ウェグナーに座ろう展
はいどうもー。久々の更新です。仕事をやめて、羽が生えたみたいにあちこちを飛び回っています。群馬県高崎市の高崎哲学堂へ行ってきました。JR高崎駅から歩いて5分。高いビルがどーん、どーんと並ぶなかに、こんな味のある建物がたっています。高崎、魅惑の都市です。 さて、高崎哲学堂では『ウェグナーに座ろう展』が開催されていたのでした。家具屋さんなんかでお目にかかることはあっても、なかなか座ったりできないハンス・ウェグナーの椅子にすわっちゃおうというすばらしい企画なのでした。主催したのは高崎デザイナーズアクトのみなさん。今回の企画が始めての活動とのことですが、これからもこんな素敵なイベントをどんどん続けて欲しいものです。 建物の中には、ウェグナーデザインの椅子がたくさん置いてあって、自由に座ることが出来ます。残念ながら、写真の撮影が出来なかったため、建物の外から撮った写真しかありません。中に入ってびっくり。意外とたくさんの椅子が置いてある。せっかく京都から来たわけだし、そうそう何度も足を運べる場所でもないので全部の椅子に座って帰ろうか、とも思ったんですが、全部座ったところで、そのぬくもりや肌触りなんかは全部覚えて帰れないだろうな、と考え直して、たくさんある椅子をじいいぃっと眺め回して、『これだっ!!!』と思った椅子だけに座ることにしました。今思えば贅沢な見学の仕方をしてしまったと思います(汗んで、座った椅子は、肌に触れたときの感じや、背もたれの具合、デザインやディテールなんかをスケッチして帰ってきました。n('-'*)が一番胸を打たれたのは、PP130という椅子です。えらくでかい椅子だな・・・と思ったら、なんとその椅子は、ウェグナーがお孫さんと一緒に座って絵本を読んで聞かせるためにデザインした椅子だったのでした。設計した当事は木を曲げたりする技術が無かったため、作ることが出来ませんでしたが、後に可能となり作られたとのこと。ウェグナーの愛に溢れた椅子だったのでした。 あ~、ウェグナーええわぁ・・・。ウェグナーに包まれた1日でした。 ウェグナーに座ろう展HP (開催期間は終了しました)スタッフブログ ←ちょこっと載った・・・