各楽器録り込み
今日は千章と二人で一個ずつ音をちゃ~んと作って録音していく作業。これによりデモでの、とりあえずのイメージの音色がしっかりと太くアナログな温かさで並んでいきます。料理でいうなら、ひとつひとつの素材のアクヌキやらなんやらの下ごしらえ。この作業がある意味、CDになった時の出来映えを大きく左右します。写真の機械はそれをするための道具です。もちろん、時にはPCの中のバーチャル機械(プラグイン)も使います。PCの中だけでやっちゃうと生楽器の呼吸を極力欲しがる僕らには、作業的には速いけどチャチ~くなっちゃうのです。インスタントラーメンと、こだわり素材&手間のラーメンぐらい差がつきます。面白いよね~音って(^O^)ともひょこはギターは終わってるのでどっか行ってます。僕らが何をやるかはもうデモの段階でわかってるので、僕らにお任せなわけですね。これらが昔っからの僕らの作業手順ですね。ただし今回はDr,Ba,Pf,弦などを大きなスタジオで録る以外は、エンジニアなしで自分たちでやってるので、よりイメ-ジ通りの音作りが時間をかけながらも作れていく事になります。こんな時、22年で目の当たりにし聴いてきたかつてのMick Guzauski, Bruce Swedien, Cat GrayやLarry Fergusson, Richard Dodd, John Hamptonなどのエンジニアリング、また耳に染み込んでいる国内外の名プレイヤ-の演奏が財産になって、機械と判断する耳のセンスとの関係に大きく活きてきます。