですが。白い恋人を１００個送ってくれーみたいなね。もちろん、商品は万全の態勢でもって準備を揃えております。白い恋人、１０００個でも対応できます。じゃがポックルも１０００個、即、ご用意できますよ。この１週間に賭ける！意気込みであります。商売は、ただそのイベントだけを頑張れば良しとするものでなく、日々の積み重ねが大事。重々、承知しております。が、イベントを盛り上げるというその気持ちが大事と思うんです。今日は朝７時過ぎにホストの団体さんが入りました。全身ブランド品でしたねー「すごいっすね」「ん？これ？ひろて（拾って）きたんや」落ちてるもんなら私が拾いにいきますよ笑グッチにヴィトンにブラダですか。その後は、真面目そうな男性がお一人。「雪まつりに来られたんですよね？」「ちがうんです。ボク、受験の監督官で呼ばれたんですよ」あぁ、受験のシーズンでもありましたね。まだまだ爆買いのお客様の気配は見られませんが「まつり」と銘打っているイベントだけに、お客様もなんだかウキウキしてるようでとても接客しやすい感じがあります。お次は九州からのお客様ですね。発送ですね。かしこまりました。皆様、ご住所の記入をお願いします。お客様が帰られた後、ボールペンを入れているケースの中に名刺大の紙が置き忘れていることを発見。お客様ぁ～～！お忘れ物ですよ～～慌てて追いかけると「捨てておいてくれ」とニヤリはい！ふと紙を見ると本番行為は固く禁じます。部屋の備品を破壊された場合は弁償して頂きます。身勝手な振る舞いはご遠慮ください。部屋を著しく汚された場合の弁償もと云々の注意書きが。うひゃひゃそっち方面でも商売されている方も、私ら土産屋も同じ土俵ね。どっちがそのタマ、とりにいけますかよっしゃぁ～やったるでーとポキポキ腕を鳴らしてるでしょうか手を使うのは、どっちも同じだよね。私らはレジだけど。

  2024年02月03日

• 愛は与えるもの

  バイオリン発表会まで１か月を切りました。１２月は仕事が繁忙期なため、レッスンをお休みし、年明けてからはめーちゃんの看病で、バイオリンを触ることもできませんでした。めーちゃんが旅立った後は茫然自失で、ガランとなった部屋にそこにめーちゃんが居ないという目に見える現実に打ちひしがれ、悲しみは募るばかり。私ができることは、ただ店に行って、いつもと同じ仕事をするだけ。なんのためにバイオリンをやっているの？特技のある年寄りになるっていうのが目標だったよね。もうとっくに年寄りになってんじゃん。私のバイオリンの音色が大好きだっためーちゃん。バイオリンを弾き始めると、どの部屋にいても必ずバイオリンの近くに寄ってきて目を細めてうっとりといつも聴いてくれていたよね。そんなめーちゃんがいない。亡くなって、その存在の大きさに改めて気が付いては涙しその涙はいまだ枯れることはないもののバイオリンに真剣に向き合おうと、ようやくその気持ちが固まった今必死に練習しています。どんなに体がしんどくても練習しようと。発表会のためじゃない。めーちゃんのために。人様が聞いたらバカみたいな話ですが、本当にそう思ってる。愛は与えるものと、めーちゃんに教えられたから。そしてバイオリン。弾けば弾くほど音色が変わる。愛を与えないと、音がでないということに今さらながら。捧げる曲はジプシーダンス。ハーモニクスが２か所あります。３ポジションどころか７ポジション。もうこうなったら指の位置さえ不安定で、どこよーって世界そうか、手のひらで位置がわかるね。そうだった！先生はいつも指で弾くのでなく、背中から肩、手首まで使えるところは全部使って弾くと言ってました。悲しみを持つ人は、強くなれると聞いたことがあります。私の知る優しい人たちは、そのふるまいの陰に必ず悲しみを抱えてます。私もそうなりたいと願う夜。

