おこたの紅絲線

今日は、子どもたちのスイミングの月末テスト。

こうたんは、25ｍクロールを泳がなきゃならない。
たちゅは背面キック（背泳ぎの手かきなし）を12.5ｍ泳げなきゃならない。

こうたんは、この春からスイミングに行きだしてから、1度も試験に落ちた事がない。
ただ、以前、コーチに1段階進級確実だったので、時間が余ったのもあって、
「次のテストやってみるか？」とチャンスを与えてくれたにもかかわらず
親の目から見ても、2段階確実に進級できそうだったのに、自分から断った事があって、
1段階ずつしか上がってない。

このときに、私は説教をした。
だめもとで、そう言うときはやらんとあかんで！！
おか～ちゃんは、昔なぎなたやってたとき、初めての試験で「2級を受けろ」と
先生に言われて、後でよくよく話を聞いたら
1級を受けて「落ちても2級」くれるって言われたんや。
それで、「落ちても2級なんやったら、あかんで元々、それやったら1級受ける」って先生に
言い張って、1級受けさせてもらったら、1発で1級受かったんやで！！
（これのおかげで、最短で高校での最高段位（2段）を取る事が出来たのです）
と、だからダメでも頑張ってみろと話した。

たちゅは、夏前に2段階進級したっきり、今回で、同じ級を5回目＠5ヶ月目の挑戦。
背面キックが上手くできなかったのだ。練習も、こうたんほど真剣にやってない
何時もふざけてばっかりで、コーチの指導もまともに聞いてるんだか？！ってな調子で
今まで来てました。先月は頑張ったんだけど、途中で、ちょこっと立ってしまったのが
アウト！！今月もヤバそうだった。

こうたんは、本番に強いタイプなんで、「多分今回も受かるだろう」と私もタカをくくっていた。

こうたんの試験。たちゅに気をとられてて、見てなかった・・・・。

試験が終わって、プールサイドを歩くこうたんの顔。

落ち込んでる～～・・・・ 

 

どよ～んとしつつも、悔しそうな顔！！

ギャラリーから口パクで「あかんかったんか？」
って聞くと今にも泣きだしそうな顔で「うん・・・」

あぁ～なんて声をかければいいんやろって、考えました。


続いてたちゅ、

試験前「何があっても立ったらあかんで！！何があってもバタバタ止めたらあかんで」って
口すっぱく言って「がんばりや～」と送り出した。

コーチの「がんばれ！がんばれ～～～！！」と大きな声がガラス越しに聞こえてくる。
バタ足の波が消えてくる・・・「あぁ～もうまた、あかんかぁ～？」って思ってちょっとして
コーチに起こされて、上がってくるたちゅ。なんともビミョ～・・・。


少しして、こうたんが、なにやらコーチと話している。
話し終わって私のほうを見るので「もう一回やらせてって言うたんか？」
とゼスチャー交じりで聞いてみたら、「うん！！」と言っている。

これだけは時の運。時間がなければ、再度チャレンジはムリ。
不合格となってしまう。「おかあちゃん、神様にもう一回できるように
願っとくな！！」ってもう一回、振り向いて不安そうに、私の顔を見ているこうたんに
言ってやった。もうそれから、時計とにらめっこ！！！こうたんもほかの子の試験を見ながら
早く終わって欲しくて、イライラしてる。

時間の神様はこうたんに味方してくれました。
再チャレンジさせてもらって、見事合格！！

すっごい必死に泳いでるの良くわかったんで、
泳ぎきった時、「うわ～やった～～っ」って泣いてしまいました。

たちゅも、に～ちゃんの合格がわかった後、○×？って聞いてみたら
○にうんうんってしてた。

ダブルで泣かされました。

着替えて帰ってきたときに、こうたんに「何で初めあかんかったん？」と聞いてみたら
「息継ぎの時、水いっぱい飲んでしまって、うわ～ってなって、立ってしもてん」って言ってました。2度目は、「よゆ～」だったんだそうな？！
＠随分必死でしたけど？？（爆）


こうたんもたちゅも、こんなに頑張って結果を出したのは、初めてかも。

スイミングの帰り、入り口に売っている何時もは買ってもらえない、販売機のアイスクリーム
を約束していたので、二人に買ってあげました。二人で合格したからねっ
（1人しか受からなかった時は、どっちもが食べれらないのです。）

夜には、と～ちゃんからのご褒美！！
トイザらスのゲームセンターへ行って、こうたんは「ドラゴンボール」
たちゅは「デジモン」のカードダスゲームを5回ずつさせてもらえたうえに
二人ともレアカードが当たってウキウキウハウハ

ほんっと、よく頑張った我が子達でした。

こんなことで、感動しちゃって泣いてたら、この先、何度泣かなきゃならないのでしょうね？
恥ずかしいけど、楽しみだったりしてます。

　　
先週のお二人