山下公園といちょう並木
山下公園には、「山下公園といちょう並木」の石碑がある。それは、この場所が、かながわの景勝50選の一つである事の記念碑だ。大桟橋入口から山下橋までいちょう並木が続く海岸通りは、幕末・開港期から明治の中頃にかけて、外国人居留地のメインストリートだったところだ。その頃、居留地の外国人からも”日本で最も美しい街路”と賞賛され、海沿いに走るこの道路には、ホテルが建ち並び、彼等の社交の場となるとともに散策の場にもなっていた。11月、紅葉の季節になると横浜マラソンが行われ、いちょう並木の風物詩として、多くの市民に親しまれている。今年は、第27回横浜マラソン大会が11月11日に開催される。27th YOKOHAMA MARATHON ベイエリアの風に乗ろう!との事であります。山下公園には、「インド水塔」、アメリカ・サンディエゴ市から贈られた「水の女神」像、童謡「赤いくつの少女」の像、「カモメの水兵さん」の歌の碑などがある。また、東岸壁に係留されたかつての”太平洋の女王”氷川丸。日本を代表する豪華客船として、太平洋横断実に238回を数え、約25,000人の乗客を運んだ歴史を持つ。