  2024年01月30日

• カニ、頂きました♪

  1月も下旬になり、経済も人の動きも活発になってきました。といっても、インバウンドのお客様のハナシ。香港、台湾、タイからのお客様に会わない日はありません。そうそう、中国本土からのお客様も来られるようになってきました。オーストラリア、韓国からのお客様も来られます。ぱっと見た目、韓国人は日本人との見分けがつかないのですが少し観察すると、その違いがわかります。それは垢ぬけているということです。韓国は、もはや経済大国。日本を追い越してますよ。お会計の際にカムサハムニダと言ったんですよ。アリガトウゴザイマスでなくカムサハムニダってね。すると韓国人のおじさまが「カムサハム↑ッニダ」と。なるほど。そういう発音なんですね。もう一度繰り返します。「カムサハムニッダ」拍手を頂きました。その場にいた韓国人のお客様全員にですよ。気は心ですねぇ。世界友好の懸け橋よ。お今度は背の高い西洋人のお客様が来られました。もちろん、イケメン。「ユーアー　トムクルーズ？」と問うとはい、爆笑を頂きました。でも、まんざらでもなさそうよ。ユーはどちらから？ルーマニアですって！ルーマニアってどこにあるんかいのー「チョットマッテテ」と御自分の私物を店に置いて出ていかれました。はて？数十分後、発泡スチロールを抱えて戻られました。え？これを開けてですって？お安い御用ですよ。中に入っていたのは、たらばがに。しかもすぐ食べられるようにカットしたもの。え！なんですって！？これをみんな（ウチのスタッフ）で食べなって？うそでしょ。なんで？いいから食べな。何度も言われてはい！遠慮なく頂きました。みんなでむしゃむしゃいやぁ～めっちゃうまいわ。ウチで売っているカニよりうんまいわ笑どうしてこんなに優しくしてくださるのですか？（ポケトーク活用）それはね、ボクの家系は億万長者だからさ。富をみんなに分け与えるのさ。へーっそのあと「冗談さ」とウインクなんてシャレてるのよこんな日本人、いますー？おらんやろ私があと４０歳若かったら、ルーマニアついてくよールーマニアで土産屋やるよーそんなこんなで商売しながら楽しい日々を送ってるんざんすよ。ココロの悲しみは、まだまだ消えないけれども。

  2024年01月28日

• 旅立ち

  本日、めーちゃんが虹の橋を渡りました。１週間前から急激に体調が悪くなり、病院にももちろん連れていきましたが、なす術はなく。朝方、苦しむ様子も見せず、静かに息をひきとりました。それでも毎日、店に出かけました。毎日、いつもと同じように仕事しました。家に帰ると、ドキドキしながら、めーちゃんの様子を見ると生きてる！生きてるよと、その小さな命の灯りに涙しました。息子が大阪で飼っていた猫でした。娘が飛行機に乗せて、この北海道に連れて帰りました。動物は苦手でした。軍手をはめて御飯をあげていたのは１７年前。いつからか我が子を抱っこするような形で、それが私の日常となりました。「めーちゃん！」と呼びかけると「ワン」と返事をし、そのことを他の人に言っても冗談でしょといつも笑われていました。この世で私のバイオリンをうっとりと聴いてくれたのは、めーちゃんだけ。時々、音程をはずすと「ニャニャ？」と耳を大きく立ててました。朝、家を出る時、ドアを閉めると、新聞受けから必死に手を伸ばしていました。仕事いかなきゃだめなのよ、行ってくるねーと後ろ髪を引かれる思いで家を後にしていました。いったん、家をでると、１２時間は帰れません。師走になると、帰宅時間はさらに延び、もう９時だよ、めーちゃん、おなかをすかしてるよそれでもお利口に待ってました。まさに商売人の家の猫でした。心に穴が空いたという表現がありますが、まさに。部屋のドアをいつも少し開けていました。めーちゃんがいるから。もうドアを閉めていいんだよね、でも１７年も開けっ放しのドア。その習慣は今もなお。御飯も急いで食べなくていいんだよね。だっていつもめーちゃんがおねだりしてくるから。ソファも自由に座っていいんだよね。いつも王様のように座ってたよね。その存在がないのが、途方もなく悲しく、そして寂しく。そしてこんな状態になっても、店に出ること。いつもと同じように仕事をすること。商売って、そんなに大事なのか。そこまでしなきゃいけないのが商売なのか。そのことにも胸が潰れそうで。そして息子。息子が１７年前に飼っていた猫の旅立ちに号泣していました。え！！丁稚改め社長になって、とんでもなくピノキオになった男が、フラフラに。これは、、、、私の旅立ちの時も、取り乱すほど号泣するであろうなと確信しました。めーちゃん、愛情だけはいっぱいいっぱいあげたよ。合掌。

