おこたの紅絲線

あけましておめでとうございます。
早いもので、もう、ここでこの言葉を言ったのは３回目。
３年以上、やってるって事ですね。他愛も無い私のブログに
いつも足を運んでくださっている皆さん。
本当にありがとうございます。今年も旧年と変わらず、
ご指導、ご贔屓のほどよろしくお願いします。

さて、今日は、２年ぶりに、ウチから歩いて、東大寺の大仏と、二月堂へ参ってきました。ウチからは、子連れで歩いて、大仏殿までは約４０分くらい。以前、映画を見に行った帰りに、通った道を使って、行きました。

途中、奈良公園内の国立博物館前を、通った時の話です。
こうたん　　「あっ！！鹿のう○こいっぱいや～！！踏まんように歩こ～」

おこた　　　「こんなもん、踏まんように歩くほうが難しいわ！！」

と～ちゃん　「そうやで～。運が着く言うて、う○こ踏んだ方が、ええことあるかも知れへんで～」

こうたん　　「・・・ええこと？ええ事って何やろ～？？じゃ、踏んで歩こう！！」

おこた　　　「いや～別に、無理に踏みに行かんでもなぁ～・・・」


と言う会話を、道々しながら歩いて、大仏さんへ！！
近くまで行って、子供が「大仏さん見～へん」と言い出し、やめようと
思ったんだけど、どうもたちゅが、「鼻の穴くぐり」をやりたかったらしく、結局行く事に。（鼻の穴＝大仏裏の柱のところに、大仏の鼻の穴と同じ大きさの穴を開けてあり、それをくぐると、無病息災にあやかれると言われている）
またまた、鼻の穴くぐりは、２年前と違わず、長蛇の列・・・・。ここで、なぜ生まれて３○年間、ここ（鼻の穴）で並んだ事が無かったのに、ここ近年並ばなきゃならなくなったか・・・。やっとわかりました。
それは、ＡＶ機器の普及！！デジカメとか、写メつき携帯を持った親や、爺さんばーさんの、人だかり！！！そりゃ、混むって～。

そんなに、時間的には、待たなくてよかったけど、並んだ事の無かった、生粋の奈良県民には、ある意味許せない事？！でした。
めでたくたちゅは、大仏の鼻くそ？？になって、見事通り抜けました～。
こうたんは、今年はやりませんでした・・。一番弱くて、怪我も多いやつなのに。鼻くそになっとけ！！ちゅ～ねん(笑)

続いて、二月堂へ。
ここでは、行くと毎回おみくじを引きます。
ここのおみくじは、何時も、あまり良いくじが出ません。
おまけに良く当たる。
比較的良いくじは、もってかえって、教訓にすると良いと言うので
何時もお財布に入れます。悪いのが当たると、お堂に返すんです。
今年は、まぁまぁ良かったので、もって帰ってきました。
2年前引いたくじは、凶で、中身もよく読まずに、気味が悪かったんで
お堂に返しました。この年、母が亡くなったんですよね。
結婚前、家族で、二月堂に行った時、母と私が凶を引いたことがありました。このとき、確か、妹たちも一緒だったように思うのですが、このときの妹のくじは、小吉だったようにおもいます。
この年は、妹に次男が生まれ、母方の、伯父、祖母が亡くなった後、
実父が亡くなりました。
今思い返すと、メチャ当たってます。怖いくらいに・・・。
ここへ来ると、1年が始まるって気になります。自分と多分、波長が合っているんだろうなって思うんです。年の初めに行って、おみくじを引かないと、気持ちが悪いんですよね。初詣は何時もこの、「大仏→二月堂」
のパターンです。

一つ、今日は、不思議な事がありました。
大仏に着くまで、ずっと咳が止まらず、頭が痛くなってくるほど、辛かったのに、二月堂でお線香の煙をもらいに行って、こうたんの頭や、胸に撫で付けた後、自分にも同じ事をしたんです。
咳が出てて、線香の煙なんてはっきり言って「自殺行為」に思ったんですが、この後、なんだか、喉に風が通るような気分がして、その後咳が止まったんですよ～。そんなこんなで二月堂さんは私にとって、「大事な場所」であるのかな？と思い直したひでもありました。

帰りは、南大門前（大仏殿前の仁王さん（阿吽（あ・うん）像）がいる門のこと）の参道に、先日結婚パーティーをしたＯ君ちの、たこ焼き屋台が出ているので、挨拶に行きました。そこで、たこ焼きをご馳走になり、家路へ。

また、博物館の前で、こうたんは、「めちゃくちゃ大きい『鹿の○○こ』」を、今度は、わざと踏んづけて

「ふんだで！ふんだ！！！ふんだ！！！ふんだ～～～～！！」
おと～ちゃん！○○こ、踏んだで～～ええ事あるかな～？？なにええ事あるんかな～楽しみやなぁ～～～♪

それまで、行きがけに「運が着く」話をしてから、わざわざ踏んづけに行って歩いていた、こうたん。
「とどめの運着け」には、参りましたって～。

頑張ってあるいて、やっとウチの近くまで来た時、川沿いの土手を歩くことになりました。

おこた　　（思わず）「わんこの○○こは踏んだらあかんで～、くさいから」

こうたん　（何と踏む気満々で）「えぇ～踏むで～～」

と～ちゃん　「それ踏んだら、せっかく着けた運、無くなるぞ～」

おこた　　　「奈良公園の鹿さんは、神様のお使いやから、運が着くんやで～、わんこは、ちゃうやろ～」

と言う事で、得心したこうたんだったのでした～。

初笑いの、初詣でした～～。