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想い出を一つ犠牲にして、やっと稲刈りが終わった。
コンバインが一回横転したことを除けば、それなりに順調にいった方だと思う。 去年は日に3回はへたっていた親父も、3日に一遍しかへたらなかった。 いつのまにか止めたはずの酒が復活していることに家族はだれも触れない。 さて、稲刈りが終わっても米を乾燥させ、精米し、出荷する作業がまだ残っている。 ちなみに乾燥機の調子が悪く現在作業中止中。 OO農機の親父さん、はやく来て"いちりゅうくん"を直してくれ。 } 闇の暗さを忘れてしまったことについて。 以前の、写真を撮り始めたころの僕は、闇の暗さになにかが見えていた。 街のあらゆる光景が、切り取られるべくしてそこにあって、僕が見つけてくれるのを待っていた。 ところが最近、すべてを忘れてバンドメンバーと遊んでばかりいたら、闇はただの暗がりにかわってしまっていた。 今の僕は、はっきり言って躁状態である。 様々な現象に対して、もっと僕の心は敏感だったはずなのに、今の僕はそれを見る力が大きく衰えてしまっている。 遊びは刹那的な快感を僕にもたらすが、一方で遊んでいない時間をすべて退屈な時間へと変えてしまう。 僕の崇高な、孤独で、甘美な時間が。 街中にあふれていた、あんなに美しい光景が見つけられない。 僕はカメラを持つのをやめてしまった。 そのうち、ギターを持つのもやめてしまうかもしれない。 退屈と興奮が、僕のこころを蝕んでゆく。 俺はもうだめかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/09/17 11:38:12 PM
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