  2024年01月25日

• 海外に連れていけ

  久しぶりのブログです。さて、いかなる時でも商売は続いております。最近、急激に目立つようになってきたのは、インバウンドのお客様。ええ、すごいです。台湾とシンガポールのお客様が多いでしょうか。店では、スイーツコーナーでクッキーを焼いております。その匂いが店中に充満しています。一人のお客様が私に向かって手を挙げられました。駆け寄っていくとクッキーが食べたい、そう、今、焼いてるクッキーさ。クッキーは袋に入れて箱に詰めてから販売する形ですがオッケー！５００円ですけど大丈夫？問題ないさ。とっても喜ばれました。そして箱に入った商品もドカンとお買い上げされました。３０代くらいの若者ですよ。シンガポールからのお客様でした。日本人ですと、５００円！？たかっになるでしょうね。え？カヌレも食べたいですって？あそこで焼いてある焼きたてのカヌレさ。うーん、んーーー　あれは売り先の決まっている発送商品です。よっしゃ！２０００円ですよ、大丈夫？まったく問題ないね美味しいですか？素晴らしい！実はね、このカヌレを売りに先週、シンガポールに行ってきたんですよ。おお！名刺をくれないかい。ボクが拡散するよ。とっても美味しいからさ（シンガポールに行ったのは、丁稚改め社長でして色々と商談をしてきたようです。）お客様とのやり取りは、ジェスチャーから始まり、難しい単語はグーグル翻訳、そしてポケトークを駆使してこれだけのコミュニケーションをとれるわけです。ですが、私がもっと英語に精通していればもっともっと会話に華が咲くことでしょう。だから私を海外に連れていけと、今、猛プッシュしております。シンガポール出張で来週はいないのよと言ってみたいものです。

  2024年01月24日

• 悲しき日本

  年末年始の喧騒が嘘のように静まり返っている観光業界です。みんなお金を使い果たしているのね？ですよね？次の給料日まで我慢しているのですよね？ならば私と同年代くらいの層はどうかというと「なんぼにしてくれるのん」までは全然、定説通りのお言葉。「なんや安くないんやったら、ここで買う必要ないわな」も、ええ、聞き飽きたわ。「紙袋、くれるんやろね、タダにしてな」　まぁ聞き流せるケド。（いまどき、スーパー行ってもデパート行っても袋は有料でっせ）一人の方が「紙袋、2枚だけでええよ。そんないっぱいくれんでもええし」というとお連れさんが「タダやねんからもろとき！なんでももろとき」６０過ぎて、旅先といえ、この言動。恥ずかしくないかと。あまりにもどうよ。で、どうするかって笑いまくります。「これが関西の漫才ですか？まじでライブで聞きましたぁーーっ」と。すると「そやで、関西人みんなこうやで」と話が違う方向に向かいます。ちゃうちゃう！絶対ちゃう！私も関西人のハシクレ（元）ですさかい、わかってま。日本は遂にＧＤＰもドイツに抜かされ、4位に。物価高と低賃金で国民の生活は苦しくなるばかり。とニュースでやっていたけどこの１０年で、バイトの時給は1,5倍にあがってんですよ。立ち寄ったイオンで求人募集の張り紙をみて驚いたのですがえ！時給1,500円？？何度も見直したわ。なんでソコにいかんの？と。なんなら私が行きたいわと。今、北海道に来られている方々は激安のツアーで来られています。2泊3日で２万円ですって！飛行機代とホテル代込みですよ。げっならば安くすんだ分、お土産を買おうという意識はなく２万でいっぱいいっぱいなんですね。もう少ししたら、飛行機代もホテル代も爆上がりしまっせ。その頃が、観光業界が活性化するとき。只今、色々と策を練ってますわ。

