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テーマ:今日の出来事(291788)
カテゴリ:時事ごと
アイドル時代から、結構好きだった。
最近は、ミュージカル女優として、活躍され、去年放送されていた、 ビートたけしさんが司会の「誰でもピカソ」で、ポップスの歌い方、ミュージカルの歌い方、クラッシックの歌い方を「アメージング・グレイス」で 歌い分けを披露していたのが、印象的だった。 あの細いからだの、どこからあんな声が出るんだろう?っていうほど、パワーのある歌声だったのに。TVドラマに出ていても、なかなかの演技派だった。 結婚する半年ほど前の、クリスマスあたりに、ミュージカル嫌いの主人と私には3度目の「レ・ミゼラブル」を見に行った。コレが私のとっての、ミュージカル鑑賞最後の想い出でもあり、本田美奈子さんを、生で見た、最初で最後の公演だった。 「レ・ミゼラブル」は私が、色々ミュージカルを見た中でも、一番のお気に入りで、元々は島田歌穂さん(昔「ロボコン」でロビンちゃんをやっていた人です。)が好きで、彼女が出ている公演日を狙って、見に行っていたんだけど、最後に見た、「レ・ミゼラブル」は「本田さんで」といって、チケットを取ったんだった。(島田さんと、本田さんはWキャストでした。「エポニーヌ役」)このときのキャストは、初演のころのキャストが、戻ってきているところがあって、「岩崎宏美」さんなども出ていた。確か10周年の記念公演の年でもあった。最高のキャスティングだった。 本田さんの声は、かわいくて、比べちゃいけないと思ったけど、島田さんより、年齢や、役の感情的にも、ぴったりだな~と、感心したものだった。 エポニーヌの、切ない想いが、ガツンと伝わった、そんな演技だった。 私は、「レ・ミゼラブル」の前に、とても見たかった本田さんのミュージカルがあった。「ミス・サイゴン」だった。確かコレは関西での公演が、本田さん主演の物では、されていなかったと思う。話題になっていたころ、とてもみたくって、身震いが出たほどだった・・・。 彼女の死を、夕べ聞いて、 昔、見た、昼のドラマに、ヒロインが白血病になって、たまたま恋をした相手が、禅宗の修行僧、その修行僧が、運良く、ドナーになり、病気は回復、最後には結婚する・・といった話の中で、ヒロインが話していた言葉を思いだした。「白血病の治療は、やるか、やらないかだけしかない。一度、治療(骨髄移植)をはじめると、途中で、止められない」のだそうだ。 そしてその治療が、途中で終わるという事は「死」を意味する。 といった話。白血病の治療とは、それほど、過酷で壮絶なのだと・・・。 今まで、「芸能人の死」ってとても他人事。だった私だけど、 ニュースや、ワイドショーで、取り上げられるたびに、涙してしまいそうになる、芸能人は彼女が、初めてかもしれない。 ご冥福をお祈りして、合掌。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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