青い空、白い米。

てきとうなコードに、てきとうなメロディーで、口をついてでたことばを歌う。
この行為になんの意味があるというのか。
しかしどうしようもなく必要な行為なんだ。
この衝動はどうしたものか。

外部からの情報を一切遮断し、一心に自己暗示にふける行為。
ともかく一切からかけ離れたトコロへ行きたい。
俺はもうたくさんなんだ。
淡く霧散する希望も、どこまでも続く絶望も、すべてが。
胸中にドス黒い何かが渦巻くのを感じる。
借金取りの催促の電話から耳をそらすためにギターをかき鳴らす必要があるんだ。
一人ですべてに方をつける必要があるんだ。
どう考えたって活路なんかない。
活路なんかない。
ああああああああああああああああああ