  2024年01月15日

• 日々の練習が何よりも

  新年明けてからの店では、休んでいた期間の御注文が殺到し、新年早々テンパッてました。が、ようやく落ち着いてきたかというところ。日常が戻ってきたところで、さて、バイオリンを。年末に来られたＴさんに「普段はその恰好なのに、あのドレス姿は想像もできないっすよね。ギャップがすごいっすよ」と言われましたが、普段の恰好って。。。。ええ、すごいっすよ。今から熊狩りに行くんかいみたいな。先生から１月のレッスンスケジュールが届いてきてから、その初日は頭に入れておきましたが入れてるだけかいっ笑まずはバイオリンケースを開けて、案の定、弦は狂いまくり。調弦に時間がかかりました。バイオリンは寂しがり屋さん。いつも触って「いい子にしてね、いい子にして言うことを聞いてね」とお願いしなければプン！ですから。１か月振りのバイオリン。まぁ音はでます。音は。ドもレもでますよ。問題はそこじゃなく、曲を弾くわけですから、その音を繋げなければなりません。言葉と一緒です。「あ」だけでは赤ちゃんでもでます。その後に「り」がでて「が」、「と」、「う」とでて、初めて相手に伝わるのです。それから厄介なことに、ポジション移動があって、ここから１から５に移るとか、１と２を押さえながら２と３の幅を開けて４を押さえるとかあるわけです。う？忘れてとるやないかい！ここ、どうするんだったけひ？まじ、ヤバイわけで。２月の発表会に間に合うんかい初見の曲を弾くのと同じ状態に戻っとるやないかいつまり、バイオリンは日々の練習、反復がいかに大事かその日々の練習をさぼったら、あっという間に進捗度が下がっていくのです。仕事が忙しいだって？なに、１０分くらいの時間はあったやないかいその努力を怠った自分を深く反省。これから毎晩、練習することを誓います。発表会に間に合うかな～孫は４月のコンクールに向けて猛練習中。３か月後のステージに向けて日々、涙をこぼしながら練習している７歳と１か月後の発表会に向けて、夜に練習する婆とではどんだけの差があるか、想像するまでもありません。でも、前に進むしかないわけで仕事と同様、投げ出さないで続けます。土産屋稼業でバイオリン修行する人って、いるのかな？いたとしたら、会ってみたいものです。

  2024年01月07日

• 

  新年あけましておめでとうございます。

  新年あけましておめでとうございます。今、大惨事が起こっているこの日本において「おめでとう」という言葉が虚しく響きます。痛ましい災害、事故に合われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。年始はこちらへ。バイク王国ですわ。1台に４人乗っているんですよ通りには高層ビルが立ち並び、あぁ高度経済成長してるのねと感じる反面路上には子供が素足のまま、寝っ転がって、その横には賽銭箱が。上を見るとキラキラ、下を見るとベタベタ。道路も舗装されておらずなんだ、なんなんだ、この国は。メコン川クルーズ、川が茶色いのは汚れているからでなくて、この川の下には豊富なプランクトンが溢れているのよと。ツアーガイドのお姉さんは、はちみつを売るのに躍起になっていて、いかに安いか、いかに良いものか力説してましたが、日本人ばかりのそのツアーで買う方は少なく空気が白けていましたね。だって9.000円ですもの。商品の価値よりも9,000円というのをやめたらよろし。箱からだしてバラ1個1,500円で売ればエエ。２個買ったらもう１個タダであげるといったら皆、買いまっせ。昔ならこぞって買ったでしょうね。今、日本人は貧乏なんだってこと気が付いてほしいの土産屋のオバチャンにそこんとこ聞いてほしいわ。でも買いもしないで言うのもおかしな話で貧乏人のフリをしてました。タクシーのぼったくりもひどいと聞いてましたから、オバチャンはしっかりチエック。コワイオーラをだしまくり。でもね、100,000ドンが６００円なんですよ、６００円。降りるときにおつりはいらないと毎回言ってました。あ、こういうのがぼったくりを増長させるのかこの物価の安い国が、ハワイなみになる時には道路は整備され、雑然とした街がきれいになるころには物価が上がっているのかな。そんな日がきたら、もう一度行ってみようか。ぼったくり、スリが多いと言われる国は、とても疲れます。お金は最小限に持ち歩き、スマホでさえ体に巻き付け、そもそもそういう準備をすること自体がストレスというもの。ハワイが観光王国というのもわかるわ。ストレスフリー。で、ここに入り浸り。街中の喧騒に紛れるには、あまりにも年取って体力はもうありません。外食ゼロで、全てホテルで。ラグジュアリーな時間を過ごせました。さぁ新年の始まりです。かぼちゃの馬車の魔法も解けました。これからまた土産屋のオバチャンに戻って毎日仕事します。真面目に頑張ろうと思います。本年もよろしくお願い申し上げます。

  2024年01月04日

• 本年最後の営業が終わりました

  終わりましたぁーーーっ死闘の師走を乗り越え、本年最後の営業が終了しました。2､3日前から、この日を迎える喜びに胸を震わせ、朝4時に目を覚ましていました。商店街の様子は、例年に比べ人通りが少ないように感じました。活気がないといいますか、「いらっしゃいませーーっ」の掛け声が聞こえてこなかったですね。お客様が続々と来られると声を張り上げて「いらっしゃいませーっ」と連呼するのが商売人の本能ですから。1人、2人のお客様の前で絶叫すると、ええ、確実にひかれますからね。店頭に「カニ」を積み上げ、さぁいらっしゃい！持ってきな！まけるよ！商店街の風物詩といいますか、そんな空気がなくなっていくのが寂しい限りです。売り上げが落ちたかというと実は昨年の売り上げを大幅に超えました。店舗売上の他、ネットでの売り上げも絶好調でした。「お客様はココにいる！」と丁稚改め社長が、PCのデスクトップを指さしたのは紛れもなく事実だということを痛感しました。全従業員が力を合わせて、勝ち取った売り上げです。棚卸をして終了の後は、全員で海産物、お菓子を持ち帰り。シフトの関係で今日、出番でない人も「今日はでておいで」と私が言った意味はそこ。当社を支えて頂いている全ての方々に感謝を込めて心からありがとうございます。え！なんだって？新年から新しいブランドを立ち上げる？らしいです。丁稚改め社長がまたもや新たなる挑戦を画策しているような。そう、商売は止まったら終わり。先に進むしかないわけで。まずは本年最後の日を安堵して迎えられたことをご報告。さ、北海道脱出しますー！

  2023年12月29日

• あと３日

  ついにこの日がキターッ！って、まだ終わってないけど。年内営業もあと3日。お歳暮商戦も終わり、ほぼ今月の売り上げの見通しもたった今毎年思うけれど、12月があと１日多かったならばきっと倒れていただろうなと。寒いんですよ、北海道。もちろん暖房完備ではありますが、夜の７時を過ぎると手がかじかんで、爪先の感覚もなくなってしまって目は朦朧とし、PCの文字が霞んで見えないという状況。来年も同じことしてる？？きっとね。何か忘れてないか、何か間違ってないかドキドキハラハラの１２月を乗り越えて思うこと。世の中で一番信用できないのは、私だ！自信あるわ！だから間違えないように、何度も何度もの見直し。だから時間がかかる。だから疲れる。その疲れさえも、今となっては心地よいわけで。これから先は、パラダイス。楽しいことが目白押し。厳寒の北海道から南国へ。おっとその前にあと３日、店での「売り出し」に精魂込めて仕事します。ガンバロウーーッオリャーーーッ

  2023年12月26日

• 合点がいかないわ

  厳寒の北海道。来るお客様は外国人ばかり。しかもシンガポール人ばかりですよー。そんな中に来られたのは、お馴染みホストのお客様達。ええ、彼らは今、稼ぎ時なのでプライベートで来られているんです。聞きたいのは、アレあのことですよね。ホストクラブへの売掛金返済のために、立ちんぼをする女の子達のことが社会問題になってますよね。これ、部外者の私が思うに、返済のために立ちんぼ？立ちんぼして、お金をつくってからホストクラブに行けばどないや？いえ、立ちんぼを推奨しているわけではございません。つまり、ホストクラブというのは何百万もお金がかかるということ？店に来られた彼らを見ていると、そんな感じは全くしません。カニをお買い上げされるにしても「１万円かぁ。。。まぁいいか」と金銭感覚は庶民と一緒。お菓子を選ぶ基準も、高額なものにはあまり興味もないようで３００円、４００円の雑貨等を買う確率も高くもちろんそれはお客様にあげるものでしょうけれど店で何百万も使ってくれるお客様にお土産に３００円？とても違和感があります。「どないですのん」オバチャンは何でも聞きます。「あぁ、あれは歌舞伎町のハナシやろー。オレらはそんなぼったくりとかせーへんし」ほんまでっか帽子もバックもヴィトンでんがな。「オレら、夢を売ってんのに、ジャージみたいな恰好でけへんわ」あぁ、たしかに。昔のほうが凄かったですよね。何百万もする時計をはめていたり、貸し切りのワゴンタクシーで来たりホスト軍団で何百万も使ったとかもう１０年以上前のことよ。なのに今になって、ホスト＝悪という社会現象が起きているのはなぜ？お金もないのに飲みに行くほうがどうよ？売掛金が禁止になったら、店の売り上げも落ちますよね？店の存続自体が危うくなりませんかホストは入れ替わりの激しい業界で、トップ張っていても数年で辞めたりすることもザラMさんもそんなクチで辞めた理由は、そんな業界に嫌気がさして云々でなく人間関係だからって言うんだからびっくりよ。ずっとこのまま一生ホストを続けていけるわけないやんと昼間の業界に戻ったと聞きました。なんかなーニュースであれこれ取りざたされているホスト像と実際、私が会っているホストの彼らとのギャップが大きすぎてしっくりこないんですわ。合点がいかないとはこのことか。

  2023年12月23日

• なんとか生還

  こんばんわー生きてますよー！なんとか生還しております。お歳暮商戦もピークを過ぎた感があります。毎日、毎日、カニを３００ハイ、ほっけも３００マイ、包装しておりました。え？もう終わったのかいって？ええ、お歳暮商戦はです。これから歳末商戦、個人のお客様がお正月用に海産物をお買い求めになられる時期になります。お客様のご希望は、ほぼ１２月３０日到着希望です。こちらも準備万端。そして、このお歳暮商戦の最中、店はしゅうりょ（修学旅行生）で爆発しておりました。１校だけならいいんです。それでも何百人と来られますが３校とか続くと、レジはパニックです。いや、それだけならまだいいんです。そこへインバウンドのお客様が雪崩れ込んで来てました。インバウンドのお客様に関しては、コロナ禍前に戻った感触があります。国別でいうと、シンガポールからのお客様がダントツに多いです。写メを見せられて、「え！」５年前にもウチに来たと。小さいお子様が、もうすっかりお兄ちゃん、お姉さんになってます。はい！コロナ禍を乗り越えて、無事、商売を続けております。「シーユーアゲイン♪」そのお言葉に全身の疲れが溶けていきます。もう私の指はボロボロです。右手の全ての指先がひび割れ、弓も持てない状態です。これでこれでいいのです。商売に生きると決めた日から、覚悟の上。１２月は死ぬ気で頑張る。毎年そう決めているわけで。さてカウントダウンが始まりましたよーあと１１日！！​​​​​

  2023年12月18日

• １２月はパラダイス

  12月の札幌、来られているお客様はというとしゅうりょ（修学旅行生）、インバウンドのお客様が多いですね。しゅうりょは、朝一番に来られることが多いので、開店準備し、シャッターを開けた途端に雪崩れ込んでこられます。買われる金額は少ない？子供だから？いいえ！今どきの子供さん、お金持ってますよ。じいちゃん、ばあちゃんにうんと小遣いをもらってくるのでしょうね。夏の間に来ていた関東圏、中部圏のしゅうりょは皆無です。来られているのは、岡山、広島、愛媛といった地方の子達です。スッピンで弾けるような素肌、もちろん髪の毛も染めてやいません。「いやぁー高校生らしくていいですねー」「えーーっ！これでも化粧してるんですよ」ぜーんぜん。関東圏のしゅうりょは、つけまつげみたいなん、してますよ「そんなことしたら先生に怒られるけん」ですよね。ですよね。先生、怒ってほしいですよね。学習の乱れは、風紀から。年取ってから、わかるわ。そしてインバウンド。台湾から、香港から、シンガポール、タイから。この国の方々に毎日お会いしてますよ。今日もね、タイのお客様に声を掛けられたんです。スマホの翻訳を見せて「昆布塩、ありますか？」と。はい！あります！あります！こちらです！え？ノー？タイのお客様は、売り場の昆布を持ってきて、コレ、コレ！と。ん？んん？はっ！ようやくわかりました。塩昆布ですな。ほら、あの塩昆布ですよ。おにぎりとかにいれるアレオーソーリーセブンイレブンにありますよスーパーマーケットにもありますよーお客様と大笑いですわ。へーぇ、そういうの好むわけですね。扱ったら売れるかもね。次はなんのご質問でしょう。お菓子の箱を指さして、「ハウメニー？」とはい！「じゅうごーーーです」ちょうど横を通り過ぎた、丁稚改め社長が「ちげーっ。フィフティーンだって」うひゃひゃじゅうごーで通じてましたけどー全くもって、なんて楽しいひとときなんでしょう。１２月は、土産屋をやっていてパラダイスの時。売上のことは心配ありません。お歳暮商戦が始まっており、嵐のようにご注文が殺到しているからです。もちろん、それに付随する作業で地獄を見ているわけですが目の前のお客様に遠いところから、ようこそ北海道へと心から。

  2023年12月10日

全2621件 (2621件中 1-50件目)

1 2 3 4 5 6 ... 53 >